【CA仕事術】女性社会で輝ける人の特徴
今回は上空3万feetの女性の世界で生きる私から見た「CAの世界で輝いている女性の特徴」についてお話させていただきます。
CAの仕事は成果が数値に表れるものではありません。1つのプロジェクトを何ヶ月もかけて大成させるといったこともありません。一話完結型の仕事です。成果が目に見えずわかりづらいため評価は上司の目に映った評価がそのまま反映されることとなります。
つまり上司にとって好印象=好かれ上手 な人がCAの世界でいう仕事のできる人となるのです。
魅力的で好かれ上手な自分になれば、やりにくい女性に出会ったときにもうまくかわすことができます。
そのためにはどんなエッセンスが必要なのか?職場で心地よく輝いて働くにはどうすればよいか?といったところをまとめてみました。
なおここでは「明るく元気な挨拶をする」などといった基本的なことは割愛し、+αの部分に着目したいと思います。
1.小さな気遣いをコツコツと継続する
「神は細部に宿る」という言葉があるように細部を愚直に磨くことができる人は信頼されます。
いわゆる「雑用」といわれるような小さなことを率先して行うことや、仕事で使う資料をさりげなく上司の分まで用意しておく、仕事の合間に一杯のコーヒを差し上げるといった地味で小さな気遣いが出来ることで上司の働きやすさ→自分の働きやすさに繋がるだけでなく、「この子はお客様の前でもきっといつも細やかな気遣いができる子だわ。」という評価にも繋がります。
2.すぐに行動し、すぐに報告する
素直な人は可愛がられます。
アドバイスされたことに理解を示すことは誰だってできることです。それに対し行動に移し結果を出すことが出来る人が印象に残ります。
大切なのは、スピード感を持って行動→報告まですることです。
「〇〇さんにアドバイスしていただいたことをこのように直してみたのですが、よろしければ確認していただけませんか?」
報告まですることで上司は、自分のアドバイスをしっかりと受け止めて直してくれたんだな、この子をさらに成長させたい!という気持ちになり、さらに上級レベルのことを教えてくれるかもしれません。
少なくとも素直で真面目な子だと認めてくれるでしょう。
3.相手のほしいものを提供する
世の中には様々な性格の方がいますから、その人の性格に合った柔軟な対応をすることが大切になってきます。
相手が仕事をする上でこだわっているポイントは何なのか、相手の気持ちが満たされるためには何が必要か(例:褒める・とにかくテキパキとする)、また何がタブーかといったところを見極め、相手が求める自分を演じることも技術の一つです。
4.役に立つ人間になる
相手にとってプラスになる行動ができる人は慕われます。
自分ベクトルではなく相手ベクトルを持って相手の為となることをプレゼントするのです。
例えば自分が困っているとき、「〇〇すると良いとマニュアルに書いてました!」と必要としている情報を教えてくれたらとても助かりますし、相手に感謝の気持ちが生まれますよね。相手の為を思ってとった行動は巡り巡って自分が困っているときにも優しさとして返ってくるものだと思います。
5.ストーリーを大切にする
CAは毎回同じ人と飛ぶばかりではありません。むしろ毎回初めてお会いする人と飛ぶことのほうが多いです。
フライト中色々なことがあっても、特に国際線は時間も長いですし、なんせ一話完結型の仕事ですのでフライト終わりにはお疲れ様でした!とさくっと終わることが多いです。
そんな中で好印象を与える人は、到着後のミーティングが終わったあとにフライト中にあったことを交えてお礼の気持ちを伝えています。
「〇〇さんに教えていただいたコーヒーの淹れ方、今度実践してみます!」
など少しの一言でいいのです。相手との大切な時間を大切にする姿勢を見せることで、相手はぐっと好印象を抱いてくれ、次にご一緒した際にも円滑に仕事が進みやすくなります。
いかがでしたでしょうか?少しの工夫で皆様の職場での人間関係が円滑になりますよう、そして職場で自分らしく輝けますよう願っています。
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