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音楽 言葉 思い出

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今のわたし

10月20日 水曜日 学校に向かって自転車を漕いでいるときにバイクにひかれました。 そのあと 救急車で運ばれて 入院しました。 事故をした記憶も、救急車で運ばれた記憶も 私には何も無くなりました。 くも膜下出血、頭蓋骨や耳の骨が折れて、顎もズレました。 記憶障害で 友達や先生、親戚、学校の位置、今までの思い出も失いました。 失語症で 漢字の読み書き、計算の仕方ができなくなり、言葉の理解も話すことも 難しくなりました。 大好きなピアノが弾けなくなったり、楽譜が読めなく

    • タイトルはない

      昨日の話を書きたい。 残したいのに何があったのか思い出せない。 そんなことが多い私の生活は ある意味、透明で透き通っている。 記録することの大切さを日々感じ、後悔している。 タイトルをつけられない、囚われない私の記録 記憶障害がトレンドなのではないかと思うくらい 今季のドラマが記憶障害の、、、のような話ばかり 私自身記憶障害だから自分を表現できるけど 周囲の人の気持ちの理解が欠けていたなとドラマを見て 感じることができている。 私は辛い。 けど、周りの人も辛いし、頭

      • リセットしてしまいましょう

        桜も散り始め、葉桜になりかけている今日です。 「リセット症候群」という言葉を聞いたことはありますか。 衝動的に人間関係を断ちたくなってしまうことを指します。 私はこんな状況が定期的に起こり、 その度に自分は人を大切にできないとマイナスに考えてしまっていました。 現代生活において知るべきでない情報も 生活を楽しむためにやっているはずのSNSの発達によって 知ってしまうため、知らないうちに他人と比較してしまいます。 抱え込みすぎて、溢れ出し、突発的に人間との隔たりをつくり

        • きらきらのカーテン

          バイト中に耳がきこえない女性がきた。 彼女は前にもきてくださっていて そのときは手書きでメニューを説明したりした。 私が手話ができるようになりたいと思ったきっかけ。 その日は来店と同時に一緒に働いている女の子が声で話すかのように手話をさらりとしていた。 彼女は嬉しそうな顔をした。 なにか彼女に困り事があったのか、女の子に何か訴えている。 女の子は右手で人差し指を立て、左右にふる。きっと「どうしましたか」と言ってるのでしょう。 彼女は困り事を伝えて、女の子はそれにこ

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        今のわたし

          がんばる週間

          7月17日、日曜日。 今日は朝7時に起きて準備をしてお仕事。 お仕事にいくまでの時間がとても苦手。にがてなの。 試合中止となることを祈る、反面お給料が欲しいから働きたいという気持ちもある。 言葉にするのがむずかしい、。 今日のお仕事も楽しかった。 頭を使った後とお仕事の後はいつも以上に敏感になってしまう。 テレビの音 お皿がぶつかる音 歩いている音 人の声 ほんとうに、ほんとうにいやになる。 お父さんがドタバタと歩いている音が頭にひびいて苦しくて、「うるさいよ、

          がんばる週間

          あんな日がくることを

          何歳の出来事か覚えていないほど 過去のこと____ 毎年お盆の時期になるといろいろな場所から 親戚がおじいちゃんのお家に集まっていた。 おじいちゃんのお家に行くまでの道のりは すこしだけ遠くていつもねむってしまっていたの。 到着してもねむっていた私を 父と母と弟は起こすのは可哀想と寝かせたまま 車の鍵をかけて先におじいちゃんのお家に入って行った。 夢から覚めると私は閉じ込められていると思った。 大きな声で 「ここから出して」と叫んでいた。 必死に ドアを開

          あんな日がくることを

          今のわたし

          5月12日木曜日。 事故から7ヶ月が過ぎようとしています。 今の私を残します。 あの日から時間は止まらずに進み続けています。 あの日の私よりも身体はよくなっています。 回復しました。成長もしているはずです。 気づいたら病院のベットにいる光景。 看護師さんにベットを押されて、 病院中をまわる光景。 今でも頭をよぎります。 動いている乗り物を見ると雷が落ちたように 左足が痺れます。時にはそこから動けません。 失語症である私は、 漢字の読み書きも未だに克服していません。

          今のわたし

          『余命10年』

          生きることは 素敵で 大切なことだ、と思うことができた。 死を恐れるということは 今が 幸せであるからだ、と思うことができた。 後天的に生活をともにすることになった病気。 余命を告げられるような病気では無いけど、 わたしも彼女に似た思いで毎日を過ごしているように感じた。 すべてを記録に残したい の。 ビデオをまわしたり、写真を現像したり、文章を綴ったり、じぶんの病院について勉強したり、、、。 病気になって辛くて苦しいのは “わたし” なのでしょうか。 それと

          『余命10年』

          こころの余裕

          ここ最近、毎日のようにnoteを書きたいと思っていた。 やりたいことはあるのに中々行動に移せないことが多い。 悩みであり、 壁であると考える。 やりたいことを進める以前に スタートを切ることが1番難しような気がする。 「よし、がんばろう!」と思い始めた時間には日が暮れる。 良い日なら、お月様がわたしを照らしてくれるが、 毎日ではもちろんない。 少し前まで「がんばろう」と思えていたのに 悲しさや辛さ、泣きたくなるような寒色で溢れた時間へと変わってしまう。

          こころの余裕

          ぽかぽか

          カイロのような あたたかさ 自販機のコーンスープのような あたたかさ わたしを あたためてくれるのは 冬だからでしょうか 気温が低いから 手が冷たいから 足が冷たいから  感じることができるのでしょうか 季節に関係なく、わたしを あたためて

          ぽかぽか

          Have good days

          事故に遭ってから、 個性とはなにか よく考えている。 個性を大事に 自分らしく と多くの人が述べている。 しかし、こうした言葉があっても生きにくいと感じている人は、果てしなく多くいることは間違いないと私は思う。 人を助けるような、手を差し伸べるような、あなたはあなたのままで良い、といった言葉では溢れていて、動きはない。 曖昧に ふわふわ と生きても良いのではないでしょうか。 どんな自分も 自分である。 事故前の私がどんな人間であったかなんて覚えていない。 過去や

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          わたしの絵 購入について

          いつも わたしが描いた絵をみてくださり、 ほんとうにありがとうございます。 わたしの絵の購入について お話させて頂きます。 購入を希望される方は dmで以下の点を教えてください。 ①販売サイト(base)で使用しても可能なお名前 ②キャンバスの形(正方形・丸・長方形)    下記にキャンバスの形・サイズ・基本料金を記載しています。 ③どんな絵を希望されるか    海、花、月、空、など、、、    抽象画でしたら雰囲気、色、感情を教えてもらいたいです。細かく教えていた

          わたしの絵 購入について

          月の光

          きょうは 私の好きな曲のお話をします。 ドビュッシー の 月の光 という曲を 知っていますか ? わたしが いちばん好きな作曲家である ドビュッシーは 「水に映る影」や交響詩「海」などと言った 光と色彩の変化を題材とした作品が多くあります。 月の光 は 自然をモチーフにした作品の最初の曲なんですよ。 ふふ なんか 特別な感じ しますよね。 ほとんどが静かな音で演奏される夜想曲で タイトルは「感傷的な散歩道」でした。 後に「月の光」になったんです。 ドビュッシーは 

          月の光

          小学5年生

          あなたは 虐められたことがありますか ? わたしは あります。 小学生5年生の頃、親友と呼んでいた 女の子がいた。 顔が整っていて 足が早くて 男の子からも 女の子からも 人気があった。 それでは その女の子を hちゃんとおこう。 hちゃんが こんなことを言った。 「私 好きな人ができたから 協力してほしい」と。 こんな言葉を 言われたことがある人は きっと 居ると思う。 その頃のわたしは 純粋 かつ 素直 な 女の子だったから、(hちゃんのためになるなら)協力する

          小学5年生

          “幸せ”って

          あなたが感じる “幸せ”って なんですか。 わたしは いつも 幸せを探しています。 いつもより ちょっと 早起きした日。 朝 お散歩をして おいしい空気を吸えた日。 電車で 立たずに 座れた日。 美味しいものを食べて 美味しい!と 感じられた日。 夕日が 1日頑張ったね と 褒めてくれた日。 すこし特別な人が いいね を くれた日。 すこし考えただけでも こんなにでてくる。 ふふ、こうして 考えている時間も すごく幸せ。 もし このnoteを読んでくれてい

          “幸せ”って

          わたし と ピアノ

          5歳のころ、ピアノを弾いている人に憧れて 習い始めた。 わたしの家は スポーツ1家。 習い事も今までに沢山してきた。 水泳。テニス。サッカー。器械体操。新体操。 もっとあるかもしれない。 両親は私が音楽をはじめることに大反対だった。 私がずっとワガママを言うので 仕方なく やらせてくれた。 やるからには本気でやった。1日のほとんどはピアノを弾いていた。 私の音がうるさいとスポーツ観戦の邪魔だとたくさん言われた。そんなこと気にしなかったが。。。 私は親に褒めてもらいたか

          わたし と ピアノ