#02_目は口ほどにものをいう 1 もり はくし 2024年10月19日 18:36 例年より遅い梅雨明けが気象庁より発表された。歩道沿いに植えられた木が、焼けるような日差しを受けて地面に色濃い影を落とす。蝉しぐれの中を、最寄り駅まで歩いていたマッシュは、早くもうんざりとしていた。あまりの眩しさに眉間に皺を寄せながら、恨めしく空を仰いだ。黒のスキニーパンツを選んだ寝起きの自分を悔いた。 ダウンロード copy ここから先は 1,154字 日常に懸想する ¥500 / 月 最初にお伝えしておくならば、ここで得られるものは何もないと思います。 もしどなたかこんなやつを応援してくれる物好きな方がいらっしゃれば、どうかよろしくお願いします。 朗読 メンバー限定の会員証が発行されます 活動期間に応じたバッジを表示 メンバー限定掲示板を閲覧できます メンバー特典記事を閲覧できます メンバー特典マガジンを閲覧できます このメンバーシップの詳細 ログイン #大学生 #短編小説 #目は口ほどにものをいう 1 この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか? チップで応援