路面電車通信

　長崎（市内）で電車といえばだいたい路面電車のことをいう。ふだん仕事に行くのにはこれを使っています。

　ちょっと前、帰るのに電停で待っていたら、やってきたのはバリアフリー車両だった。私はこれが好きじゃない。理由は車内のつくりが居心地よくないのと、発進、ブレーキの揺れがきつくてぐらぐらするからである。

　でも暑いなか電停で次の電車を待つのもイヤだし、乗る。乗客も多くていちばん後ろの位置に立った。そこは運転手のいない（つまり進行方向と反対の）運転席の前で、大きな窓から外の景色が見えた。

　いつも本を読むけど荷物が多くて重くて、取り出す気がしない。

　そうだ、写真を撮ろう。（ひまだから）

　そうおもって、混んでいる車内でかばんからごそごそとカメラを出して、何枚か撮った。iPhoneで動画も撮った。

　乗るのは好きじゃないバリアフリー車両だけど、このときのは6000形という2022年デビューのやつで、きれいである。（いちばんキライなのは3000形）

　ずっと乗客ぎちぎちで、身動きがほとんどとれなかったから絵に変化がないけど・・・。
　このときも、機材はお借りしているNikon D7500にSIGMA18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporaryの組合せ。

　動画を編集してYouTubeにアップロードしてみたけれど、あんましキレイじゃなかったので載せないことにした。

　わりとひんぱんに電車に乗っているんだけれど、こうして写真撮ったりしていると「電車がすき」と言っていた東京のあの子を思いだす。路面電車に興味をもっていたのを思いだす。元気かなあ、とか、そういうことをおもう。

*

　じつは（というほどでもないが）、仕事の行き帰りに使うのはバスでもいい。でもバスは交通状況に左右されやすいし、電車よりももっとすきじゃないのでほとんど乗らない。
　なのだけど、1週間ほど前にいつもとひとつ違う停留所から乗ろうとして、そうしたら先にバスが来るのがみえたからとっさに乗った。

　久しぶりのバスだったけれど、揺れが電車と違って、やっぱりバスはすきじゃないなあとあらためておもった。

　どうでもいいですね（いつものことだが）。