vol.4 「将来の夢」
今回も「書く習慣」からです。
「将来の夢」
小学生の頃の夢は
絵本作家だった
理由は単純
母の読み聞かせが好きだったからだ
夢を叶えるために
本を読み漁っているうちに
図書委員長になった
中学生になると
将来の夢は
キャリアウーマンになった
理由は単純
図書委員長での活動が
楽しかったからだ
積極的に班長、委員長、部長になり
最終的に生徒会に入った
高校生になると
将来の夢は
グランドスタッフになった
理由は単純
空港で働く姿が
とてもかっこよく見えたからだ
少しでも憧れに近づくために
部活に勉学に
全力を尽くし
英語力を高めることのできる
志望校の大学に受かった
大学生になると
急に将来の夢は消えた
理由は明確
航空会社に内定をもらっていた
憧れの先輩が
コロナで内定取消になったからだ
衝撃だった
先の見えない不安から
自信を失った
そんな簡単に諦めるのかと言われたら
返す言葉はないが
当時の私にとっては
全てを失ったような
感覚だった
勉学にバイトに遊びに恋愛に
全力で駆け抜けた4年間
コロナの影響を受けつつも
充実した日々を過ごしたと
今でも思う
それでも
ただ1つ
後悔していることといえば
将来の夢を
見つけられないまま
流れるように
社会人になったことだ
気づけば
心を何度も壊し
会社を辞めていた
絵本作家にも
キャリアウーマンにも
グランドスタッフにも
なれていない
私は
また新しい夢を
見つけることが
できるだろうか
最近、夢とかではないんですけど
かぎ針編みとパンチニードル刺繍を始めまして
まだまだ下手くそですが
もう少し
上達したいと
練習しています
(誰も得しない話)