ぶどうは茎が緑色のものがいい

　このところ雨つづきと言っても、まだお盆を過ぎたばかりで気分としては夏なのだ。それでも、桃が出て梨が出て、ぶどうもよく見かけるようになってきた。

　昨夕、インターホンが鳴ったのでなんだろうと応答したら、宅急便ですという。宅配の注文をした覚えがなかったので、なんだろうなとおもったら、愛知のおかあさんからぶどうが届いた。

　ぴちぴちのぶどうがいっぱい詰まった段ボール、宅配の人から「冷蔵品ですね」と渡された。

　この時点ですでに夕飯を終えるところだったので、箱から出して冷蔵庫にいれた。今日の夕飯前のくだものは、ぶどうだ。

（くだものは夕飯前に食べます）

　ぶどうは茎のところが緑色をしているのが新鮮でいいと聞いて以来、そこに注目することにしている。いただきもので恐縮しつつ、やはり目がいって、これはしっかりとぜんぶ緑色をしていた。

　愛知のおかあさんの誕生日が7月だから、そのとき私の好きな店のカステラを送ったのだった。それからこの雨を心配して、メールとぶどうを送ってくれたのだ。メールでは、忙しいながらも元気そうでうれしかった。

ありがとう！　いただきます。

　愛知といえば、昔の同僚からもちょっと前にお菓子が届いた。そうそう、おかあさんと同じ日、ついでだからカステラ好きのこの同僚（RKという）にも、同じものを送ったのだった。
　懐かしい手紙といっしょに、RKが好きなお菓子が詰まっていた。こちらも元気そうで、ほっとする。

「お徳用」が笑える。

　RKのとこの子供には、おととしの訪問で初めて会った。旦那さんの方ももと同僚なのだけど、旦那さんそっくりの男の子でめちゃくちゃかわいかった。
　愛知にまた行きたくなった。