ぼんちゃん

猫がいる実家に帰りたい30代女のボヤき

ぼんちゃん

猫がいる実家に帰りたい30代女のボヤき

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猫の爪を切るのに1時間

片道1時間半をかけて家に帰り、"ボンちゃん"ことスコティッシュフォールドの子猫と2週間ぶりの対面を果たす。彼はまた体が大きくなって、『ライオンキング』に出てくる子ライオンの「シンバ」のお顔に近づいていた。窓辺に置かれた小テーブルの上がお気に入りのようで、ときどき外を眺めたり、風を浴びたりしながらうたた寝している姿を見ていると、そんなに忙しく生きる必要もないよなと気づかされるのだった。 しかしボンちゃんの腹に顔を埋めようとしたら、またしても待ち構えていたかのように鋭い爪で思い

    • オス猫の腹に母性を感じる30代女

      1週間ぶりに実家に帰ると、そこには猫がいた。 忘れられているのか、覚えられているのか、どっちつかずとも言えない態度がいじらしい。とにかく触りたい、この一心で帰ってきたわけだがそうそうに逃げられた。押し入れの中に潜り込んだぼんちゃんを待って、出てきたと思いきや真っ暗な部屋のどこかに隠れたぼんちゃんを探した末、ようやく捕獲。そして抱く。たった1週間離れていただけなのにもう大きくなったような気がする。心なしか重い。子猫と呼べるのはどれぐらいの期間なのだろうか。なるべくその成長を見

      • 猫が来た

        長らく犬しか飼わないと思い込んでいた我が家に猫が来た。家族にちょっとした不幸な出来事が起きて立ち上がるすべを探すために向かった先はイオンのペットショップ。そこで見つけてしまったのである。スコティッシュフォールドのボンちゃんを。 一目惚れをし、店員さんがすぐさま抱かせてくれたわけだがお値段50万。しかし、抱いた瞬間にこの子を手放すという選択肢は無かった。そして大金をはたいて猫を買い、現実感のないまま家に連れて返ってきたのである。これまで犬を五匹飼ってきて、それが謎の自負となり