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初の中央アジア ウズベキスタン

未知の中央アジア

今まで何か国も旅をしているけど中央アジアは初めて!ずっと行ってみたかったけどなんだかんだ値段とか距離とか考えて東南アジアに何度も行っていた。今までは与えられた夏休みたった5日間をフル活用するしかなかったけど、社会人4年目となると遠慮というものがなくなり、5日の夏休みに有休もくっつけてしまおう!というのと、転職したらこんな長期な休みが取れなくなるかもしれない、という気持ちから7日間休みを取り、行先をウズベキスタンに決めた。

一番初めに知ったのはあいのりがきっかけだったかもな。

昨年のマレーシアに続き、今回も母親を引率した。
夏休みくらい一人孤立して一人でしか味わえない体験をしたかったんだけど、もし転職したら少なくとも2年は母と旅行なんてできないんじゃないか、という親孝行と転職を親に内緒にしている懺悔の気持ちで誘ってみた。

前にも書いたけど、母は飛行機が嫌いで、私の海外バックパックにも大反対だった。が、昨年のマレーシア、今年春のヨーロッパを経て、飛行機への恐怖心が消えてむしろ乗りたがっているのと、なんだかんだ未知の世界に行くことを楽しんでいる様子。

なので、ウズベキスタンがどこに位置して、どんな国なのか、そんな情報何一つ知らないのに「行く」と即答してきた。

というわけで、今回の初中央アジア・ウズベキスタンは母と二人で訪問してきた。

2024/10の第1週目の1週間訪問した。

費用

まだ正確にはカード利用の請求が来ていないのでわからないけど、ざっとこんな感じ。2人でこの値段。

★航空券 : 248,600円
★ホテル : 32,180円
★両替 :  20,000円
★カード利用(キャッシング込) : 30,000円くらい     

約33万円/2人だった。

夏休みだし、母と一緒だし、ちょっといつもよりいいホテルに泊まったので節約したい人はホテルのランク下げるだけで結構安くなると思う。

あと食費。基本的に全部安い。私も母も大食いなので平均以上食べてると思われる。あと昼夜2回とも2人ともビールも飲んでいる。
軽く腹を満たして酒を飲まなければめちゃくちゃ安くなると思う。
ちなみに食費は両替したスムかカードで支払った。ご飯代は高くても惜しまない。

現地で日本人団体ツアーを見かけたので旅行会社のホームページみたら、一人当たり35〜55万するみたいなので、旅慣れしてるなら全部自分で予約したほうが圧倒的自由で圧倒的に安い。今回の私達の2人分で一人の値段、恐るべしツアー。

スム

現地のお金『スム』
忘れないように残しておくけど、1スム=0.012円

なので私は下3桁のゼロを取って、×12して計算していた。
●●サウザン(●●,000)と言われることが多いので、●●を聞き取れれば×12すれば日本円に簡単に換算できた。

航空券

安定のTrip.comを利用。中央アジア初めてだったからどのサイト経由が一番お得かわからなかったけど、Trip.comはダイアモンド会員だし、今までなんの問題もなかったし、すっごい貯まってるTripコインがあるので、今回もTrip.comにお世話になった。コインを少し使ったので端数分ちょいと安くなった。

鉄道予約

アプリで事前に予約。
噂通り販売開始当日から既に残席がない。
寝台列車は空席ゼロ。

アフラシャブ号は買いたい日の販売開始日に無事購入できた。(タシケント→サマルカンド、サマルカンド→ブハラ)

ブハラ→タシケントの寝台列車だけ何日か粘ったけど空席現れず。

諦めて翌日の朝4時台発車朝8時頃着のアフラシャブ号を予約。

ブハラは一泊の予定だったけど寝台列車に乗れないことでもう一泊する必要が出てきたのでキャンセル無料の宿を予約。

諦めきれずにその後も何日か空席チェック!
すると!なんと!空席出てきた!しかも予約したかったVIP席!

というわけで、急いで寝台列車VIP席を予約し、宿をキャンセルした。

※キャンセル料は返金される、って書いてあるけど詳細不明で不安に襲われたけど、キャンセルから2週間くらいで無事に口座に振り込まれた。 

Yandex Goの登録

出発前日にインストール。日本の携帯番号で認証済ませた。

もちろん日本の現在地で使えるわけがない
カード情報を事前に登録しておくとよい!と書いてあったりするけどこの時点では登録できず。

入国後にできるようになるとの情報もあり。

入国後、SIMカード購入。1が月50ギガで100,000スム(約1200円)

SIMカード購入後、Yandex開くとページが賑やかになり、無事にカード登録できた!

  1. タシケント空港→タシケント市内ホテル

  2. タシケント市内ホテル→タシケント鉄道駅

  3. グルアミール→天文台(日本留学歴ある運転手さんだった!)

  4. 天文台→シャーヒ・ズィンダ

  5. サマルカンドホテル→サマルカンド駅

  6. ブハラ駅→ホテル

  7. ブハラホテル→ブハラ駅

  8. タシケント駅→ホテル

  9. タシケント銅像→ホテル

  10. ホテル→タシケント空港

なんと10回も使っていた!!1回あたり130〜270円くらい。安。

なんならヤンデックスのデリバリーサービスまで使ってしまった。最高だった。別の記事で今度書こっと。

参考にした記事

【シルクロードに触れる】ウズベキスタンにノリで行ってみた|ツネニカゼギミ (note.com)

トイレ

1回あたり2000−5000スム取られた。(24〜60円)

切羽詰まってなければ5000はパス、平均は3000-4000、ブハラは汚いけど5000くらい。

お金払うけどきれいじゃなかったり、和式が多い印象。きれいなところはきれいだけどね。ハエ飛んでるところもあり。インドとか他の国でも劣悪なトイレを経験しているので気にはなるけど使いはした。

トイレットペーパーはびよんびよん伸びる素材で(笑)硬すぎてお尻死んだ。おしり拭き持っていかなかったのでノンアルウェットティッシュでしのいだ。それでも死んだ(笑)


感想

記憶が新鮮なうちに思ったことを軽く挙げておく。

とにかく街が綺麗、景色はもちろんきれいなんだけど道端にゴミが落ちてないとか、そういった面でもとても綺麗だった。

綺麗好きの国?なのか、そういう教育をされている?のか、そこら辺は良くわからないけど、レストランでペーパーとかティッシュとか使ったら、10000%持っていかれる。ちょっと口拭いただけでまた使おうと置いておいたり、鼻かんだゴミ置いておいたりしたらすぐ持っていかれた。皿を下げるよりも早い。ちなみに気になって皿の周りのテーブルとの隙間に(テーブルと接していない面?うまく言えない(笑))ティッシュ隠しても、スッと手が伸びてきて持っていかれる。文化なのか。面白い。

子どもやお年寄り、女性にとても親切。バスも電車も、子どもが乗ってきたら、当たり前のように席を立つし、譲られた方はお礼もしない。お礼されなかったからと言って怒るとかもない。だから、譲るのは当たり前、感謝されることではない、という認識なのかなと思った。

譲り方もなかなか強引。座っている人が乗り込んできた子どもの手を引っ張って席に誘導してたり、椅子から落ちそうになってる子どもを自然に抱き押さえたり。当たり前、自然のこと、っていう印象。

中央アジアというだけあって、見事にヨーロッパっぽさ、アジアっぽさ、インドっぽさ、トルコっぽさ、全部が混じっている印象。風景とか、建物とか、服装とか、顔とか!顔はなんとも表現が難しい。この顔がウズベキスタンか!というのがわからない、混じっているっていう表現が一番ぴったり。

観光地がたくさんあるのに、まだ観光業として発達していないところがとても良い。もちろんレギスタン広場とか、観光地として有名で発展しているところもあるんだけど、ブハラなんかは建築物の修復ができていなかったり、カードが使えなかったり。これって不便なことなんだけど、その国らしさが残っているし、修繕されたらこの建築物の本当の姿が見れなくなってしまうのか、という悲しみ。
余談だけど、ブハラでお話した日本人の方。20年ぶりにウズベキスタンに来たそうで。20年前より修繕が進んでいるから綺麗になっていると。いい意味でも悪い意味でもね。20年前に泊まったゲストハウスに行ったら値段が倍以上になっていたそう。
という話も聞いたので、ウズベキスタンはもちろん有名なんだけど、まだ観光面が進んでいない『今の』リアルなウズベキスタンを見れて本当によかったなと思っている。
数年後に来たら景色も変わっているだろうし、観光客で溢れて現地のリアルを見れないかもしれなし、現地の素敵な人柄が変わってしまっているかもしれないし、入場料等物価も上がっているかもしれない。ボッタクリもされない、言葉も通じないのに優しくて平和な国がそのまま続きますように。

旅に行く楽しさって、私の中で一番は異国!を感じて、そこから刺激を得られること。日本語が通じない世界・聞こえない世界、英語も通じない世界、現地の人柄に触れられた瞬間、そんなところにたっぷり刺激を受けられる。
日本人はちらほら会う程度、とてもちょうどいい程度で、英語は通じなくて、現地語とジェスチャーで話が通じる瞬間ってめちゃ楽しかった。これが好きなんだよな〜って。
本当に本当に今行けて良かった。



旅を順に追いながら旅行記も書いていこうと思います。

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