電験三種 法規編
みなさん、こんにちは!!
電験三種の科目紹介シリーズもこれで最後になりました。
今回は法規科目の特徴についてお話したいと思います。
・法規とは
まず法規の出題範囲について
電気法規(保安に関するもの)、電気施設管理
主任技術者として当然理解しておく必要がある
法律に関する問題が範囲になっています。
また、他の三科目と比べて問題数が少なく、
一問あたりの配点が高いのが特徴です。
➡つまり一問のミスが命取りになるわけです。
・過去に出題された問題
令和元年の問題 (電気技術者試験センターより)
法規はA問題とB問題に分かれます。
A問題は文章問題が多く、B問題は計算問題が多く出題されます。
法規の範囲は法律なので改定されなければ内容は変わりません。
ので問題の出題もシンプルです。
ただ毎年同じような問題を出題すると合格率が高くなってしまうので、毎年これが出るというような問題が出題されることはありません。
よく暗記すればいいんでしょ?と耳にすることがありますが、それだけでは合格は難しいでしょう。
なぜなら配点の高いB問題では計算問題が多く出題されます。ここを攻略できるかどうかが
法規を合格を左右するポイントの一つになるからです。
私の友人の中にもこの計算問題を落としたがために不合格になってしまった人もいます。
A問題の暗記部分に関しては
参考書や過去問で重要な用語を丸暗記ではなく
関連する法律などは一緒に覚えるなど
工夫が必要になります。
そして説明まで出来るようになれば当日も
自信もって回答できるようになると思います。
また、他の科目の電力や機械との関係もあるので関連して覚えると効率的!!
・合格率 (令和元年の結果)
受験者 合格者 合格率 科目合格者 科目合格率41,543人 3,879人 9.3% 13,318人 32.1%
(電気技術者試験センターより)
⇒法規科目の合格率は17.7%でした。(令和元年)
以上が法規科目の特徴についてでした。
電験とは〜各科目について
ご覧頂きありがとうございました。
受験生の皆様、寒い日が続きますが
身体に気をつけてお過ごしください。
来年の試験で目標を達成できるのを
応援しております📣