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2024.7.20 cali≠gari 「cali≠gari TOUR17」 @ 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE

cali≠gariの今ツアー日程が発表された際、新潟出身の友人①(私にcali≠gariを教えてくれた大切な人)に「新潟行っちゃおうかな〜(笑)」なんて軽い気持ちで言ってみたら、友人②(私の誘いがきっかけで昨年cali≠gariを好きになってくれた大切な人)を連れて実現することになりました。昨年の自分に教えたらとてつもなくびっくりすると思う。

人生初の上越新幹線に乗り、優雅に新潟へ…

と思っていたのですが、
・高速道路の渋滞
・駐車場が見つからず迷子
・乗車券代わりのICカードの残高不足(初乗り料金が入っていないと改札内に入れなかった)
というトラブルが重なり、あらかじめ予約した新幹線に乗れたのは発車1分前。マジで危なかった…。


死ぬほど焦って走った後に食べた"新幹線凄く硬いアイス"はめちゃくちゃ美味しくて染みた。


途中、高崎を経由するため「群馬だ!安中という字もある!!」と謎に興奮しながら撮った写真

想像していたよりもあっという間に新潟に到着。新幹線ってすごく速い。当たり前だけど。

駅で友人①と合流し、お昼ご飯を食べました。

へぎそば穴子天丼セット。歯応え抜群で非常に美味でした。


お腹がいっぱいになったところで、バスで会場付近へ向かう。この土日、天気予報では時々雨が降るという情報を目にしていたのだけれども、一度も降らなかった。嬉しい。晴れオカマがいたからかしら?


1つの建物内に3つのステージがあるの面白いですね。友人①が、「前はもう少し広いRED STAGEでやってたんだけど、今回予約で埋まっててBLACKにしたのかと思ったら違うんだね〜」と言っていたのですが(この日RED STAGEは何も予定が入っていなかった)、前はコロナ禍だったから広い会場でやっていたのだということが後々わかりました。

グッズを買った後時間があったので、喫茶店に入るために商店街のようなところを歩く。
そこに、よく写真で見かけていたドカベンの登場人物たちの銅像があったのでテンションが上がりました。

青さんにケツバットを食らわす、の図

喫茶店は昔ながらといった雰囲気でゆったりと過ごせました。

コーヒーの名前が「氷の女王」だった。
石井さんもよくコーヒー飲んでいるイメージだけど、味が好きなのか眠気覚まし感覚なのかどちらなのだろう。
私はどっちもだよ(どうでも良すぎる)

友人①、②共に喫煙者なのですが、2人が煙草を吸う姿が妙にかっこよくて羨ましかった非喫煙者でした。

そしてこれも後々知った情報なのですが、後から入店してきたガリストがフォロワーさんだったのでした。いつかちゃんとご挨拶できたら嬉しいです。

そんなこんなしていたら開場時間となり、整理番号が呼ばれていったわけですが、早い番号の人たちが所々呼ばれてもいなくて、もしかするとみんな直前に体調崩しちゃったのかなあと心配になりました。色々流行ってますものねえ…。

で、元々そこそこに良番だったのに実質更なる良番と化し、3列目センター辺りに行くことができたのですが、ステージ近いし視界が良好すぎだしで若干困惑&緊張しました。石井さん丸見え状態。


( ´ཫ` )


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ライブの記憶を綴る。

・17:00ぴったりに開演。珍しいな〜と思っていたら前の人が「ぴったりじゃん(笑)」と言っていたのを聞いて、私と友人①爆笑。(友人②は後ろでゆったり観ていた)

・青さんの髪が本当に真っ赤になっててびっくり。赤さんだ。ボーダー柄の長袖Tシャツを着ていたのだけども、囚人みたいと言っている方がいてなんとも言えない気持ちになった。笑
研次郎さんはハーフアップみたいな髪型をしていた。すごく似合っててときめいた。またすぐにやってほしい。衣装もシアー素材×網素材(?)でえっちだ!と思った。
そんで我が推し石井さんはというと、ここ最近で1番好きビジュで涙。スカートスーツ風セットアップにシアー素材のトップス&レザーパンツをあわせるとかいう、私のツボを見事にどつくような衣装。ヘアメも最高で、髪の毛が所々白く塗られていた。そんな神が創り上げたようなお姿を、頭の先から足の先まで見れてしまう近さにいるという幸運。新幹線にギリ乗れたこととかもあったし、この日の私はとことんツイていたのかもしれない。
サポートドラマーのブッチさんはアンゴルモアネコチャントップス(石井さんがそう言っていたらしい)を着ていました。あれがアンゴルモアネコチャンなのか。

・「サタデーナイトスペシャル」〜「反ッ吐」の繋ぎ、やっぱり最高すぎるって。ヘドバンネキが何人かいてそれもまた最高だった。

・「化ヶ楽ッ多」が好きすぎる。元ネタのゴーストバスターズを全然知らなかったので、この前ちゃんと聴いてみたら、ガチでそのまんまのフレーズで笑ったけど。

・からの「-踏-」。みんなが手扇子(という名称で良いのかしら)するところ、見ててもやってても楽しい。
どうでもいい話かもしれないけど、石井さんのマイクって口にあたる部分が赤く染まってません?リップかな?少し前からマイクを向けられる度に気になって見ちゃいます。この日もたくさん見た。

・MCで青さんが「薬のせいで眠い」と言っていた。確かにめちゃくちゃ眠そうだった。演奏中に寝そうな青さん、その寝顔も含めて可愛い♡
シャブ漬け(言い方)になっているせいで7月に入ってからお酒を一滴も飲んでいないらしい。それがストレスになっている(から治りが遅い、ということだろうか)とも。飲酒ができるって尊いことなのかと実感。

青さんいわく、新潟の水は綺麗とのことで、水道水をそのまま飲めるし、なんならトイレの水ですら飲める(便器内の話ではない)とな。私の地元らへんも水が美味しいで有名なので、対戦してもらって良いっすか?(でも本当に美味しかったから全然負ける可能性がある)

新潟はツアーで外したことないよね?という研次郎さんと、そうだっけ?と言う青さん。
研次郎さん「富山とか福井はあまり行ったことないかも」
青さん「え、今日富山とか福井から来てる人いるの?」
実は友人①は最近福井にお引越しをしたので、君だよ!と腕をパシパシ叩く私。手を挙げる友人①。
青さん「ありがとうございます。2人っきり。まあ興味ないです。」
バッサリ切られていた。

ブッチさんと白石さんたちと一緒に新潟に前日入りした青さん。
へぎそば8人前を6人?で食べたとのこと。頼んだのは日本酒で出来上がったバラちゃん(青さんはバラちゃんに日本酒を飲ますなと散々言っていたらしい)、それを片付けた?のは白石さんなのだそう。白石さんの話は研次郎さんが言っていたのだけど、青さんが「白石さんのパブリックイメージを壊してはならない」と笑いながら言っていた。青さんはお酒も飲めないので1次会で帰ったものの、他のメンツは3次会までやったんだって。ライブ前にそれはタフすぎる。青さんいわく、これを"打ち上げの前借り"として、cali≠gariはそればかりやっているそう。すごいっすね…。
結果、バラちゃんは見事二日酔い。そりゃあそうだ。日本酒で出来上がったバラちゃんは、「cali≠gariのツアーファイナルはあんな小さいところで収めちゃならない!」的なことを言っていたようで、バラちゃんがいるからcali≠gariはライブができるのだと青さんが仰っていた。ありがとう、しごできギャル。今度バラちゃんに何かしら差し入れしようかしら。笑

その後、青さんは深夜に松屋へ行こうと思ったら閉まっていたことに健全さを感じ、新潟には何故ローソンしかないのか疑問に思ったそうな。ローソンの件については、友人①いわく「有名だった半分埋まってるセブンがなくなっちゃったんだよ〜」と言っていた。半分埋まってるセブン…?(ググればわかる)

研次郎さんも前入りしたらしく、ホテルの部屋に入った瞬間に「今だるまや(新潟の美味しい居酒屋)にいるんですけど、一緒に飲みませんか?」というLINEが入って気持ち悪かったと言っていた。研次郎さんも青さんも、ブッチさんの発言を声真似をしながら言うの本当に面白い。そして似ている。当の本人は「俺そんなふうに言ってないじゃ〜ん!」と言っていたが、まんまその話し方だったよ。笑

ここのMCで言っていたか忘れてしまったのだけど、研次郎さんが青さんに「秀仁くんみたいな同級生いた?」と問いかけて、青さんが「いないし、いてほしくない」と言っていて笑った。事ある毎にそう言ってるよね。まあ気持ちはわかる。

ふと青さんが石井さんの方を見て、「あ、そろそろやった方が良さそうです。(石井さんの)顔がどんどん怖くなるんで。彼は決して不機嫌なのではないですよ。」と言っていた。この日石井さんは一言も喋らなかった。笑

・「恣」、聴けば聴くほど好きになる不思議な曲。

・「暗い空、雨音」、チームcali≠gariでつくりあげたという背景も込みで愛している曲。

・「白い黒」、まさかこのツアーのセトリに必ず入ってくるものだとは思っていなかったため、その経緯が非常に気になる。友人①は、まさか聴ける日が来るとは…と言っていた。私も同じ気持ち。

・聞き覚えのあるSEが流れ、これはあれですねえ!と1人心の中でガッツポーズをかます。自然と拍手も起こる。途中、青さんが歌うあの箇所の声が聴こえ、確信に変わり私は「ラブ・ストーリーは突然に」のジャケ写の小田和正ばりに身体を仰け反った。私はそのくらいこの曲が好きなんだよ!「一つのメルヘン」よ!!
前の岩手公演でこの「一つのメルヘン」と、「銀河鉄道の夜」をやったとの情報を目にして、私はそりゃあもう羨ましくて羨ましくて血の涙を流しそうになったので。ここでひとつは回収できて幸せでした。「銀河鉄道の夜」も近々回収できたら嬉しいな…なんて。

・毎公演、そこでしかやらない曲を必ず入れてくるという点でも、私はcali≠gariのライブが好きだ。
新潟公演は「汚れた夜」でした。研次郎さんはこの曲を"けがれたよる"だと勘違いしていたらしい。確かにどちらとも読めるな。

・「隠されたもの」も定番曲となりつつありますな。ブッチさんのドラムがまたこの曲に良い味を足しているような気がする。

・青さん「新潟に族はいるんですか?」
ガリスト「いる!」
青さん「え、いるの?!…素敵な街です(ニッコリ)。名前はなんて言うの?」
ガリスト「%&¥@#(聞こえなかった)」
青さん「なんて???私耳栓してるから聞こえないんだった」
ガリスト「…」←気になるじゃん!教えてよ!笑

(ちなみに青さんの耳栓は耳にフィットしないようで、途中で飛び出したらごめんと言っていた。)

・族の話からの「ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!」〜「ナイナイ!セブンティーン」。若さとか青さとかそういうものを感じられる良いセットだ。

・「コズミック、然れど空騒ぎ」の後に「淫美まるでカオスな」を求める身体になってしまっているのか、コズミックがコズミック単体で終わることに強い違和感があってびっくりした。でもその後にすぐ「マッキーナ」が来たので、相変わらずあちこちで舞い上がる羽扇子の羽の如く、その違和感などすぐにフワフワと忘れ去るのであった。

・噂に聞いていたセッション、えっぐぅ〜!研次郎さんのベースも、青さんのギターも、ブッチさんのドラムも、個が強い感じがすると思っていて、このセッションも3つの音が溶け込む、馴染み合うというよりかはバチバチにぶつかり合うって感じで、それがまたかっこよかったんだよなあ〜。そこから続く「乱調」がまた堪らん良かったわけよ。

・「東京アーバン夜光虫」のイントロを聴きながら、え、もうすぐ本編終わるじゃん?!と体感時間の早さを感じる。楽しい時間は何故こんなにも早く過ぎてしまうのか。

・「月に吼えるまでもなく」はなんとなく石井さんが歌う姿をジッと見つめていた。あと何度石井さんが歌う姿を見られるだろうか、なんて考えながら。

・「沈む夕陽は誰かを照らす」は涙腺が危なくなっちゃうんだよなあ。今これを記している瞬間もちょっと泣きそうになっているし。
私が音楽を好きになるきっかけとなったバンドが活休を発表して、それから初めてのライブだったので、その出来事を思い出しながら聴いたらすごくリンクしてしまって。永遠なんてないって頭ではわかりきっているのに、どうしても永遠を求めてしまうのは何故なのだろうね。


・バラちゃん救済のためのアンコール手拍子は健在で安心しました(?)。仙台の時にいたらしいアンコールニキに憧れのような気持ちを抱いているので、負けじと声を出そうと頑張ってみた。結果、何回かひっくり返った。声がデカいのが取り柄(むしろ欠点の方が目立つが)なのに、まだまだだなぁと思う。

研次郎さん登場。まともなMCをする発言で笑いが起きる。その背景に石井さんの怖い顔が見えた…気がした。笑

研次郎さん「青さんは"かわいい"、秀仁くんは"かっこいい"、俺にもなんかないかなあ?"か"から始まって"い"で終わる形容詞が良いんだけど。」
ガリスト(大天才)「かしこい!!!」
研次郎さんと会場全体「おお〜!!!!!」
かしこいと言ったガリストさんのお顔を見ることができたのですが、とても良いドヤ顔をしていて愛おしかったです。あなたが1番かしこい。

研次郎さん「青さんは?」
ガリスト\かわいい!/
研次郎さん「秀仁くんは?」
ガリスト\かっこいい!/
研次郎「研次郎さんは?」
ガリスト\かしこい!/
↑最高のコールアンドレスポンス

研次郎さん「ササブチくんはなんだろうね?」
ササブチさん「俺は大丈夫っす」←ウケる
後々戻ってきた青さんより「かるい」と言われていました。ぴったりでワロタ。

友人②がSGでして、青さんの保存会にも入会してるのでそれで教えてもらったことなのですが、研次郎さんと石井さんには"新潟事件"なるものがあったらしく、それは一体何なのだろうかとずっと気になっていたのですが、きっとその答えであろうエピソードが研次郎さんの口から聞けたので書き残しておきたい。

活休前に新潟でライブをした際、どセンに厄介なバンギャ(新潟では有名な人だったらしく、その時は浴衣を着ていたとのこと)がいて、
研次郎さん「"私は石井秀仁と喋りたいの〜!"って言い始めて、秀仁くんは"俺はお前と喋りたくねえ"って言ってたんだけど、俺が怒って"黙れ!!!"って言っちゃったんだよね。もう『%&¥@#!!!』って言葉になってない感じでキレちゃって。その子たち、スタッフに外へ連れ出されて泣かせちゃった。」
そして、さっきはごめんね的なことで「嘔吐」を2回やったのだそう。青さんいわく、「あんなに真顔でやった『嘔吐』はない」とのこと。若さとは恐ろしいですな…。
時は経ち、そのバンギャから"あの時のあれは私です、すみませんでした"的な手紙があったそうです。ちゃんと謝れるバンギャ、偉いけどすごい勇気あるなと思った。笑

・そんな厄介バンギャに絡まれた過去を持つ石井秀仁さん作詞作曲の「龍動輪舞曲」。研次郎さんが前方のガリストたちにハイタッチしてて羨ましかった。
新潟、結構スペースにゆとりがあって、ギュウギュウになることはほぼなかったんだけど、青さんと研次郎さんが前に出てきた時のその付近の盛り上がり方はさすがでしたよ。メンバーをキラキラさせてた(伝われ)ガリストもいてフフってなりました。

・「バカ!バカ!バカ!バカ!」で拡声器使うの大好き…石井さんに罵られるの最高……厄介バンギャになりそう………(やめろ)。

・「クソバカゴミゲロ」で最初で最後の後方からの押しがきた。押されに押されてほぼ最前となり、石井さんが目の前にいる状態になってしまい、ひょえ〜となる。腹筋及び肌がとても綺麗だった。ご馳走様でした(?)。

・ライブ終了。研次郎さんが去り際に「体調管理には気をつけて」と仰っており、本当だよねぇ…と思う。青さんは喉をやられてたりとかしたし、石井さんは当日に新潟入りして当日中に帰るくらい忙しいみたいだし(だけどバスセンターのカレーは食べたんだって。良かったねぇ。)、メンバーも充分気をつけてほしいですな。暑さやコロナやその他諸々に負けず、cali≠gariもガリストもみんな元気な状態でツアーを乗り切れますように!


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終演後、友人①がこの日のオリジナルドリンク「ナイナイ!セブンティーン」(メロンソーダ+カルピス)を飲んでおり、1口頂きました。美味しかった。ていうかGOLDEN PIGSはそういう粋な計らいをするのね???知っていたら飲みたかった…!
クローク300円、ドリンク代500円という価格設定にも驚きました。良いライブハウスすぎる。またここでcali≠gariを見たい。

その後、友人①おすすめの居酒屋で打ち上げ。ここがもう…本当に本当に美味しかった……。

cali≠gariにも友人にも出会えて良かったと心から思う


新潟2日間で南蛮海老の味噌汁をたらふく飲んだ

翌日もホテルの朝食から、お昼に食べたラーメンまで、口にするもの全てが美味しすぎて、新潟があっという間に大好きになったのでした。


タレかつ丼がタレかつ乗せご飯になっててウケる
だるまやのラーメン。たまたま名前が一緒なのか。
豚骨ベース(だと思う。馬鹿舌。)でガツンと美味しかった。

楽しかったです新潟。青さんもまた来年って言ってたし、またすぐに行きたいです。


以上、新潟旅行記でした。


さて、次のcali≠gariは埼玉。急遽増やしました。
残念ながら最後までは観られないことが確定しているのですが、レア曲枠とかは聴けると信じているので、居られるところまでは全力で楽しみます。出入口付近で楽しそうにしている奴がいたら私だと思っておいてください。