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30代非婚女性が泣きながら綴る『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』映画【未鑑賞】感想

これはなんというか。そう、覚書なのです。

こんにちは。
2024年、人生で初めてプリキュアにハマってしまった30代子なし非婚女性・碧色です。

9月13日、ついに劇場公開された
映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』。

公開初日のその夕方、早速映画館での鑑賞を終えた我が姪っ子たち。
その後、まだ幼稚園児の彼女らが、大人であるわたしに懸命に語ってくれた今作の感想。
それを受けて感じたこと・想ったことを、どこかに綴っておきたくて。

いや、改めてシンプルに感動したんだよ。こんな小さい子どもたちの心をここまで震わし、夢中にさせるコンテンツの存在に…。(感極まりポイント)

鑑賞したその夜、すぐにわたしにその感想を伝えようと電話をくれていた……のだけど、なかなかタイミングが合わず。
結局、翌日のお昼の電話で一生懸命語ってくれました。翌一日経っても熱が覚めないってのもすごい。ゲームのなかにはいっちゃったよ!(デカ声)と言ってた。
ちなみに上の子はあまりに興奮したのか、その日の夜に興奮して発熱したらしい。翌朝下がってた。ホッ

遠方に住んでいる姪っ子たちとのコミュニケーションのなかには、いつもプリキュアがあります。
日曜や週明けに電話をする時はいつも「プリキュア(アニメ)みた?」と会話するほど。
伯母がオタクで唯一よかったこと、これなのでは。

今回、映画の感想を受けて驚いたのが、彼女たちが「𓏸𓏸が〜〜って言ってね!」など断片的にでもセリフまでもを覚えていて、そういったことを交えて気持ちを教えてくれたこと。
いや、すごい。驚いた。だってついこないだ、映画館デビューしたばかりじゃない。なんなら喋り始めたの最近じゃん?

自分の中で物語を咀嚼して、楽しんで。さらに別の誰かにその内容と感想と「好き」を言語化して伝えるって、すごいことなんだよ。
そして伯母、まんまとそのとあるセリフのひとつに胸を打たれて泣いた。そのセリフは最後に書きます。

彼女らのファーストプリキュアは一昨年のデリシャスパーティだけど、映画館で劇場版を鑑賞したのは今作が初。同伴はママ=わたしの実妹。
妹曰く、ママと娘と同じくらいパパ同伴やファミリー総出の来館も多く、親同伴でも中学生くらいの玄人味のある子、もっと大きいお友達も多くて賑やかな雰囲気だったとのこと。さすが初日!
逆に言えばわたしのような妙齢ぼっちはこのタイミングを避けたいな〜とおもっていたのだけど、そういうエネルギッシュな空間での鑑賞ってすごく楽しそうで少し羨ましい。

ということで、世にも珍しい『感想の感想』いってみたいと思います。
印象的なトピックスは、以下の5つ。


『ゆびわ』

まずはやっぱり女児、入場者プレゼントの【フレンドリング】に見事撃ち抜かれていました。あれ、いままでペンライトみたいなのだったよね。
ビデオ通話でめちゃめちゃ自慢された。子どもしかもらえないんだね。そりゃそうか!

ランダム配布だったので心配していたけど、それぞれひとつずつ、推しのこむぎとユキがきてくれてなにより。これでこうやって応援したんだよ〜!と嬉しそうでした。応援したら、ワンダフルたちも〜っとがんばってた?と聞いたら「がんばってた!」と。これも誇らしそうでよかった。

『ひろがるすかいとまほうつかいぷりきゅあ』

まほプリに関しては「うた(主題歌)もしらないよ〜!」と話していたふたりだったけど、わたしに映画のことを教えてくれた後にprimeで第1話を見てめちゃくちゃ興奮してた。キュアップ・ラパパ!
一方でひろプリのことは大好き。この間わんぷり本編にひろプリ御一行が出た時は、登場シーンを3回もリプレイしたらしい。

妹(プリキュア映画初鑑賞)の補足で「結構最初の方から出た。というか変身とかもはやくて、やっぱ子どもが飽きないように作られてるんだな〜と思った。」とのこと。なるほどね〜。

ちなみに姪っ子たち、プリキュアタイトルはフルネーム(?)派なので、めちゃめちゃ興奮してるのに「ひろがるスカイが!まほうつかいプリキュアが〜!!」と言います。かわいい。

『だいふくちゃんが!』

人間の姿になった!
というのはもう公式予告でも公開してる内容だから綴っていいかな。

(※以降、幼児の記憶力の又聞きレベルの内容ではあっても劇中のセリフなどなどネタバレあり。NGな方はブラウザバック推奨です。)

姪っ子たちの大興奮ポイントはやはりここでした。
「悟くんが、“ぼくもだいふくとおはなししたいな〜”っていって、にんげんになった!いろはのことはまかせとけ!っていっててかっこよかった!」とのこと。

ちなみにわたしはこの時点で公式情報を見ていなかったので、幼児たちにこの話を聞いて「ヴエッ!?!?!?」みたいな情けない声が出てしまいました。
ビデオ通話越しに大人が本気でびっくりする姿、幼児にめちゃめちゃウケていた。というか、これをいの一番にわたしに伝えたくて鑑賞後電話してくれたらしい。あ〜公式みてなくて良かった〜!泣

さらにこの直後、この話題になった瞬間幼児と同じくらいのテンションになった妹が突如口火を切り「それでさ〜悟くんも変身したんだよね!メガネなくて誰!?って感じだったけど!!しかもなんか2人ともゲームの世界から出たあとに人間になったんだよね!!今!?って感じだったけどかっこよかったよ!!ごめんめっちゃネタバレだけど!!」と早口感想を浴びせてくれた。わたしがググるより早かった。すごい、良かった。(妹は非ヲタ)

その後やっとググッて、最初に目が拾ったのが[CV 中村悠一]だったもんでまた変な声が出た。な、な、中村悠一!?脳汁まで出てきた。すごい忙しないひととき。

いや、それにしてもほんとに良かったね、悟くん。
大福と話せたんだね。わたしも嬉しいよ。
「言葉が通じなくても想いは必ず伝わっている」っていうテーマを本編で愚直に律儀に体現してくれていたのが兎山家だな〜という印象だったので、本編でどうなったとしても(あそこまでキャラデザ作り込まれてたら本編でも出そうだけど…)、大福が人間の言葉を話せる世界線が生まれた、という事実がまずうれしい。

というか本編、ニコ様も出てきたし、こりゃもう追加戦士としての兎山家の変身はないのかな〜、もしあっても大福だけかな〜(映画の初期ビジュでしれっと二足歩行&「大福はかっこいい」「ただのうさぎじゃない」というこむユキの本編発言)と思っていた派だったけど、こうなったらふたりとも本編で追加戦士であってほしい。ふたりはプリキュア、ならぬマブダチなわけだから。

ありがとう、ウイング。ありがとう、わんぷり。ありがとう、中村悠一。
翌日のアニメ放送中の映画CMで喋ってる大福ちゃんの姿流れたけど、とても良かった。

それにしても、変身後メガネがなくなって茶髪になる悟くんめっちゃいいじゃん。リリアンの派手髪アゲハ盛ぐらいいいよ。

『たぬき』

シンプルに、敵がたぬきという事実が幼児にウケていてよかった。話しながら笑ってた平和な世界。
わたしは子どもを無闇に怖がらせるような演出やからかいがとても苦手なので(言う事聞かないと鬼が来るよ!連れてかれるよ!みたいなの、本当にダメ)、「たぬき、め〜っちゃでっかくなるよ!」とポップに敵を語ってくれる姿、とてもよかった。

とはいえ少し本編バレを見た感じ、少しシリアスな話でもありそうで、このあたりはわたしも実際内容を見るまで楽しみ。
ちなみに幼児たち、ナツキには全く触れず。このあたりはまだちょっと難しかったかな。

あと、「でっかくなるたぬき」ことムジナを演じる三宅健太さんのキャスト解禁後のコメントがとても素敵だった。

今回演じさせていただいたムジナは、収録現場で「ムジナ様」と思わず呼んでしまうくらい、とても大きなタヌキさんです。監督からは「怖さや威圧感より、ムジナが心の奥底で抱えている強い想いを重要視してほしい」と伺いました。その言葉をもとに、ムジナの役作りは「大きな何かを受け止めきれず、もがき続けている子供のイメージ」で演じさせていただきました。そう、ムジナにもメッセージがあるのです。

戦う理由も正しさも、想いの数だけあるからさ。

『こむぎがんばってた』

もうね、これに尽きる。
幼児の心震わせポイント、あまりにもピュア。

こむぎ、め〜っちゃがんばってた!ということを、幼児たちがこれまたとても一生懸命伝えてくれて(もちろん他のキャラも)、ああ、プリキュアたちの勇気とがんばり、スクリーンのむこうのたくさんの子どもたちに伝わってるよ…!などと思い少し泣いた。

思えばわたしのわんぷり涙腺スイッチは概ねこむぎに起因していて、こむぎの純新無垢な健気さにどうにも弱い。多分全人類そう。
今回、映画のとあるセリフが本当にぶっ刺さってまだ抜けない。何度も申し上げるけど、わたしは映画を見ていない。すべて幼児が伝えてくれた情報でここまで書いてしまった。

だけどそれはそれで芯を食ってるというか。
もちろん感じ方に個人差はあれど、イコール純度100%の【プリキュアが映画を通して子どもたちに伝えたい大切なこと】なんだな、と。

こむぎが、大好きないろはのためにがんばってた。
もう、これを伝えてもらっただけで十分すぎるんだよな〜。
そして、そのようすを見ている子どもたちも、一生懸命フレンドリングを振り、大好きなプリキュアを応援するんでしょ?最高じゃ〜んプリキュアの映画ってさ〜!

暗くて静かにしていなきゃならない映画館、初めての時は緊張する子もいるだろう。姪っ子たちの回も、赤ちゃんが泣いてしまって泣く泣く本編前に一時退場したファミリーや、ポップコーンをぶちまけた子がいたり、色々事件が起きていたらしい。

そうやって、はじめは鑑賞するのもやっとの思いだった小さな子が、いつの間にか映画を見て感じたことを、自分のことばでお友達や周りの大人にお話できるようになる。
わたしがいま、その大人になっている。うん、ほんと、もう十分。良かった。

映画わんぷり、良かった…。※未鑑賞

そういえば毎週のわんぷり感想をいつの間にか途絶えさせてしまったのだけど、またまとめてでも書きたいな〜。
最近はユキからまゆへの「あなたは怖がりだけど、弱くない」という台詞に勇気づけられたり、リリアンの名乗り「こわくない、こわくない」の僅かなトーンの機微に変化と成長を感じて泣いた。世界は猫組の尊さを知る。

それでは最後に、今回わたしが最も涙してしまったセリフを記して終わろうと思います。
わんぷりという、飼い主とペットの物語のとても本質的な部分に触れている、色んなことを考えてしまうセリフでした。

幼児の記憶力由来なので細かい表現は違うかもしれないけど、他の方の感想を拝見した感じニュアンスと意味は合ってると思う。
余談だけど、周りの大人に一頻り感想を話した幼児たちの映画熱は現在完全にクールダウンしている。
子ども、常に今を生きてる。カッコイイ。

もう少し、子どもたちのラッシュが落ち着いた頃。
映画館に行って答え合わせをしたいな。

















「いろはと一緒に、おばあちゃんになりたい」








おまけ
お盆、久々に会って一緒に遊んだ一コマ。

マジックねんど、3さい作のワンダフルと5さい作のニャミさん。
(伯母、細部と混色だけお手伝い)

おわり

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