転職記録④
長くなりましたが、転職記録の最終回です。
コンサル大手A社とベンチャーC社から内定を頂いたところからの続き。
前回の記事はコチラ↓
私の判断軸
先に結論を言ってしまいますが、本当に悩んだ末、最終的に大手A社のオファーを受けることにしました。
「結局大手かい!」
と、思われるかもしれませんが、この決断に至るまで、私の心は揺れに揺れまくっておりました。
A社を選んだ理由は大きく2つ。
(※自分用の備忘録なので読み飛ばしていただいて大丈夫です)
1. 「裏」の支援ができるため
事業の競争力が語られるとき、商品のデザインや品質、価格など、消費者から見える「表の競争力」と、生産能力や開発効率、組織力など、消費者からは見えない「裏の競争力」の2つによく分けられますが、私の場合、後者の「裏の競争力」の重要性を現職で痛く感じておりました。
辞退したC社の事業内容はとっても魅力的ではあったのですが、あくまで「表」に特化した事業であり、痒い「裏」には手が届かないものだったので、物足りなさを感じておりました。
2.自分の成長が見込めるため
当たり前のことを言いますが、これからコンサルティングをしていくのは「自分」です。そう考えると、これから社会貢献を果たしていくには、「自分」がより成長できる環境に身を置きたいと考えました。
オファーを受けたA社は従業員の教育にもかなりの投資されている会社なのですが、何より面接官の方々のキレッキレの頭脳に強く惹かれ、そんなキレッキレな方々がいる環境で働きたいという気持ちが大きくなりました。
ということで、心苦しくもC社には辞退の旨を伝え、ここでようやく(あっという間に?)私の約3ヵ月の転職活動が終わりを迎えました。
背中を押してくれる部長
正式に転職先も決まったので、職場の方々にも報告です。
私の場合は現職に大きな不満があるわけではないですし、周囲の方々にも本当に恵まれているなぁと感じていたので、ここが本当に辛かった...
有難いことに離職を惜しむ言葉をたくさん頂く中、O部長に至っては、
「コンサルに進むなら、やすこーち君にいくつか本を紹介したいんだよね」
と、どかんと10冊ほど書籍を厳選して貸してくださったり、
「この資格とかすごく勉強になると思って...」
と、オススメの資格まで紹介してくださりました。(書店で過去問までチェックしていただいたようです)
え、もうすぐ職場を離れる部下ですよ…?
こんなこと普通できるものですか…?
O部長の神対応に感激しつつ、
「次の職場ではこの後押しに恥じない仕事をしなければ」
と、より一層身が引き締まる想いになりました。
転職は「行動実験」
最後に、元マイクロソフト執行役員でVoicyパーソナリティである越川慎司さんがよく仰っている言葉を引用。
チャレンジだと失敗が許されないイメージですが、実験だと失敗もまた一つの結果として次に活かせばいい。
この考え方が僕の転職の後押しにもなったような気がします。
ということで、長々と自己満の転職記録にお付き合いいただきありがとうございました。
転職先には8月入社予定なので、また何か感じることがあったら記事にするかもしれません。
ではでは。
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