
この手触りもその匂いも
これ最近なんとなく気づいたことなんですけど、わたし紙媒体がとにかくすきっぽいです。
雑誌も漫画も現物を紙の匂いを嗅いでペラペラとめくりながら、たまに数ページ戻ったり、広げたページをそっと胸に抱きしめながら物思いにふけったりしながら読んでいたい。
小説も写真集も画集もエッセイもZINEも、読み終わった本たちはアーカイブとしてぜんぶズラッと並べていつでも手の届くところに置いていたい。
人からいただいた名刺とかステッカーとかフライヤーとか、きっちりファイリングしてたまに見返して色鮮やかな想い想いの自己表現に胸をいっぱいにさせていたりしている。
映画とかテーマパークとか観劇とかライブとか野球観戦の半券も、人間関係の節目(簡単に言うと過去の恋人たちとの破局とか)に燃やしたりしたような気もするけど、ひとりでいったところとかは残っていたりする。
地元のスーパーが発行しているフリーペーパーも大好きで毎月の発行をたのしみにして、1冊はファイリング、1冊は読みふける用として2冊もらってくるようにしている。
お絵描きももっぱらアナログで、小学生のときに使っていたようなポスカとかマッキーでひたすらに太ったオバケの絵を描いたキャンパスノートが今月で5冊目に突入した。
思い返せば、小学生のころは新聞委員になり学級新聞をつくるのがすきだったし、年度末に発行される学級文集にはかなり力を注いで表紙とかも担当していたな。実家に飾ってあるわたしが幼少期に描いた絵を見ると、決してうまいわけではないがが、独特なタッチだった。よくそんなんで立候補していたよな。
わたしって思った以上に紙媒体がすきじゃんね。と、自覚したら何か作りたくなってきた。そう、これは作ってみます宣言。