堀口英利はツイッター等で自らが出血した時の体験を語っている。それによると便器が深紅に染まるほどの出血であり、その出血は潰瘍性大腸炎が原因だとしている。
この記事では、その証言から潰瘍性大腸炎との関係を考察する。
出血の状況
堀口英利は出血時の状況を下記の様に語っている。それによると、「便器が真っ赤に」「出血で深紅に」「ゴルフボールくらいの膿が出て」と、暗褐色ではなく鮮やかな鮮血であった様子がうかがえる。
さすがに写真は撮らないとの証言
大腸・肛門の出血状態から病気を判別
一例として日本大腸肛門病学会の自己診断フローチャートを紹介する。
解説によると「赤い血であれば、肛門近くからの出血」、「肛門周囲のケロイドのようなしこりから血膿のようなものが出る場合は、痔瘻や肛門周囲膿瘍」が疑われるとのこと。
潰瘍性大腸炎の場合は、血液に粘液が混じったり下痢を伴ったりするとのこと。
便器が深紅に染まるような出血は潰瘍性大腸炎ではなく、肛門の病気が疑われる。
潰瘍性大腸炎を自称
堀口英利は自身が潰瘍性大腸炎である証拠として臨床調査個人票を公開した。しかし、その信憑性には大いに疑義のあるものであった。また本人もその臨床調査個人票では潰瘍性大腸炎であるとの認定はされず、特定医療費受給者証は交付されなかったと証言している。
おまけ
堀口英利は「【エッセイ】ロンドンから持ち帰ったのは指定難病でした。」において、レクタブルという注腸フォーム剤を肛門から注入する薬を処方されたことを語っている。
この時に「あいにく私は肛門に物を挿入したことがなく」と肛門に挿入することが初めてであることを強調している。しかし彼は検査の段階で大腸内視鏡検査を受診している。診察では肛門に指や診察機器を挿入して検査を行う。それはそれなりに印象に残る体験であり、検診の体験記を書いている人は多い。
通常の認知ならこの段階で「挿入は初めて」とはならないだろう。初めてを強調するあまりにその経験を失念してしまう程度には、彼にとって検診での挿入経験は日常的な行為だったのかもしれない。
レクタブルの使用方法として、「必要に応じてワセリンなどの潤滑剤を塗る」とされている。
google検索で"レクタブル" "挿入" "うまくいかない"で検索すると、レクタブルの使用説明書が真っ先に表示される(2024/11/9 検索実施)。
使用説明書には「必要に応じてワセリンなどの潤滑剤を塗る」となっている。体験談のブログも数件表示されるが、そこでは潤滑剤にワセリンを使用していた。
それらの検索結果のなかで「ローション」を含むものは1件だけ表示された(2024/11/9 検索実施)。もちろん検索結果は時期等により異なる場合が多いので注意は必要だ。
あるローションのレビューが検索結果として挙がっていた。
上記レビューの商品
まとめ
医薬品は間違った使い方をすると効果的に使用できなかったり、健康を害することもあります。薬の適切な使用法を守り正しく使いましょう。