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映画に出てくるような部屋に住みたい

こんにちは。haruです。

インテリアって理想はあっても、
家具が高い…
なんやかんや生活できちゃうし…
といった気持ちで、とってもこだわってる!って人はあまりいないのではないでしょうか。

そんなことねーよって人は是非、お手軽かつお財布にも優しいインテリア構築の仕方を教えてください。お題は「映画に出てくるような部屋」でお願いします。


私の今の家のインテリアは、お手軽かつお財布にも優しくて最も私がこだわったお部屋なのですが、今回引っ越すことを決意しました。

理由はさておき、少しだけインテリアにこだわった部屋だったのでご紹介してみようかなと思います。

そして私にとっては、色々な意味で私の"拠点"であったこの部屋の風景を、感謝を何処かに残したい。そんな気持ちでこれを書いています。

好きなものだけを閉じ込めた部屋

高校を卒業してから私はすぐ就職し、地元を飛び出して少し離れた土地でひとり暮らしを始めました。
仕事を転職して引っ越しもしましたが、なんだかんだその土地に住み続け、ここに住んだのは約8年。

そして3年前、ここに引っ越してきたのです。
今まさに離れようとしているこの家。
3、4回は引っ越しをしたけれど、一番愛着があります。

(生活感丸出しだあ…)

天窓もあって陽がよく差し込む明るい部屋でした。
太陽の光で目覚めたい私にはぴったりな家。

レコードは完全なるパケ買い。
ポスターはnico and / その他は映画館や
古着屋さんの雑貨コーナーで見つけては調達です。

私の一番の趣味、映画鑑賞。

引っ越して来る前からもそうでしたが、ここへ来てさらに気持ちが強くなりました。プロジェクターを譲ってもらってここで映画を観ていて、映画のことを記事にしようと思い立ったのです。

お香が好きでここで炊いていました。
お気に入りはナグチャンパ。

マクラメ編みも趣味で、自作したシェルフ。
そういえばマクラメ編みをを見つけたのもこの家だったなあ。映画を観ながら編んだりして。

これをどこに飾ろうとか、突然夜中に思い立って模様替えしてみたりとか(お隣さん、きっとうるさかっただろうな…ごめんなさい…)色々やりました。

DVD、白飛びしてますが「スワロウテイル」です。

別の記事でも書きましたが、岩井俊二さんから頂いたサイン入りのDVDとロングインタビュー本、Tシャツは宝物で飾ってありました…!

本もよく読んでいましたが、読み終わった本はお気に入りのもの以外ほとんど売っていたので、手持ちは読んでいない本ばっかり。
最近読んだカミュの「異邦人」の感想も書きたい。


ファイヤーキングマグが好きで
ちょっとだけ集めてた。

キッチンにある一部の食器たちもお気に入りだけを集めたりして、眺めているのが好きでした。

ただ唯一妥協したのがキッチンで、コンロが一口しかなかったため料理はほとんどしなくなっちゃうという。ほぼ喫煙所だった。


始まりをたくさんくれた


色々な意味でひとりで頑張る決意をして、好きだと思えるものを見つけられたり、それを軸に自分の好きなように創造したり、本当にたくさんのことを考えられるようになった場所。

少し離れているとだれてしまっていた気持ちも、帰ってくるとすぐに「何かしたい」と思えたり、逆に落ち着いたりする。

すべての拠点でした。

何かに挑戦したり頑張ったり、怠けたことも、つらかった出来事も、ここで私は経験してきたんだなあ、と空っぽになりかけた部屋で思っています。

インテリアを考えることって、見た目を良くしたいというのもありますが、少しでも自分が安心出来るセーフティゾーンを自分で作り出すことでもあるんだなと、今になって知りました。

インテリアひとつで何感傷に浸ってるんだよって言うのは野暮です。ここまで読んでくださってるでしょ。

次はもっともっと安心出来る私の居場所を作るね。
ありがとう、私の思い出の地。


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