優しい言葉を使う人だけ周りに置いておきたい
誰だって怒って感情的になった時にチクチク言葉を言ってしまうことはあると思う。
でも、そのチクチク言葉を普段から使う人のなんと多いことか
以前お付き合いしていた人が小学生の女の子のことを「女のガキ共」って言ったり、女性のことを「メス」って言ったり、サラリーマンのことを「モブ」って言う人だった
その人の言葉遣いに耐えられなくて、縁を切った
他にも友達の友達が「汚いブス」とか平気で吐き捨てる子で、なんとなくでも話が回ってくるのが辛い
私は自分に向けられた言葉じゃ無くても、そういう強い言葉を耳にすると胸が苦しくなって、うまく息ができなくなる
本当に、ものすごく、苦しくなる
こんなこと言っても共感を得られたことは無いし、偽善者みたいに見られちゃうんだけど、別に良い子ちゃんぶりたいわけじゃ無い
私はチクチク言葉が嫌いだから、私の前では使わないでくれって言ってるだけ
でもこの意見を曲げずに貫いてきたら、ちょっとずつ、理解を示してくれる人も増えてきた
例えば醜形恐怖症の友達が「ああ今日わたしブスだわ…」って呟いた後で、「あっごめん、今の言葉キツかったね」って言ってくれるの
そんな風に配慮してくれるなら、私も彼女の醜形恐怖症を受け止めたいと思うし、寄り添ってあげたくなる
本来、人間関係というのは、こんな風で良いんじゃないかなあ
それぞれが抱えている悩みや苦しみに寄り添って、配慮して、否定せずに受け止めて
誰かを強い言葉で否定しても、見下しても、何も生まれないじゃない
というか街を歩いてて「あの人は美しい、あの人は醜い」なんて目で人を見たこと無い
鏡見てから言えば?
自分は人の外見を評価できるほど立派な、見目麗しい、綺麗な、素敵な外見なの?
どんな美しい人であろうと、誰かの容姿を否定した瞬間、私の目には誰よりも醜く映るよ
それに強い言葉で虚勢を張るのは弱者の証拠だよ、本人に直接言う勇気も無いくせに
もっと品を大事にして生きられたらいいのに
綺麗な言葉は自分というキャラクターを飾ってくれる、それがいずれ人間性にまで影響を及ぼしていくんだよ
私は綺麗な言葉を使いたいと思う。まだまだだけど、でも昔よりは随分綺麗な言葉を使えるようになったと思う
誰かを貶したりせず、人の良い面を見つけられる人間になりたい