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開けられちゃった
クリスマスが終わると一気に年末年始モードへまっしぐら。
私は忙しくないのですが周りはなんだか忙しそうですね。
小さい頃のクリスマスの話をおひとつ。
3、4歳くらいの頃でしょうか。
我が家がまだ潤っていた時代のクリスマスの日。
プレゼントを楽しみに早起きをした。
歳の離れた兄たちは早々にプレゼントを見つけ包装紙を開けて喜んでいた。
私が目覚める頃には私のプレゼントも開封されていた。
「お前のはキティーちゃんの電話だ。サンタクロースなんていない。一週間前からお父さんとお母さんが物置に(プレゼント)隠してあったの知ってるし。」
現実がどっと押し寄せてきた。
なにがなんだかわからなかったけど、キティちゃんが話してくれるテレビ電話みたいなのをもらえてめっちゃ嬉しかった。
妹のプレゼントを勝手に開けるのはどうかと思うよお兄ちゃん。
こうして小さいうちから現実をすりこまれて大きくなるとませた幼稚園生、小学生ができあがる。
我が家のクリスマスの食卓にはケーキ、テカテカチキン、お寿司にシャンメリー。盆とお正月&クリスマスがいっぺんに来たかのような豪華な食事。
ケーキは次の日まで残ってるけど兄が食べてしまうから私の分はなし。
兄達が巣立ってからは独り占めしていた。
プレゼント制度は早々に撤廃されていた。
周りの子達がサンタさんからのプレゼントと言っているのがうらやましくてサンタなんていないのに〜子供っぽいな〜なんて嫌味を放っていた。
いるかいないかは別としても、そういうのは信じてもいいんじゃないかなぁと思う。
たのしいことはとことんたのしんだほうがいい。
そう思った2024年のクリスマスでした。