cali≠gari『ピーピング♡エロチカ2020』@名古屋Electric Lady Land
cali≠gariは面白いバンドです。これまで何度もそう思ってきました。
今回のツアーに関しても、やはりcali≠gariらしい遊び心?悪ノリ?みたいなものが発揮されています。
名盤『ブルーフィルム-Revival-』を引っ提げ、久しぶりに有観客で行われているツアー『プライベート♡エロチカ2020』。
私は現地へ赴くことが出来ないため、こちらのツアーをツイキャスで配信する『ピーピング♡エロチカ2020』で心の全力全通をさせて頂く予定でおります。
このツアーの何が面白いかと言うと、販売している配信の種類が1つではないところなのですよね。
公演日が違えばそりゃあ何種類も売るでしょうよ、と思うじゃないですか。いや、そうではなくてですね……。
1回分の公演で何種類もの販売が行われているんですよ。
詳細は画像の通り。
話題を呼んでいる(?)のが、「自称関係者席」と「あなたのプロンプター席」。
名古屋公演では、私は自称関係者席をチョイスしました。御三方とももれなく観られますし。
とにかく自称関係者になりきって楽しんでくださいね、終演後に関係者に渡すゲストパス(画像)とセトリをメールで送りますよ、という説明文にまんまと惹かれたのでした。
名古屋公演、良かったですねえ。しみじみ。
『ブルーフィルム』が、色褪せない名盤中の名盤ですからね。そのアルバムをメインにした公演が良くない訳がないのですよ。
『ブルーフィルム-Revival-』は、これまで発売された1st、2ndの良さを引継ぎつつ、「デリへルボーイ!デリヘルガール!」や「さかしま」という新曲があったり、既存曲も進化を遂げていたり、名盤に磨きをかけているといった印象を持てるアルバムだと思います。名古屋公演は、そのことを再認識させられた公演でした。
ブルフィ曲以外の選曲も、ライブ定番曲から、ブルフィの世界観に上手く馴染む曲で固められていてとっっっても良かった。そんな中での「散影」は意外すぎたけれど、大好きな曲なので超嬉しかった〜。
MCも長めで、研次郎さんがいつも通りキレっキレで本当に面白かった。
研「『ソーシャルディスタンス』っていう曲作ればいいじゃん?」
青「またそういう方に持ってった?って言われそうで怖いけど……。どんな曲、え、(研次郎さんに)任せますよ???」(中略)「俺のソーシャルディスターンス!(メタル)みたいな」
研「青さん風なの作りますよ」
青「それ難しくない?(笑)」
研「"風"は得意だから。いつものお得意の『ソーシャルディスタンスだったんですけどね〜♪(ブルーフィルムのメロディー)』ていう感じので……」
のくだりでアホほど笑った。研次郎さんのブルーフィルムいじり大好きなんですよね……。「春の日だったんですけどね〜♪」とかね。
石井さんは石井さんで客(ロリータファッションをしていたのかな?)をいじり始めたりして、割と通常運転でしたね。
やはり私は「ブルーフィルム」が大好きすぎて、毎回聴く度に泣きそうになります。ライブで聴けたのは去年の12月のVeats shibuya公演が初めてだったので、まだ1回しか生ブルフィが味わえていなくて悲しい。早くもう一度生で聴きて〜〜〜。
公演そのものももちろん良かったのですが、さらに何が良かったかって自称関係者の皆様のコメントですよ。
上から目線なコメントとマウントの取り合いがすーーーごいすごい。笑
コメントが面白すぎて、曲が頭に入らなかった部分も所々あった(おい)。
でもやっぱり本心は出てしまうもので、皆様上から目線なコメントの後にかっこ書きで(最高……!)(この曲本当に大好きです!)みたいな感じで書いていたのが愛おしかったです。ちなみに私もそうしていた。
終演後には、スタッフの皆様が会場を片付けている様子を少し観ることができたり(裏方仕事の重要さ、ありがたさを感じました。貴重。)、メンバーからの挨拶があったりしました(特に石井さんの挨拶が完全に余所行きで面白かった)。
メールに、是非関係者になりきって感想を書いてくださいね、とあったので
こんな感じで感想ツイートもふざけてみました。(画像はメールで送られてきたもの。抜かり無さ過ぎるでしょ。)
自称関係者席、何もかもが最高でした。
大阪公演も自称関係者席にしようかなあと思ってはいますが、例の「あなたのプロンプター席」もものすごいという噂なので悩んでいます。
いや、これは凄すぎる、尊み無理みが深い。
以下、メールで送られてきたセトリ。
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おまけ。私が個人的にウケた場面です。
この時石井さんは「原色エレガント」と仰っていました。大嘘じゃないか!!!!!(笑)
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おまけその2。MVが最高なので是非観てください。