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話を終わらせているのは自分だった件。

【佐咲直さんから学んだ気づき】

先日、学びの友の佐咲直さんの配信をアーカイブで視聴していました。
直さんは元学校の先生、現在はポジティブ心理学コンサルタントをされています。ポジティブ心理学の学びを直さんの実体験から分かりやすい言葉で説明してくださり、毎回貴重な振り返りの機会を頂戴しています。

今回は特に大きな気づきがありました。それは、私の中で習慣化してしまっていることで、変化が欲しかったことでした。きっと誰かの幸せに繋がると思うので記すことにします。

それは子供に「今日の良かったこと」を聞いたときの自分自身の対応についてでした。

ポジティブ心理学を学んで良かった事は、
「何故出来ないのだろう?」と出来ない理由や悪いことの原因を追求するのではなく、
良かった事に注目し、それが何故出来たのかを追求していくことをします。
What's wrong? ではなく、What's good?
ですから、
良かったことが何故起きたのか?成功の責任追求と言うことをしていきます。これは思考の転換であり、初めて習った時は自分の脳内に新しい回路ができていくようでとても新鮮で面白かった感覚を忘れません。これを自分自信に使えるようになった事はとても大きいのですが、我が子との会話でなかなか使えずに困っていました。話を振ってもなかなか前に進まずにいました。

そこで、佐咲直さんの話を聞いて大きな気づきがありました。
「良かったことを振り返るのは子供自分自身であり、それは子供が自分自信を励ますこと」
「その良かったことを思い出しているのは子供自身であること」

この2点、当たり前のことなのですが、習慣化してしまっている我が家の食卓での会話。なかなか発展することがなかったのです。
子供が思い出して口にする事、それを発表して周りに認めてもらう。聴いてもらう。これで子供の自己効力感【できる】が養われるのだ、と思った瞬間でした。

【息子との会話】
息子
「今日バスケを公園でしてて、誰も僕にパスしてくれなかったのね。でも、その後、かくれんぼをした時、僕は高い木に登ったのね。みんな登れなかったのに、僕だけ登れたの」と話してくれたのでした。
いつもの私なら→「へぇそうなんだ、すごいね。他には?」と言ってしまってたのです。
↑そう、会話を勝手に終わらせていたのです(汗)
でも、今日は直さんのアドバイスを意識して、子供はその情景を自分で思い出していると言う姿を想像してみたのです。そしたら、私の中で新たな質問が生まれました。
学んだ私→「へー、どの木に登ったの?」
「そんな高い木によく登れたね!怖くなかった?勇気がいたでしょ?」「落ちそうで怖くなかった?」etc…
そこから続く続く、息子のお話。話が広がり、お互いに楽しくてそのことを話した息子自身も少し誇らしげに思えたのか、テーブルの上にあったグラスもキッチンのシンクへ持っていってくれたり。これがポジティブアプローチなんだ!と実感したのもありました。

ないものに注目してそこを埋めるように頑張っていたギャップアプローチではなく、強みを見つけて自分ができているところを息子自身自分にフィードバックして自己効力感が高まったのか、いつもは声がけがないと運ばれない使ったままのグラスとお皿も今日はきちんと運ばれたのでした。
佐々木直さんから学びポジティヴ心理学の視点・生きていく上での小さなヒント。
彼女の中での発見を私たちに分かりやすく、伝えてくれます。子育ての大先輩に
お話を聞くのは心強いですし、しかもポジティブ心理学の学びを裏付けしてくださいます。よかったら是非、直さんのお話を聞きに行ってみてください!

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