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ブランドとは

はじめに

このnoteは、これからブランドビジネスを始めたい方や、ブランドビジネスをしている方向けて、自らが経験したことを元に書いていきたいと思います。


まずは、簡単に自己紹介。

現在29歳で、スタートアップの執行役員として働いています。
これまでは、上場企業を中心にブランドを大事にしている企業で働いておりました。前職では、欧州系ブランドをCEO直下で立ち上げを行いました。(業界内では、そこそこ力があると思います。)

上記の経験を元に、「ブランドビジネスって、こういうものだよね。」という考えを書くことにより、少しでも自らの経験を拡散することで、ブランドビジネスを行う方の役に立てば良いなと思います。

ぶっちゃけ、まだまだブランドビジネスのドロドロした側面を本当の意味で知っている方は多くないと思います。これは、今まさに働いている方を含めてです。

本当のブランドビジネスを知るためには、立ち上げ期からのヒト・モノ・カネを肌(経営視点/当事者として)で経験する必要があるので、なかなか難しいとは思いますが…

そんなリアルを書いていけると良いなと思います。

ブランドとは?

さて、ここから本題に入りたいと思います。
唐突ですが、「ブランド」とはなんでしょうか?

私が考えるブランドとは、下記です。
「すごく個人的な思想がきっかけとなってカタチ作られ、それが特定の人にとっては、無くてはならないもの。」

正直なところ、世の中にとって本当に必要なブランドはないと思っています。本質的に、人間という生物のことを考えると「食欲・性欲・睡眠欲」の3つがあれば生存できます。そして、ここにブランドに介在価値はあるのでしょうか?

例えば、食欲。
日本人が主食として食べる「米」は、ブランド米である必要はあるのでしょうか?必ずしもブランド米である必要はないと思います。

なぜなら、大災害で食べ物がない時に、「私は、絶対にこのお米しか食べられないんです。」という人はいるでしょうか?

しかし、平時の日常生活において「私は、コシヒカリしか食べないと決めているの。」これは、まさにコシヒカリがブランドとして成り立っているということでもあると思います。

このブランドを作り上げるためには、特定の人の欲求を満たずことが絶対条件となります。そして、世の中に存在しているブランドは、この欲求を満たすことに命を懸けていると言っても過言ではありません。

ブランドが生まれる瞬間

では、ブランドはどのようにして生まれるのでしょうか?
私は、ブランドが生まれる瞬間というのは、下記の2つしかないと考えています。

・どうしても世の中に出したい。自らが出さなければならない。
・世の中のものに対して、抑えきれない怒りを感じる。

このどちらかが起点となり、世の中に生み出されたものが本当のブランドだと思います。これは、有名であろうがなかろうが、売れていようがいまいが関係ないと思います。

有名になるか、売れるかは時流や運の要素もかなり強いので、コントロールすることができないからです。

逆に言うと、上記2点がないものは本当の意味でブランドにはなれないと思います。

Amazonを開けば、欲しいものが翌日は手に入る時代ということが頭に入っていれば、これは言わずもがなでしょう。

最後に

ブランドビジネスを考える上で、おすすめの動画を貼付しておきます。
気になる方は、ぜひ見てみてください。

引用:Pivot
【企業分析:ユニクロ】柳井正の頭の中/「世界一」から逆算/失敗を恐れるな/破壊と進化の歩み/ユニクロとは何か?/定番商品をアップデート/待ち受けるハードル/どうする後継者問題


次回は、ブランドディレクターの役割について書いていきたいと思います。

ではでは。

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