ちょっと遅めの夏休みバリ島⑤ ウブド最高でーす!
9月末に一週間夏休みを取った。
行き先はバリ島。今回は一人旅。
今まで色んな所を旅してきたがバリ島は初めて。
ウキウキの夏休みが始まった。
ちょっと書くのがめんどうになってきたので写真多めで進めます。
バビグリンを食べて王宮へ。(道路渡るだけで到着)
王宮の入り口でどうやらダンス鑑賞の勧誘をしている人たちがいっぱいいる。
「日本人~?ケチャダンス、夜7時からだよ。ここから6時にバスが出るからここにきて!」と日本語が話せるおっちゃんに捕まり、パンフレットのようなものを渡される。
「お!ケチャダンス見れないかと思ってたけどやってるところあるんだ!!行きたい!!」と思ったが、この後のスケジュール決めてないし、迷う。
「行く?ここで1000払ってね、そしたらバスに乗って会場に着くから」と。
「え、おっちゃんにお金払って、この紙を見せるだけで会場に入れるなんで嘘じゃね?」とおっちゃんがぼったくりかもしれないと疑う。
「また見たくなったら来るね~」と一旦別れる。
この後のプランがない。
明日の午前中も予定を入れられることになったから明日の午前中にライステラスに行こうと思ったけど、今日これから日が暮れるまで時間あるしライステラスに行ってしまおう!!時間が足りないくらいいいところだったらまた明日もくればいいし!と。
ライステラスに行くにはタクシーで行くしかない。もともとはウブド観光半日バイクチャーターしたかった。
しかし事前に調べていた通り、ウブドの規制が厳しいのか全然勧誘がない!!そして公式タクシー会社みたいな人はちらほらいるけど調べていた額より断然高い!!
初のgojekを使ってみようと決心。
私はWi-FiもSIMもないのでfreeWi-Fiを探さないと。
ホテルに帰るには遠いし、カフェに入るにはお金も時間もかかるし、、、
そうだ、バビグリン屋さんに戻ろう。
Wi-Fiを使うためにイブオカさんに戻る。戻るといっても中には入らず、入り口でWi-Fiを勝手に借りた。すいません。。。
gojekは初めて使うけど、事前に日本で電話番号認証も済ませておいた。
ここからライステラスで検索。
一応grabでも検索。
カードを登録するのは面倒なのでキャッシュで。
なんかよくわかんないけど、現金払いで補償?を付けたらディスカウントありますけどどうします?的なお知らせが出てきた。
少なくとも今日はライステラスへの往復で2回は乗るからちょっとでも特になるならと、YESへ進む。
一応Grabも見たけど同じくらい。
そして初のgojekでバイクタクシー!!
イブオカさんの入り口で待たせてもらう。欧米人が何人か王宮周辺でバイクタクシーしてたけど、あんまり見かけない印象。
gojek登録のバイクナンバーと違うバイク来たけどそういうものか、と納得しそのまま乗車。気づくと私はヘルメットをしていない。帽子のみ。周りを見るとみんなヘルメットしてる!私が保証がなんとかとかいうプランにしたからヘルメットも付いてないのか??とおびえながらもバイクはライステラスへ進んでいく。
だんだん交通量が減り、ライステラスに行く人だけが走っている。
バイクのスピードも上がり、風が気持ちよい!
で、急に私の帽子が吹っ飛んだ!!!(笑)
「おっちゃん!!帽子飛んでった!!止まって!!」とおっちゃんびっくりして止まってくれた。
怒られるかと思ったけど、普通に笑ってくれた。言葉は通じないけどね。
心を開いてくれたのかそのあとは乗りながら色々質問してくれた。
残念ながら風の音が強すぎてほとんど聞き取れなかったけど。
そして無事にライステラス到着。
バイクのおっちゃんが入り口で整理券もらってくれて、これ持って並ぶんだよ、って。
「え、ここ絶対Wi-Fiないじゃん。帰りタクシー呼べないやん。やべえ。」というのが到着時の感想。
おっちゃん、ここで待ってる、とか言ってくれないかな、って期待したけど帰って行った。
ま、とりあえずライステラス楽しみますか!
入場料は事前に調べたところ2000円するみたい。
今回はケチケチと両替していたのであまり現金がない。
2000円と帰りのタクシー分くらいしかね。
ライステラスは入場料と、ブランコとかで写真撮るなら+料金、って感じのシステム。
私は入場料だけでよいので受付でその旨を伝えた。
「500円ね(私は聞き間違い&勘違いで5000円だと思う)」
「え?」
「500円ね(私の聞き間違い&勘違いで5000円だと思う)」
「え?カードOK?」(調べ間違い??値上げしたのか!!)
「カードはだめだよ。500円ね(私の聞き間違い&勘違い、1500円だと思いなおす)」
「あ、5000円は高すぎるよな、5000円じゃなくて1500円って言ってるのか。」(2000円出す)
「(呆れた顔して)これを腕につけてね」とリストバンドと1500円返される。
なんだ~、500円かよ。思ってたより安いじゃん!!
安堵しました。
ってか先に看板見とけよ。(笑)
早速中へ。
中にはカフェがあり、日本人男子学生?の団体の声が聞こえる。
テラスを散歩!
道が複雑で欧州人家族とともに行き止まりに到達。
戻って正規の道を発見、反対側のテラスに行ってみる。
道が悪く、このまま進んでも遭難しそうだったので引き返す。
そして見事に滑って尻餅ついた。恥ずかしい!!
アジア人カップルに「大丈夫?」と聞かれるも恥ずかしすぎてセンキュー伝えて逃げる。
こういう時カップルに心配されるのが一番恥ずかしい。。。
ライステラスの雰囲気を十分満喫したので退場。
ここのカフェもいいけど、他にもありそうだから外で探してみよっと。
出たところにコンビニがあったので、一旦泥だらけの手を洗い、水分補給。
そして外に出て、来た方向とは逆、坂を上っていくといくつかカフェがあった。
ライステラスに入らなくても隣のライステラスが見えるカフェでくつろぐのもありだったな、と思った。
ただ、Wi-Fiがなさそうで、店の人がいるのかどうかもわからない雰囲気だったので(夕方だったから?)いくつか飛ばして先に進む。
これ以上先に行ってもないよな、というところで、Wi-Fiマークのカフェを発見。
お店のお兄さんもチャーミーでこの店に決定。
1階の席を案内されたけど、2階建てなので2階に行ったらテラスが見えそう!って思って、2階は?と聞いたらWi-Fiが届かないよ、と。
仕方ない、1階で休憩しよう。
ココアを頼んだが在庫がないとのことで、イチゴミルクにした。絶対氷入ってるよな。。。
持ってきてくれたのはチャーミーなお姉さん。
外国人が珍しいのか、どこから来たの?楽しんでね!と優しい。
しばらく休んでそろそろ帰りの支度を。
gojekでタクシーを探す。
、、、、、
全然捕まらない!!!
焦り。
でも画面の、絶対見つけるから待ってね、15分で見つからなければディスカウント!みたいな表示に心救われた。なんとかなるだろって。
何分か経ってようやく向かってきてくれるバイクが見つかった!!
カフェを出て、入り口で待機。
無事バイクに乗れた。無事に帰れる。
帰路は市街地に近づくにつれて大混雑。無事にホテルに到着。
さっきは荷物を預けただけだったので、今回はちゃんとチェックイン。
今日のホテルもホテルきれいじゃん!
荷物を整理して、ホテル散策へ。
夜ご飯場所の候補をいくつか決めて再度散策へ。
洗濯物が7時受け取りだけど、現在5時頃なので、ワンちゃん間に合わない。ランドリーに寄って8時が閉店だと確認して先へ進む。
さっきの遠回りはせずに歩いてみる。
王宮近くのマーケットを覗いてみる。
すると、王宮で会ったケチャダンスの勧誘と同じチラシを持って勧誘している人がたくさんいる!
「7時からケチャダンス。バスはここから出るよ。1000円で買わないか。」と。英語が通じそうな人だった。
「ここで1000円払えばバスも無料?入場料はここで払うだけでいいの?」と聞けるうちに聞いておく。
「そうだよ、どうだ、行かないか」
周りを見渡すと、観光客がみな、手にこのパンフレットを持っている。
怪しいわけじゃなさそう。
でも、どうせ買うなら朝の日本語喋れるおっちゃんの方がいいな。
おっちゃんと会った場所に行ってみる。顔あんまり覚えてないけど。
あ!!いた!!おっちゃんの顔ちゃんと覚えてたわ!!
おっちゃんは別の観光客勧誘中、隣のおばさんが
「ケチャダンスみる?1000円、バスそこから出るよ、どこから来たの?日本?夫が日本語喋れるからちょっと待ってね」
「さっき彼と話したよ、買いに来た」
「おお~さっきの!来てくれてありがとう!ケチャダンス見る?」
「見に行きたい!時間どれくらい?」
「7時から1時間だよ、6時からバスが出てるから今のって行けばいい席に座れるよ」
「洗濯物を今日取りに行かなきゃいけない、8時に閉まっちゃうんだ」
(7時までに絶対に出来上がるんだよね?としつこく聞いてお願いしたのに、閉店は何時だ?と聞いたりしたのでランドリーのおっちゃんに迷惑をかけてしまうのではと心配している私)
「場所はどこ?」
「結構遠い。」
「そんなの明日で大丈夫だよ!バリの人、みんな優しい、明日取りに行けば大丈夫、気にしてないよ!ケチャダンス見よう!」
「そうだよね、明日行けばいいじゃん!チケット買うわ!!」
(何を迷っていたんだろう自分。こんなまた来れるかもわからぬ地で見たかった伝統ダンスよりも洗濯物を優先しようなんて考えがあったことが振り返ってみても悲しくなる。(笑)ここでしかできない体験をしないと!)
「ありがとう、写真を撮ろう!」
おっちゃんにちょっとでもチップ入るといいな。
バス停は王宮向かいのマーケット前にいればいいと。
パンフレットを持っているだけでバス担当らしきお兄ちゃんたちが誘導してくれる。バスくるから待っててと。
数分で会場に到着!
私はバス第4台目くらいで行けたっぽくて席はどこも選び放題。
おっちゃんが言ってた通り、早く行くと良いね。
結構満席だなって思い始めたけど、それでもいっぱい客が来る!!!
最終的にね、このね、緑色のシートが埋め尽くされるくらい来たわけ!!
そしてほぼ時間通りに劇が始まった。
写真はあんまりないし、写真じゃ伝えきれない。
チープな感想で申し訳ないけど、、
すんごいよかった!!
劇のストーリーはよくわからなかったけど、100人近い上裸のおっちゃん達のケチャケチャソング?というかBGM?というか、調和がきれいで、ずっと聞いていたいくらい素敵だった。劇では王様とか女王様が主役みたいだけど、私的には周りのサポーターのようなおっちゃん達が一番だと思った。
劇が終わって出演者が登場。
会場はスタンディングオベーション。この会場の雰囲気も感動的だった。
おっちゃんたちはお辞儀してそくささと裏に消えて行ってしまった。
スタンディングオベーションの中、私はおっちゃんたちに全力で手を振った。
数人気づいて嬉しそうに照れながら手を振り返してくれたのが印象的でうれしかった。
おっちゃんたちにもスポットが当たってほしいなって思った。
また行ったらぜひ見たい、
行く人がいたらおススメしたい、
そんな素敵なバリ島ウブドの夜でした。