400gで生まれた娘 1
『きっとまたすぐ妊娠できるはず』という自信は、私の『予感』に基づくものだった。
第一子の頃から、私の頭の上の上の方にこれから生まれる子がふわ〜と居て、その子が私の体内に入るイメージ。
(スピリチュアルな話が苦手な方は申し訳ありません。)
第一子の時は、ものすごい勢いと生命力で私の体内に入ってきたイメージだった。
で、2人目妊活を始めようと思った時、頭の上の上の方にもや〜とその子たちが居るんです。
男の子と女の子。
きっと双子なんだろうな。
男女だから二卵性双生児かな。
私はなぜか、息子を出産した後から、次は男女の双子がやってくる予感がしていた。
早く呼びたいな、と思って勇気が要ったけど、抗うつ剤を止めて妊活開始。
妊活を始めて5周期目、いよいよ妊娠検査薬で陽性反応。
でも。
陽性反応が出たのは嬉しかったけど、実はその時の直感は
『この子……あの子たち、なの、かな…??』
だった。
私の頭の上の上の方に居る男の子と女の子。
正直な感覚としては、微妙だった。
あれっ…?この子、、、1人かな?2人ではない…?あれれ?
息子の時には感じなかった『違和感』。
そんなことを思って、焦った。
しかも、この時すでに予感していた。
『感覚』を頼りに生きてきた私が、この子が生まれてくるイメージがわかなかったのである。
だけどそんなこと誰にも言えない。
万が一にも口に出してしまったら、必ず実現してしまいそうで怖かった。
だから、その思いを必死に封印した。
大丈夫、大丈夫、せっかく授かったんだからうまくいく。
2人目だから感覚が違うのかもしれない。
全く根拠のない話だし、ただの妄想だ。
そうやって、毎日必死に『違和感』と戦っていた。