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9月13日 Staatsballett Berlin: Bovary
今シーズンが始まってから初のDeutsche Operは Staatsballett Berlin
演目は”Bovary"
19世紀フランス文学の名作、フローベール著「ボヴァリー夫人」
ベルリン国立バレエ団芸術監督Christian Spuckが振り付けし、昨年10月に上演された作品。
初めて観るStaatsballett Berlin
Emma Bovary役のPolina Semionova はもちろん、全員が洗練されていた…
ブルっと身震いする瞬間が何度もあった。
単純でコミカルな不気味さではなく、人間誰しも内面に隠し持っているような色々な味のする不気味さをベースとした感じの退廃的な香り…
先週までのカラッとした、爽やかすぎる夏日から一転した今週の肌寒く薄暗い天気によくマッチしていて、観劇後無性に気分が良くなった。
音楽は、リゲティ、武満、サン=サンーンス、ペクーなど、贅沢使い。
ピアノが、コンチェルトに即興的なコンテンポラリーに、とにかく大活躍だったが、せっかく様々な作曲家たちの作品を贅沢使いしているのなら、ピアノに限らず、色々な楽器を工夫して充てても面白いかも…とふと思った。
でも、オペラじゃなくてバレエだから逆にこれが良いのかな?
最近バレエはあまり観ていなかったけど((聴きに行きたい・観に行きたいものが多すぎる、それら全部に見合う時間を作り出せない涙))
やっぱり人間の訓練された動きには純粋な感動とエネルギーが備わっていると再確認できた。
一時期取り憑かれたようにずっと観てたPina Bauschの「春の祭典」
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Berliner Festspiele によるMusikfest Berlin の期間、行きたかった公演にことごとく行くことが出来なかった… 心残り。
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