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Kバレエ「シンデレラ」の感想🩰💎

 kバレエを鑑賞しに、東京文化会館まで行きました。演目はシンデレラ。憧れの飯島望未さんをどうしてもこの目で拝見したく、当日を今か今かと心待ちにしながら楽しみにしておりました。

 憧れと口に出すのもおこがましい程綺麗だった!

ずっと見たかったシンデレラ!

お席について

 2階センターブロック最後列を選んだのですが、舞台全体を見れますし、後ろにも気を使うことなくゆったり鑑賞できたように思います。

 緊張して浮き足立っていたけど、思いの外階段登りがきつくて、良い準備運動になりました。

緊張で握りしめちゃって
紙がくしゃくしゃですね

 途中休憩を挟む二部制でした。
お手洗いはかなり混む印象。それはそうだよね。


感想① 演者について

 もう本当に皆さんお綺麗で…爪の先まで羽で出来ているみたいに軽やかなのに芯があって、それでいて宝石で造られたかのような美しさだったんですよ。私がもし文豪だったらこのうつくしさで小説書いてたと思う。だって飯島さん、美貌で光り輝いてたんだもん。舞台に登場した途端、私の感情が昂ったのか双眼鏡を覗く目から涙が溢れてしまいました。舞台がパッと華やぐんですよ。びっくり。
 美しさの裏に滲む努力を思ったら、堪らなくなって感謝せずにはいられませんでした。私達同じ重力の中で生きているのに、こんなに美しく軽やかにいてくれてありがとうございますって心の中で終始呟いてた。

 ジュリアン・マッケイもとっても素敵だった。童話の王子様がそのまま出てきてバレエ踊ってる!!という感じ。舞台に出てきた瞬間、拍手喝采でした。手足が伸びやか、しなやかでいて力強いのよ。しかも長いから存在感抜群で、もう股下5kmあった。

感想② 舞台について

 シンデレラのお話自体よく知っているし、(ディズニーのシンデレラ大好き)展開を知っているからこそ、初心者でも安心して見れた部分は大きいと思います。ガラスの靴をどのように解釈するのか興味があったので、なるほどね🧐となりながら鑑賞しておりました。
 所々笑いを誘うコミカルな部分があったり、意地悪な姉妹もなかなか憎めないキャラクターであったりと、最初から最後まで目の離せないものでした。

 ラストは王子とシンデレラが星月夜の下、二人寄り添って歩く静謐なシーンで幕を締めました。ただ背中を向けて歩いているだけなのに、どうしてここまで我々の胸を打つのだろう。

 衣装もキラキラ、ふわふわでとっても可愛らしかった。カボチャの馬車は真っ白で輝いていて、宝箱の中で見ている気持ちになりました。本当にため息が出る。

 舞台芸術の好きな部分って、一瞬で世界の中に引き込まれるところです。音楽でも演劇でも、空気感がガラッと変わる展開に何度でも魅入られてしまう。鳥肌が立つ瞬間が忘れられなくて、足を運んでしまいますね。

感想③ 演奏について

 生演奏付きでした。これも楽しみの一つでした。踊り始めるタイミングと演奏のタイミングが合うの、不思議だなあと思いながら見ていました。開演前は音出しをしていたのですが、なぜか学生の頃を思い出して懐かしくなっていました。クラシックの時は指慣らしの部分はお客さんに見せないじゃないですか。こういう所も新鮮で面白かった!

他のこと

 余談ですが、休憩でお手洗いの行列に並んでいる最中に話しかけてくださった女性がいまして。若干ほろ酔いつつ、初対面の私に楽しげにお喋りしてくださいました。

 初めてのバレエ鑑賞で1人で来たこと、空きっ腹にスパークリングを飲んで酔っちゃった!という事をお話していました。かわいい。お互い楽しみましょうね、と言って別れたのですが、無事席に辿り着けたかな。

 次は5月の白鳥の湖を鑑賞予定です。名作の中の名作ですね。バレエに精通しているお友達と一緒に行くので、玄人視点の感想も楽しみにしております。今からわくわくだなー❤︎

 私自身まだまだ初心者なので、もっと勉強していきたいです。オススメがありましたら、是非教えてくださいね。

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