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1月はなんだか調子がよい

静寂に包まれる真夜中、感情と向き合い整理する、私にとっての大切でかけがえのない時間。ただの日記。

[ midnight nikki🌜]

0119 数少ない親友の誕生日。
贈りものは届いたかな。クリスマスまでに贈るつもりが、スマートレターという思わぬ敵と遭遇し、2ヶ月ほど私のおうちに我が物顔で住んでいたあの贈りもの。思いがけず誕生日プレゼントになってしまったけれど、おめでとう。
お昼過ぎに仕事を終え、同居する妹がお休みだからと一旦帰宅。けれどご機嫌ななめ。居心地が悪くなって、ひとり本を持って近所のカフェへ。帰った頃にはすっかり元通りで「おかえり」なんて言われた。それで私も居心地が悪いと感じていたことをすっかり忘れ、一緒に夜ご飯を作って食べた。ささやかな日常に潜む幸せ。

追記 ▶︎ プレゼントは無事に届いたようでよかった。私からは『シュナの旅』を贈りました。スタジオジブリ設立前の宮崎駿監督が描いた詩のような絵物語。新たな場所で新たな人生をスタートした彼女にぴったりだなと思ったので。自分が大切に思っている人に、本を贈ることがとても楽しかったから、これからも大切な人にどんどん贈りたい。

0120 今日のお仕事はお昼から。
最近は深夜の暗がりのなか、あつあつの紅茶とヒーリングミュージックをお供に、読書をしたり思考を整理するために常に開いているノートに文字を書きなぐる時間に至福を感じている。どこかに行って本を読む以上にしあわせな私だけの空間。ちなみに、前述した通り私は妹と同居しているので、妹がいない日の夜は私だけのための時間を過ごすことができる。ちょっぴり特別感があって気に入っています(妹はお仕事なのにごめんね)。明日は何をしようかなと計画を頭の中で練るのも楽しい。出不精なので1日1つ実行にうつせたらよい方なのだけど。

0121 久しぶりの2連休。むしろ何をしたらいいんだろう?と考えすぎる。前日の夜には、やりたいこと・欲しいものリストを作成する。
当日、ベッドから抜け出せたのは10時ごろ、そこから本を読んだりして外に出る準備がようやく完了したのは14時過ぎ。朝と相性が悪いので、私の中では14時からがお昼だということにしている。リストの中で達成できたのはやっぱり1つだけ、お気に入りの紅茶を買うこと。大型書店のパトロールも欠かさない。むしろ書店に長居しすぎた結果疲れ果てた。お気に入りの紅茶を買えたことだし、これでおうち読書がさらに捗る。虚弱体質のあまり、数時間外出すると途中で頭痛を発症するので、帰って横になって読書。堀井和子さんの「早起きのブレックファースト」を読み終える。身の回りのことに丁寧に向き合い、自分の好きなものを理解し、好きなものに囲まれて生活する。堀井さんの芯の強さと温かいエピソードに読んでいる間ずっと癒されていた。私は丁寧な暮らしがしたいのではなくて、自分を一番に大切にしてあげたいんだなと思った。

0122 ジャム瓶の蓋が開けられないとき、私はこれからどうやって生きていったらよいのだろうと、なぜか弱る。今日も夜な夜な瓶の蓋と私は格闘する。
昨日おうち読書用に百貨店で買っておいた、ロンドンのチャイを淹れる。朝からいい香りでご機嫌。趣味のひとつにデパ地下散歩というのがある。ただ地上を散歩するように、デパ地下のスイーツなどを見て回って楽しむ。気づけばスイーツを手に帰っているのだけれど。することがないときにおすすめの趣味。皆さんもぜひ。人の多い土日は避けた方がよい。

0123 2連休明けのお仕事。昨夜妹とジャンキーなものを食べたから起きて鏡を見たとき、顔のむくみ具合に慄いた。

0124 ここまでの日記を読み返して、私って本と紅茶しか買ってないじゃんと気づく。むしろ毎日買ってるじゃん…

0128 奇跡的に妹とおやすみが被ったので、特急に乗って県外の本屋さんと温泉へ。久しぶりの温泉でしばらく目眩が止まらなかった。私たちよりはるかに長いこと浸かっている会話の内容からご近所さんと思しきおばあちゃんたちは、熱さをものともしていなかった。かっこいい。あまりにもパワフルで圧倒された。かっこいい。

次回はおそらく1月読了本をまとめた記事を公開します💃🏻

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uka
「夏の花が好きなひとは、夏に死ぬっていうけれども、本当かしら」 太宰治『斜陽』

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