見出し画像

最高のタイミングで主題歌かかるドラマ5選

ドラマを見ていて大きなポイントになってくるのが、主題歌。主題歌の良し悪しは作品の良し悪しに関わってきます。

本編のクライマックスで、一秒もずれなく完璧なタイミングで主題歌を流されると、本当に興奮する。キタコレ!!!!ってなる。そんなドラマたちを集めてみようというnoteです。
「いや、それよりこの作品だろ!」というご意見もしありましたら、、、それは謹んでお受けします。むしろ教えてくださると嬉しいです、出来るだけ観ますので。


さて、超個人的最高のタイミングで主題歌流れるドラマ5選、スタート!!!!

①プロポーズ大作戦 

2007年月9 主演:山下智久

主題歌:桑田佳祐「明日晴れるかな

本当に最高のタイミングでこの曲がかかりすぎるので、この曲聴くだけで、「あいつを迎えにいかなきゃっっっ」「あいつに気持ち伝えなきゃっっっ」となります、あいつなんていませんが(虚無)。
非常に切ない。この曲聴くだけで走り出しそう。幼馴染がいるスクールライフin長澤まさみのビジュアル、来世熱望ですお願いします!!!!
このドラマ自体が神ドラマでして、山Pも長澤まさみ様もビジュアルが天才だし、ケンゾーにはイラつきますが最終回の5分以上に及ぶスピーチは泣きますし(スピーチ後半の「くやしいけど」の「やし」涙の混ざり方がたまらない)、ただのタイムスリップラブコメではなくメッセージ性もあり、前向きな気持ちになれる、本当に大好きなドラマ。


花より男子2

2007年金10 主演:井上真央

主題歌:嵐「Love so sweet」
(挿入歌:宇多田ヒカル「Flavor Of Life」)

イントロだけで恋が始まる曲でお馴染みLove so sweet。松本潤が穴子に出会ったシーンに翔さんの一言でこの曲のイントロかけただけで恋が始まりましたね@VS嵐
あな番の木村多恵の怪演にも何かとこの曲をかけて木村多恵×西野七瀬のラブコメを始めるクソ動画もありました、何だよこれとなりましたが正直笑った、あの奇天烈シーンにも恋が始まる予感を与える、春の訪れみたいな名曲です。
が!!!!!!!!!!!!私がここで触れたいのは、挿入歌の宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」!!!!!!!えっ、挿入歌????タイトルと約束が違うやんけとなるかもしれませんが、そこは見逃して!!!!!!

文字起こしすると、「ンンゥありがァとォォゥうとォ、キミィに言ィわァァァれェェェるとォォォォォ.....なァァんゥゥゥだァか、せェつなァァァい....」みたいな、(伝われ)
もうこちとらは何度目か分からないすれ違いを起こす司とつくしに既に液晶の前で各々悶えているところなんですが、そこに宇多田ヒカルの「なァァんゥゥゥだァか」が入るだけで文字通り切なすぎて失神しそうになるんですよね、、。どれだけ真似してもこの「なァァんゥゥゥだァか」は出ない、なんか巷では水の呼吸やら霞の呼吸やら(←推し)で死者がたくさん出ておりますが、2007年の時点で「宇多田ヒカルの呼吸」という神楽が爆誕しているので、ドラマ界は無惨に勝利するわけです。...は?

③中学聖日記

2018年火10 主演:有村架純

主題歌:Uru「プロローグ

どんな展開でも、プロローグのプロローグがかかると「うっ、、、」ってなる魔法。ドラマ垢さんの中ではあんまり評価されてるイメージないけど私は結構好きでした。
個人的最推し演出家塚原あゆ子さん、映像、メロディー綺麗でエモエモのエモ。Uruの声がもはや天然水かってくらい透明度があって、有村架純と岡田健史と共に流れると切ないし、このドラマにおいて主題歌はマジで大きすぎる功績を残していると思う。
話の中身はそれぞれの立場で考えると「うわあマジかよ」ってなったりもするんですがこの曲がかかると「ううんそんなことどうでもいい、恋せよ」ってなる、偉大過ぎる、ノミネート。


④MIU404

2020年金10 主演:綾野剛、星野源

主題歌:米津玄師「感電」

お待たせいたしました、去年のNO,1は迷わずこれでしょう。
lemonがぬるっと体内に入り込み発作を内側からじわじわ起こしていくタイプの劇薬だとしたら、感電は文字通り感電。軽快?でもないけど、しっかり音があるイントロ部分で、体内にびりびり回るタイプの稲妻。
ドラマ始まる前にこの曲聴いたとき、lemon調教がされてる私は「はて、この曲をどういうタイミングで流す?lemonみたいな使い方ではないんだろう」と思っていました。
なんというか曲だけ聞いていると感電ってノリノリになる感じがあるんですが、ドラマと共に聞くと死ぬほど残酷に聞こえる。イントロの最初が鐘に聞こえる。残酷な鐘、悲劇の鐘、救いの鐘、スイッチが押された鐘。
それが物語の展開と重なり、言語化出来ないほどの感情が湧き出てどうしようもなく、代弁してくれる方のツイートにいいねを押して、本編見返して伏線をさらに見つけ悶える、クソでか感情を140字に抑えられない自分の語彙力の無さに失望、一周回ってメロンパンの歌を歌唱メロンメーロン丸ごとメーロン、翌週また死ぬ。みたいなループでした。
正直どの回も感電流れるタイミングが秀悦過ぎてピックアップも出来ない。本当キレそうです、こんな最高のドラマをありがとうございました!!!主題歌がドラマを盛り上げる、というのももちろん、ドラマが主題歌を盛り上げるという、相乗効果ありまくりのもうケチのつけようのないドラマでした!!!!!あとTL見てると危ないなと感じることが多々あるのですが綾野剛だけには落ちないぞ!!!!!!!

⑤アンナチュラル

2017年金10 主演:石原さとみ

主題歌:米津玄師「lemon」

ラスボス。もはや言うことは無い。私が語るのもなんか申し訳ない気がする。でも語りますごめんなさい。
私はアンナチュラル、どの回も御布施払って見たいくらい大好きですが、7話「殺人遊戯」がたまらなく好きでして。いじめを殺人遊戯と言うタイトルにするその言葉遣いにすでに脱帽、話の構成の無駄のなさにも脱帽、ミコトの「あなたの人生はあなたのものだよ」も脱帽、ですが一番好きなのはlemonがかかるタイミングとそのあとの流れ。
「俺たちは三澄先生の仲間だ」でうわああああってなってる上に、「許されるように生きろ」からのミコトの涙が落ちて「...夢ならばどれほどよかったでしょう」。米津玄師の「ゆ」の前の抑揚が体内にそれはそれは自然にぬるっと入る。この時はもう肌とか免疫とか自分にはないんじゃないかってくらい、気づくと体内にlemonはいる。もう鳥肌もの。事件後の下校シーン、ショックを受けている生徒を励ます弟をミコトが無言で見つめる。その後、朝日が昇る。体内でサビを迎えるlemon。あんなに残酷な事件が起きても、朝日が美しいのは変わらない。でもこの朝日を彼は迎えられていないという現実。次はミコトがおにぎりをバクバク食べているシーン。「いただきます」と共に始まるこれがたまらなく好き。普通のドラマなら、死に対する登場人物たちのコメントやお葬式シーン、両親が泣いているシーンなんて入れそうですが、アンナチュラルはミコトが無言でめっちゃ大きい口でおにぎりを食べるシーンを入れるんですよ、ここがたまらなく好き。本当に好き。好き好き好き好き。なぜこんなシーンを入れることができるかと言うと、登場人物の口を介して伝えたいメッセージは既に伝え終わっているからなんですよね。ここからは私たち視聴者が受け取り方を考える時間であり、おにぎりを食べ続けているミコトの表情を見て何を思っているんだろうかと考えながら、視聴者も感情を整理、と行きたいが、サビを迎えているlemonが...くそっ、歌詞が体内で暴れてやがる、あれなんだろう、胸がいっぱい過ぎてヴェッッッッッ(踊)
ただでさえしんどいのにlemonのせいで気軽には見れないドラマになってしまった。カラオケでは絶対に歌えませんクソでか感情を一人では抱えきれないので。本当に、本当に、最高です。これに尽きる。最高の主題歌。


長々と書きまくりました、主題歌を語るとドラマも語っちゃうんですごめんなさい。仁や大恋愛のことも書こうかと思ったけど長くなっちゃうのでやめます、主題歌が劇中に流れないドラマにも主題歌が素晴らしいドラマいっぱいあります(「泣くな、はらちゃん」「逃げるは恥だが役に立つ」などetc)。いつかそれも語れたらいいなあ。ここまで読んでくれた猛者、いるかどうかわかりませんが、いてくれたならありがとう。楽しかったです。

主題歌の流れるタイミングが完璧な、死ぬほど悶えるラブストーリーを見たいです(テレビ局さんへの要望)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?