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興味が狭く深い君と広く浅い私

好きなことは深掘りしたくなる。だけど、私は飽きが来るのが早いようだ。なかなか一つを深く突き詰めることはできないし、他のことが気になってしまう。本も読みかけで置いてしまうことが多々ある。

夏に買ってもらったLeica sofort2は、かなり興味が続いているが、深掘りできているかと言われると、それは違う気がする。撮るのは楽しいし、シャッターを切ることはやめないけれど、時折Leica sofort2である意味を考えてしまう時がある。

一方で夫氏は、一度ハマるととことん掘り進めていく。FPSのEscape from Tarkovにのめりこんだ時、文字通り寝ても覚めてもタルコフの話をしていた。

朝起きて、開口一番は夢の中で見たタルコフの話。
仕事に行く前、パソコンを少しつけてタルコフをする。
仕事から帰宅すると、タルコフの話。
ご飯を食べながらタルコフの話。
家事が終わると、タルコフをする。
夜中までタルコフをする。

そして朝へ戻る。
あの頃は、やったこのないタルコフというゲームに、どんどん詳しくなっていく自分がいた。

そんなにハマっていたのに、ブームはある日突然終わりを告げるわけだ。あんなにタルコフを語っていた夫氏も、ここ最近はゲームをしている姿を見かけない。その代わりにブームが来ているのが、株である。

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日常に懸想する

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