【留学のリアル】ペラペラになれる?(英語編)
僕は高校2年の時、1年間カナダに留学した。高校の留学プログラムで、クラス全員が現地の各高校へ行くというものである。
そこで、留学中にすべき事や、クラスで英語力が伸びた人の特徴、留学の実態をまとめていこうと思う。
※語弊を生むかもしれないので先に言っておくが、僕にとってのペラペラとは母国語と同じように話せる状態である。
留学のリアル
まず、1年間の留学で英語がペラペラになれるのかという問いに対しての答えは、NOである。クラスでペラペラになった人は1人もおらず、英検2級のスピーキングに落ちる人もいた。
しかしながら、留学の広告や、留学生の体験で英語がじゃべれるようになった!というような言葉をよく耳にする。たしかに、日常会話ぐらいなら喋れるようになったと言う人がクラスでもいた。だが僕から言わせてもらうと、日常会話は日常会話でも最底辺のもので、ペラペラとは程遠いものである。少なくとも僕よりは出来ていなかった。
広告などで実際に英語を話しているところを見るとペラペラになったと思ってしまうかもしれないが、即興ではないというのが現実であろう。
伸びた人の特徴
正直、英語力の取得において最も重要なことは、現地で友達を作りたくさん話すことでもなく、外国人の恋人を作ることでもなく、勉強量である!
僕は帰国時にクラスでトップ3には入れる英語力を身につけることができたが、一番頑張ったことは単語を覚える事である。現地での高校の授業中でも、隙を見て単語帳を開いていた。また、なるべく美術や数学など内職のしやすい授業を取っていた。
英語力が伸びたもう2人の友達も僕と同じぐらいの単語力を持っており、ホームステイの家で受験生並みの勉強をしていたそうだ。
ある程度単語力がつくと、友達が作りやすく比較的楽しい留学生活を送る事ができたので、最優先事項は単語の取得であると僕は思う。(単語力が伴なっていない状態で友達を作っても薄っぺらい会話しかできない。)
まとめ
クラスでトップ3であった僕でさえ、英語がペラペラだとは決して言えないので、1年間でペラペラになるというのは難しいのが現実である。なんなら、体感では2.3年の留学でもペラペラになるのは不可能であると推測する。ペラペラになるには帰国子女のような幼少期の海外生活や、かなり長期間の海外在住などが必要であると考える。
※追記【重要】
現在インドネシアにおり、英語を使って会話をする事が多いのだが、英語力が明らかに上がっていた。
おそらく留学期や受験期で学んだ英語力が上智大学で3年間過ごす間に定着、もしくは整理されスムーズに言葉が出てくるようになったのかもしれない。スピーキングの練習はほぼほぼしていないので、流暢さが増したことに正直驚いている。
まだよく分からないが英語の勉強と定着までの期間にはラグがあるのかもしれない。