尾も白い未来へ、XXX
真っ白な便箋を用意して、一文字一文字に想いを乗せて。
二度と戻らない今をどう生きるのか。
最後まで強くあろうとしたひと、優しくあろうとしたひと、真摯に仕事と仲間とファンと向き合い続けたひと。寂しさや不安も全部連れてこれからどこに行くんだろうと、どこかであなたが元気でいてくれること、寂しくない日でありますように泣きたいときに泣けるところにいますように、都合良く引っ張り出す存在するかもわからない神様に何度もお願いする。だってそうじゃなきゃ、あんなにやさしくてあったかくて、頑張ってきたひとが報われてくれなきゃ救われない。彼らを好きでいた私が報われない。
たくさんの初めてを共にした彼らが、休止の発表があったあの日からたくさんの最後を共にして、最後の最後までお互いを思いあってたくさん笑っていつも通りであろうとする姿を見守った半年。
どこに向かうかわからない“きみ”が、どこに行っても今と変わらず愛されますように。困ったときに手を差し伸べてくれるひとが側にいてくれますように。きみがみつめる夢や希望を抱えて走っていけますように。絶望した夜があれば、希望の朝もやってきますように。寂しくありませんように、強がるきみの肩を抱きしめてくれる仲間が見守ってくれる友が居てくれますように。また、あなたたちの夢の続きを陰ながら見守れる日々がやってきますように。またね、は約束の言葉だから忘れないでほしい。あなたたちにおかえりなさいを言いたいひとがたくさんいること、会えなくて、元気かなと顔を思い浮かべるひとがたくさんいること。あなたたちの「ただいま」に「おかえりなさい」が言えますように。ごめんねはいらないからただいまって言ってくださいね。
武道館での手紙を聞いて、彼らはもう“今"の「WhiteTails」として戻ってくることはないのだと確信した。あるとすれば戻るのではなくて、お互いが進んだその道の先で「合流」することがあればまたもう一度があるんだと。
少し離れてみて、ふとしたタイミング、しかるべきタイミングでまた「WhiteTails」として活動したいと思える日がくるんじゃないか。わたしはその時をずっと待ち続けるね。
ひとまず、9周年おめでとうございます!そして、お疲れさまでした。
大好きな大好きなWhiteTailsさん 宝物みたいな時間をありがとう、どうかこれから6人が進む道がそれぞれに明るいものでありますように。やりたいことも見たい景色も諦めることなく、進んでいけますように。理不尽や絶望に負けませんように。不安よりも大きな希望が彼らを助けてくれますように。最後の最後までわたしたちに寄り添ってくれてありがとう。大好きだよ、今日も明日も元気でいてね。またWhiteTailsとして会える日を願って。
いってらっしゃい。
2025.1.17.