Artiste -アルティスト
最近イチオシの漫画がこの「Artiste」だ。
とにかく引き込まれるこの作品。
私はもともと「食べ物」が出てくる漫画作品が好きで、このアルティストを読み始めたのも料理人が出てくる漫画だったのがきっかけだ。
そう、私はただの食いしん坊なのだ。
それはさておき、画像は一巻の表紙である。
一巻を読み進めるうち、私は困惑した。
なぜか?
主人公は右側の黒髪の彼だったからである。
1話目にして、金髪の彼、黒髪の彼双方が登場するが、登場の仕方も、金髪の彼の方が目立っていたのだ。
てっきり金髪の彼が主人公だと思っていたもので、初っ端から振り回された感じがした。
皿洗いとして新しくレストランに加わった金髪の彼、そして皿洗いの先輩が黒髪の彼、ジルベールだ。
1話目のジルベールはぽつんとレストランの隅で、皿を洗っていた。
そんな登場の仕方だったのだ。
本当に驚いた。
なんて地味な主人公なのだと。
しかし、読み進めるうち、欠かせないジルベールの存在、ジルベールがいるからこそ進んでいくストーリーに、新たな世界…
ジルベールの周りもキャラが立っており、読者を飽きさせない。
「地味な主人公」とは言ったが、ジルベールは確かに地味だが、れっきとした「主人公」であるのだと痛感した。
「ゼブラック」、「ピッコマ」というアプリで、今なら一巻が無料で読める。
ぜひ、お勧めしたい。