この道を信じて
川西拓実くん、25歳のお誕生日おめでとうございます。ひとにやさしく、自分に厳しい、かっこいい生き方のひと。
わたしがたくみくんに出会ったとき、たくみくんはまだ19歳、厳しいオーディションを勝ち抜いてJO1になって、せっかくアイドルになったのにコンサートができない日々が続いて、オンラインばかりで、歌もなかなか歌えなくて、つらかっただろうなと思います。いや、私が思うよりもずっと、想像もできないくらいつらかっただろうなあ。そんな厳しい時間が続くなかで、番組でメンバーの成長したところを話し合う企画がありました。他のメンバーがメンバーの成長したところを話すなかで、最後にたくみくんが「(世界を目指すなら)まだまだやなって思います」とメンバーに向けて言ったのです。コロナ禍だから練習できなくてもしょうがない、可哀想だ、そのなかでここまでできるのはすごい、そう言われて当たり前なのに。そんなことを言ったら生意気だと思われるかもしれない、そんな実力ないじゃないかと言われるかもしれない、そんな考えはきっとたくみくんの頭にはなくて、ただ、「信じている」のだと思いました。自分が、仲間が、必ずその目指す場所に到達できると、信じて鼓舞しているのだと。たくみくんのその言葉に何かを思い出したようにメンバーたちの目に熱が溢れてきたのを覚えています。ああ、つらくて苦しいなかでも必死に前を向いてひたむきに努力してきた大切な仲間のことを可哀想って思ってほしくないんだな。可哀想が売りになるこの時代に、なんてまっすぐで、あたたかい男の子なんだろうって。たくみくんのことがだいすきになりました。そして今も変わらずにうえを目指し続けているひと。今の自分にも、過去の自分にも恥ずかしくないようにみえないところでたくさん努力をしていること、みえなくても、ちゃんとわかってるよ。
数字がうごめく競争社会のなかで高い目的地を見上げて、疲弊して誰もが弛みそうになる意識をぴんと張り直してくれる。「まだまだ上へ行ける」とまわりに主張しながら、でも強要するわけではなく、その背中で引っ張るんだ。間違いなく、このアイドル戦国時代のエースになりうるひと。
その熱い気持ちを惜しげもなくわたしたちに見せてくれること、それだけで希望を忘れず、信じて、見つめてきたわたしの日々が報われた気がします。
あまり多くは話さないひとだということは知っています。でも、たくみくんがメンバーのことをだいすきなこと、まわりのスタッフさんにたくさん感謝をしていること、そしてJAMのことを大切に思ってくれていることはわかります。たくみくんが「辛いときには一緒にいてくれた、そして今も一緒にいてくれるみなさんにはしあわせでいてほしいです」と言ってくれたこと、「JO1とJAMのみなさんはずっといっしょです」と言ってくれたこと忘れません。あなたの叶えたい夢が叶うまでずっと一緒にいます。
忙しい日々だとは思いますがまずは健康第一に。つらいことも共にたのしみながら行きましょう。たくみくんはひとりじゃないです。あなたのことがだいすきなJAMのみんなとあなたがだいすきなJO1のみんながいつもいっしょです。
これからもたくさんの愛のまんなかで生きるひとでいてください。
改めてお誕生日おめでとうございます。
愛とやさしさでいっぱいのいちねんになりますように。
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