心の底からのI'm sorry
人生で初めてかもしれない。
本当に心の底から自分が悪かったと思い、ごめんなさいと言えたの。
ここ数日、喧嘩が絶えなかった。
事の発端は、生活費等々を彼がずっと立て替えてくれていたこと。
私は当たり前のように、自分の生活にかかる費用は自分で払うべきという考えなので、パートナーであろうが何だろうが全て割り勘であるべきと思っている。
ただ一緒にレストランに行ったり、スーパーに行って私が払おうとすると
彼は還元率が高いカードで払おうよ、と言って結局払ってくれる。
で、私はお金を借りたままになっているのが嫌なのでその場でpaypayしようとするが、「後でいいよ」と言われそのまま記憶から消え去り、結局いくら払ってもらっているのかもわからないという状態が数週間続いていた。
ただ彼はそのことが気がかりだったようで、「流石に返してほしい」と言われた。
払ってもらっていること自体はありがたいが、
私が借金をしているみたいな言い方をされたのは若干頭にきた。けどとりあえず「ごめん、そんなつもりじゃなかったんだけど。いくら返せばいいか教えてくれる?」と伝えた。
問題はここから。
彼は文字通り、自分が過去にいくら払ったかをまとめて、〇〇円ねと伝えてきた。私は「もしかしたら私も数回くらいはまとめて払っているかもしれないな」と思い、暗にそのことを2回くらい伝えたが、いまいちレスポンスはなかった。
先週末、旅行の計画を立てているときに改めてお金の話になり、
彼がいくら立て替えているかを加味して、旅行代含め一気に精算しようとなった。
そのとき私が「私も金額は少ないかもしれないけど、払ったかも。それは加味してくれないんだね。」と若干拗ねた口調で伝えたことから喧嘩勃発。
彼「暗に伝えたと言われてもハイコンテキストすぎて伝わっていないし、今の今までそんなこと言われてたことすら知らなかった。」
私:「そんなこと直接言わなくても、それくらい考えてくれると思ってた。まあ数回伝えたが。」
彼:「思ったことはストレートに伝えてもらわないとわからない。自分はハイコンテキストの文化で育っていないから汲み取れるわけない。」
私:「いきなり全部文化のせいにしないで!」
彼:「いつも自分はハイコンテキストなカルチャーで育ったから、、って言い訳してるくせに!」
とお互い相手を捲し立てるような言い方での応酬。
彼はこの時点ですでに数日私の家に泊まっていたので「もう家に帰る!」「Me timeがほしいなら出ていくけど」と言い出した。
私は正直Me timeが欲しかったが、そこで
「自分の時間が欲しいから、家に帰って欲しい」と言ったら彼が
「I don't love you」と捉えそうなのが怖くてYesともNoとも言えなかった。
彼は何度も「Do you want me to leave? You might want some "Me time."」と言ってきたが、結局白黒はっきりさせないまま時間だけがすぎた。
この一連のやり取りで彼は
「I don't feel welcomed to your place」
「I don't feel loved or respected」
と感じたらしく、彼も拗ね始めた。
私は、そんなことない!と言い張ったが
そんな上っ面の発言は何の効果もなかった。
そのあと一人になり、
なんでこんなことになっているんだろうと考えると「私がいつも自分の主張をせず、でも後になって爆発する」という一連のパターンが見えてきた。
・私もお金を〇〇円立て替えたから精算金額に入れて欲しい。
・Me time が欲しいから少し一人になりたい。あなたのことは大好きだけど、それとは関係なくたまには一人になる時間が必要なの。そうでないとNegativeな行動をとってしまうから。
最初からストレートに思ったことを伝えればこんなことにはならなかったかも。
「私が悪かった、、?」と思った。
いつもなら「でも」「だって」と言い返すところ
今回はなんの言い訳も見つからなかった。
彼からは、この関係性をどうするか考えないとかもね、とLINEがきて
もしかしたら彼を失うかも、と思った。
でもあまりに喧嘩をするから不安になって
「How do you feel when you love someone」
とググってしまった。
あんまりピンとくる回答はなかった。
結局は人それぞれだよな、という結論。
でもスマホを開いたついでに、彼との写真を見返し始めたとき
「 Ah, I think I love him」と思った。
彼を失うかもと考えただけで涙が込み上げてきて、しかもこんな笑顔を私が台無しにしてると思うと罪悪感でいっぱいになって
早く謝ろう、と思った。
23時55分くらいに全てやることを終えて彼にFaceTimeした。
一回で出なかったけどすぐにかけ直してくれた。
「I'm sorry.」
本当に自分が悪かった、ごめんね、という気持ちを込めて伝えた。
喧嘩が嘘だったかのように穏やかな会話で
彼も「I'm sorry. 」と言ってくれた。
「Thank you for understanding.」とも。
Relationshipは一緒に成長していくことでもある、と聞いたことがあるけど
まさにそうだな、と思った。
自分が成長できる場所って、仕事とかプロフェッショナルな場と思いがちだけど
彼と出会って自分がいかにまだまだ未熟かを思い知らされている。
でも「Please help me improve myself」と伝えたら「Of course」と。
私が彼に何かを教えることももちろんあるし、
今回のように私が学ぶこともたくさんある。
「自分が悪いと思ったら素直に謝る。」
保育園で習った気もするけど、改めてメモメモ。