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2023.11.30 cali≠gari 「2000.7.10」 本八幡Route Fourteen

青さん「有給ですか?」
私「有給でーす!」←たぶん1番デカい声で答えてた

ありがたく有給休暇をいただきまして、本八幡まで行ってまいりました。

ちゃんと辿り着けるか不安だったけど、案外すんなり行けた。また自力で行けるライブハウスが増えました。

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今回のライブは2部制で、1部は石井さんがcali≠gariに加入した当時のセットリストを再現したもの、2部はアルバム『ブルーフィルム』の完全再現という、なんとも贅沢かつIG必見な内容でした。

ど平日だし行くかどうか結構悩みましたが、結果行って良かったです。マジで。

1部、コロナ禍の時にあった無観客ライブの再現となっていたはずで、内容をすっかり忘れてしまっていたので、敢えてその時のセトリとか見ないでおいたのですが、まさか石井さん加入当時のセトリ再現だったとは…。見ないでおいたことによるサプライズ感があったのでその選択は間違っていなかったっぽい。

・「ゼリー」「エロトピア」「ミルクセヰキ」と3曲演奏した後のMCで、青さんが後ろの方の人たちに段差上(後方にあった)の1列目2列目辺りの人は絶対に動かないから前に来たい人は来いと言ってくれて、何人かぞろぞろと前に来ていました。その一言で動けた人たちもいただろうから、触れてくれるのはありがたいですよね。

・石井さんの加入当時について。
青さん「『冷たい雨』で傘を持ちながら歌う演出をしようとしたら"なんで傘持つの?"と言っていた。そういうことステージ上で言っちゃう?!と思った。石井さんの歴史はcali≠gari(のキャラクター性)が崩壊していく歴史。」
石井さん「オンオフがおかしいんでしょうね。」
そこら辺は今も昔も変わっていないような気がします。笑

・青さんが何かを探し始めたから何かな?と思ったら笛を探していたらしい。
研次郎さん「自分で持ってこなかったの?笛は自分じゃ動かないよ?」
辛辣で草。
結局、ガリストたちが「ピー!」と口で発することになりました。なんかシュール。

笛=「マグロ」という頭しかなかったから、次はマグロかな〜と思っていたら、「君が咲く山」で崩れ落ちそうになった。それがあったかー!!!と思って。もちろんちゃんと「ピーッ!ピッピッピッ!」って言いました。青さん笑ってた。いや、そりゃ笑うわな。

・「37564。」久しぶりに聴いたような気がする。たぶん振り付け初めてやったんだけど、物騒すぎてウケた。

・「ポラロイド遊戯」のギターソロで、石井さんがニヤニヤしながら青さんに近づいてて可愛かった。その後研次郎さんも近づいてた。なんでだろうと思ったら、後に青さんが「ギターソロなんか弾かせるか!ということらしい」と仰っていました。いたずらっ子だった。

・「発狂チャンネル」、たぶん初めて生で聴いた!"先生!"も"あららこらら〜"も恥ずかしくない?って研次郎さんが後々茶化してたけど、青さんが恥ずかしくない!!!!!って自分に言い聞かせるように叫んでた。実際は恥ずかしいらしい。私的にはセッ(規制)!の方が恥ずかしいというか、言うのに抵抗があるのだけれども…笑

・青さんが自分で「アンコール!」って言いながら舞台上に再登場してた。2部制だとタイトスケジュールですからね。でも結局MCで押してませんでした?(そういうところ嫌いじゃない、むしろ好き)

・「トイレ行っておけばよかった」と後悔する石井さん。最近トイレの話ばかり聞いている気がするのですが?
研次郎さんが「今行っておいでよ」と言ったら本当に行っていた。帰ってきた石井さんが「この後"こいつトイレ行った後に『冷たい雨』歌うんだ"ってなりますよね」みたいなことを言って、いつもの雨音がどうしても音姫的な、なんならもうそのものの音にしか聞こえなくなってしまい、会場が笑いに包まれる自体に。こんなに状況で始まる「冷たい雨」は初めてだわ。

・「グッド・バイ」の入りの話。かの有名な野音でのスペイシーギターは、単純に覚えていなかったから半音ズレになってしまったとのこと。覚えて臨んでいる今は大丈夫なのだそうです。(最後だけちょこっとスペイシー入っていたけど。笑)

・研次郎さんも言っていたけれど、「グッド・バイ」からの「サイレン」ってどんな情緒をしたセトリだよって感じだった。若気の至り。

・どこのMCで言っていたのか忘れてしまったのですが、石井さん加入したての、cali≠gariが"禿派"と"秀仁派"に別れて「テメーらいいかげんにして下さい」事件があった頃(笑)の石井さんのあだ名が「ズック」(カンフーシューズみたいなものを履いてライブをしていたから)だったと知る。今じゃなんとも思わないのだけれども、コンバースを履いてライブをするのは早いと言われていたらしい。これもまた世界観の崩壊だったのでしょうな。

青さんのあだ名は「ホモ」というなんの捻りもない事実だったことや、研次郎さんは「アゴ」と呼ばれていたことも知る。今じゃ「アゴ」も「禿」もコンプライアンス違反だよねって研次郎さんが言っていた。確かに。

3人とも禿げたらファン減るかな?と研次郎さんが心配していたけど、青さんはそんなことじゃ離れない、みんな音楽性で好きになってくれてるんだと言っていた。その通りである。
研次郎さんが今度バーコード限定ライブやる?と提案していたけれど、試しに1回やってみて欲しい。純粋にその光景を見てみたい。

石井さんは「禿って音楽性ですよね」という謎の名言?迷言?を残していた。某果てしない大空と〜の方のマイクの構え方の真似もしていた。実に自由である。

実は1部で青さんが投げたギターピックを拾うことができました。キャッチではない。


こんなにも小さなものを綺麗にキャッチできる人ってすごいのでは?と思いました。
何はともあれ、初めての体験だったのでとても嬉しいです。大切にします。



小休憩(に結果的になってしまった)を挟んで2部。
1部は結構青さん寄りのところにいたので、2部は真ん中よりちょっと左側に行ってみた。青さんがみんな大体1部と同じところにいる的なことを言っていましたが、私に限っては全くそんなことはなかった。

2部は『ブルーフィルム-Revival-』の再現ライブだったので、セトリが前もってわかっているという、これはこれでいつもとは違う楽しみ方ができるライブでした。

・「ミルクセヰキ」でなんか周りがザワついてるな…?と思ったら、青さんがミルクセーキを投げていた。マジかよ。そんなに美味しいものではないみたいなことを間奏中ずっと喋ってて面白かった。

・石井さんの様子がちょっとおかしい気がしていたのですが、やっぱり具合悪かったんだな…。なのになんであんなに上手に歌えるんでしょうかね。

・「真空回廊」、生で聴けて感激。1番楽しみにしていた曲でした。
『ブルーフィルム』の収録楽曲で、「エロトピア」と「ブルーフィルム」以外の曲って、なかなか演奏されないような気がします。だからこそ確定で聴けることが決まっていた時点で、この日のライブはもう最高だったのですよね。

・とは言え、「エロトピア」「ブルーフィルム」ともに、何度聴いても良いのです。
特に「ブルーフィルム」は私がcali≠gariにどハマりするきっかけになったような楽曲なので。「ブルーフィルム」しか聴いてない時とかありましたもん。
そんな思い入れのある曲を1日に2度も聴けたこと、幸せの極みでした。

・アンコールで初めて「隠されたもの」を聴きました。手元にCDはあるのですが、まだ聴けていなかったのですよ…。なるほど、上領さんのドラムが似合いそうな楽曲でした。もちろん中西さんのドラムも最高ですけどね!改めてちゃんと聴き込もうと思います。

・「夜陰に乗じて」、ブルーフィルムの世界観にピッタリじゃないですか…!"知りようがない"のところ、シャウトになってて(ツアーではシャウトじゃない時が多かった気がする)ありがてえ……となった。この時も具合が悪かったのだろうと今となって考えてみると、気力がすごいと改めて感じる。ちなみに、石井さんの独特なリズム取り(研次郎さんが前に真似?をしていてそこから気にするようになってしまった)はよく見えなかった。

・残り3曲だと青さんが言った時に、「え〜っ……」と低め&控えめな声があちこちからあがったのを聞いて、予定調和っぽいからと「え〜〜〜!(高め&大きめ)」のやり直しをさせられました。「最初っからそのくらい言いなさいよ」のお叱りを受けた。

・ここで、5月までのスケジュールが解禁されました。3人が一緒にモニターを見ている様子が微笑ましかった。青さんのギターソロを揶揄う時もそうだったけど、近すぎず、かと言って全然遠すぎず、良い距離感だな〜と見てて思います。

1月30日はロリータ限定、2月29日は影の立役者でお馴染みの白石さんの誕生日(!)ライブ、3月30日はVS プロレス(?!)、4月30日はFC限定ライブ@横浜、5月30日は『0』再現ライブと、なんとも濃い内容のライブが盛りだくさんでありがたいですね。VS プロレスってなんなん?????

・このライブがcali≠gari年内最後だと言われてから気づく。今年はたくさんcali≠gariにお世話になりました。
来年の野音、寒くて手が動かなかったらどうしようと心配する青さんに「ギターソロ失敗したら、手が寒さで動かなかったの!っていう言い訳を聞かなきゃいけないんでしょ?」と言い放つ研次郎さん。相変わらず毒舌が冴えておりました。
ちょっとでも寒さがマシだと良いですね。頑張ろう、防寒。

・残り3曲はイェイイェイウォウウォウな感じで盛り上がっていきましょうね、で選ばれた3曲が「晴天仕掛けのルサンチマン」「コズミック然れど空騒ぎ」「淫美まるでカオスな」。ありがとう、神よ。
ルサンチマンの時のような石井さんの低音ボイスで、いつか死人が出るのではないかと心配しています。大袈裟です。
コズミックからの淫美の流れ、定番化になりつつあります???嬉しい〜〜〜。コズミックがライブ化けしてくれるので本当に好きです。


2023年のカリ≠ガリ、私的にはこれにて終了!ありがとうございました!

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途中にも書きましたけど、今年はcali≠gariにたくさんお世話になった1年でした。
TOUR 16、30周年記念公演、FC旅行、そして今回のライブと、どれもこれも思い出深いものだったなあと振り返ってみて感じます。

先は長くないような発言をちょいちょい青さん石井さんがするようになった気がしますけど、私のエゴを押し付けるとしたら、そんなこと言わずにずっとずっと続けてねと言いたいですね。

とりあえずは、来年もよろしくお願いします。引き続きお世話になります。

禿げっちゃったって…大好きなんだからっっっ!
(少女漫画風)(締めがこんなですみません)