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私の居場所はTwitterだった。 普段、完璧な自分を演じる為の逃げ場所

つい最近、Twitterアカウントを消した

でも少なくとも半年間は間違いなく私の居場所で、心が疲れた時は何度も慰めてもらった

いろんな問題を抱えた子がいて、でも平気そうに振る舞って、自分の力で生きている人ばかりだった

ただ頻繁にチクチク言葉が流れてきて、タイムラインに「ブス」とか「デブ」とか「タヒんだ方が良い」とか、そんな言葉が並んでた

私はそういう言葉を見る度に切なくなって、ミュートにしたりするんだけど、それでもまだ流れてくる

明確な敵意を持って誰かを貶す人が居たりして、でもその人は私には優しくて

だからってその人と仲良くしたいとは思えなかった。裏と表が激しい人は嫌いだから

お気に入りかどうかで、相手への態度をコロコロ変える人間は、嫌いだから


そんな場所に疲れてしまったから、もう嫌になっちゃって、アカウントを消した

寂しい気持ちは勿論ある

そこでは普段の私と違って取り繕うこと無く、素直に、辛い時は辛いって言っていたから

苦しい辛いって言っても許される環境に、私は何度も救われた


普段「完璧な自分」を演じているタイプほど、ネット上に依存してしまうんじゃないかと思う

私は普段、8年来の友達にすら、素直に辛いなんて言えたこと無い

家族にも勿論、言えたこと無い

苦しくてたまらなくて、泣きながら夜を越して、鏡の中の自分を鼓舞してから家を出る

もうずっとずっと、そんな生き方しかできてない

どんどん自分の表層と核が乖離していく感覚があって、このままじゃ限界が来るんだろうなって思いながら、でも今更どうやったら良いのかも分からなくて、ずっとこのまま


私は人に愛されたいって願い続けてる

ネットは手っ取り早い愛情をくれる場所だと思う

「会ってみたいね」と言われるのが凄く嬉しかった

実際に一人だけ会ったことがあって、その子とは今でもずっと仲良し。毎日のようにInstagramでやり取りしてる

まだ会ったことは無いけど、他にも、いつか会うんだろうなというネッ友はチラホラ居た

お互いの顔も名前も知らないのに、常に頭のどこかに相手の存在があって、話をしたくて、Xって書いてあるアプリアイコンを押すんだよ


実際に友達になってしまえば出会いなんて関係無くて、でも本当に仲良くなるまでは、常に不信感がある

そんな歪な出会い方だと思う

ちなみに私は10年前からネットを使っていて、小学生の頃からネッ友がいた

当時いじめられていて学校に居場所が無くて、家でも虐待されて居場所が無くて、唯一癒してくれるのがネットの世界だった

小学生の頃も中学生の頃もネットに居場所を求めて、大人になった今も同じことをしてる

元恋人も、更に前の恋人も、ネットで出会ってる。今一番やり取りしてる友達もネットで出会った子


現代を生きていることを実感する

もし私が2003年ではなく1983年に生まれていたら、私は居場所を見つけられなかったかもしれない

常に心の拠り所というのは必要で、常に依存する軸を数本抱えておくことが重要で

心を持った生き物である以上、依存先は用意してあげないと、自分というのは簡単にパンクする

パンクしたら、修理屋さんなんて無いから

自転車みたいに持って行ったら直してもらえるわけじゃない、人間は持って行っても治してもらえない

心療内科に行っても治るものじゃ無い


私は高校生の頃、自分の感情を無視して、依存先が無くてパンクしてしまった

立ち上がるのに5年もかかった

まさかそんなにかかると思っていなかった

もし当時1年間くらい休んでいたら、虐待からもいじめからも逃れて、1年間ゆっくり休む方法があったなら

私の10代後半は潰れていなかったかも


ネットに居場所を求めても良かったと思うけど、当時の私はそんなこと考えつかなくて

ただ、文庫本サイズのMDノートに、juce upの0.3のボールペンで、気持ちを書き殴るしかできなかった

当時の私が思いつく自分を救う方法は、それしか無かった


だから私が初めて心療内科に行った日のことも書いてあって、今でも残ってる

2020年の出来事。16歳の頃


でも私、ボイスメモとして残す方が好き

母が暴れる度に携帯のボイスメモで録音してきたんだけど、8年前の自分の声なんて、ボイスメモくらいでしか聴けない

泣きじゃくってる自分の悲痛な叫びも、今より少し高い声も、私が必死に生きてきた証拠だから


日記アプリより紙の日記、紙の日記よりボイスメモ、ボイスメモよりビデオ

この順番で「記録」としての情報量、密度が高くなる



何が言いたくて書き始めたんだったかな、分からなくなっちゃったけど、自分の今の考えをアウトプットするのは楽しいこと

2024/07/11の16:33の私の記録

これも大事な記録

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