むずかしいポテトサラダ
なかなかポテトサラダを作るまでに至らない病については、2回ほど書いたのでそのあたりについては説明を控えますが、茹でたてのジャガイモから立ちのぼる誘惑をふり切ってポテトサラダを作るためにとる手段のうちのひとつ、食事の後に作る、というのがあります。
これはお腹が満たされていれば、ほくほくのジャガイモを目の前にしても平気でいられる、という点でいい方法ではありますが、私には「次の日もこれを食べたいかわからない病」というものもあるので作り置きみたいなこともあまり好まないんですね。おまけに「食料を無駄にしたくない病」まで持っているから厄介です。
ポテトサラダを作って食べるのは、実にむずかしいのです。
それで、まあこういう事情(どんなだ)でポテトサラダに辿り着けない日々を送っていたのですが、色々あってやっと作ったわけです。ポテトサラダ。
特に出かけることもなく、好きに過ごしていた昼下がり、ウトウトしつつぼんやりした頭で(買い物に行かなくちゃな)と考えたりしていました。そこでハッと思い出したのは、いただきものしたジャガイモです。消費するチャンスだし、買い物に出かけなくても済む。
ジャガイモがあって、玉ねぎがあって、きゅうりはなくて、にんじんなんかもない。ソーセージ的なものはなくて、生ハム(の切り落とし)はあって、タマゴがなくて、葉物野菜もない。すごく彩りに欠けたポテトサラダなら作れる、というくらいの材料です。
コンビニはすぐそばにあるから、買いに行ってもいいんだけど、きゅうりを入れたら量が増えるし、ゆでたまごを入れたら量が増えます。量が増えると、食べ切るのに苦労します。出てもいいけど出なくてもいい、出なくてもいい・・・。
というわけで、じゃがいも、玉ねぎ、生ハムだけでいいや、とおもってざあっと作りました。
ポテトサラダ欲が満たされたのでしばらくは食べなくて(作らなくて)よさそうです。
もうひとつどうでもいいことを書くと、いただいたジャガイモは3品種あって(メークイン、デジマ、デストロイヤー)、だから混ぜこぜで作りました。
「3種のポテトと生ハムのサラダ」なんていうとちょっと洒落て聞こえますね。
ごちそうさまでした。