はじまり
文章を書くことが好きだ。
好きというよりも、
気づけばただ書いていただけだった。
文章、ともいえないような感情の吐露。
小さなノートに書き溜め始めたのは
中学生の頃だった。
思い返せばすきなひとのことばかり書いていた気もする。
胸いっぱいに溢れる、嬉しい、悲しい、きらきらした、ざらざらした感情を昇華する方法はわたしにとって書くことだけだった。
Twitterも好きだ。
顔も名前も知らない誰かの、
人生や感情
飾らない言葉が読みたいのだ。
SNSに書かれていることに
本当のことなんてないのかもしれないけれど
まあそんなことはどっちでも良くて
ただ、なんだか好きだなと思ったひとのタイムラインをつらつら遡る。
心地よい文章を書くひとというのは本当にいて
その人の文体が好きだと思った相手と
恋をするとうまくいく、と誰かが言っていた。
真偽はさておき
(わたしは限りなく真だと思っているが)
心地よい文章を読みたいし、
心地よい文章を書くひとになりたいなあと思う。
消費するだけじゃ限界が来る
つくる側になった方が遥かに楽しい
そう言っていた友人はカッコよくて、
ちょっと悔しいなあと思いながら深く頷いたことを覚えている。
まあそんなわけで
ここまで書いてみて楽しかったので
ちょっと続けてみようかとも思っている。
26歳、
東京の下町の小さなワンルームで1人暮らし
カフェと本屋と散歩と銭湯がすきです。
はじまり!
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