![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154613198/rectangle_large_type_2_6caec91c4914fc4b73b81f6d44c3b5fe.png?width=1200)
電気保安管理技術者の職務経歴証明書の作り方 電気主任技術者編
電気主任技術者であった人向けの実務経歴証明書の記載について記載します
以下の類型別に説明します
①一つの設置者に一つの事業所の電気主任技術者に選任
②一つの設置者で複数の事業所の電気主任技術者に選任
③複数の設置者に各一つの事業所の電気主任技術者に選任
④複数の設置者に各々複数の事業所の電気主任技術者に選任
⑤設置者と雇用主が別の場合
⑥実務経歴証明書の作成の流れ
①一つの設置者に一つの事業所の電気主任技術者に選任
これは一つの事業所に選任されていた旨の記載、その事業所の規模、設置者の押印があれば大丈夫です
②一つの設置者で複数の事業所の電気主任技術者に選任
この場合、重複する場合には、重複する部分について期間は一つで申請する必要があります。
例えばA工場を2020年選任、2023年解任
Bビルを2021年に選任、2024年選任
この場合2021-2023年は二つの事業所を兼任してますが、ダブって申請はNGです。
紛らわしくなりますが、注意書きなどの記載方法は、電力安全課の担当者と相談してください。
1番長い電気主任技術者の期間が所定期間(5年以上)ある場合はそれだけ申請すれば良いです。
①と同じになります。
③複数の設置者に各一つの事業所の電気主任技術者に選任
基本的①一つの事業所で電気主任技術者の場合とおなじですが
この場合は設置者毎に、実務経歴書を作成する必要が有ります。
A社の電気主任技術者で2年
B社の電気主任技術者で2年
C社の電気主任技術者で2年
の場合には、原則A、B、Cそれぞれについて別個に実務経歴書が必要です
④複数の設置者に各々複数の事業所の電気主任技術者に選任
この場合には②複数の事業所で電気主任技術者と③複数の設置者での場合の合わせ技になります。
設置者毎に実務経歴証明書を作成し、その中でその設置者時代の複数の事業所について記載します。
⑤設置者と雇用主が別の場合
この場合には、設置者と雇用主、電気主任技術者の関係を記載した組織図が必要です。
⑥実務経歴書の作成の流れ
#電気主任技術者 #電験 #電気保安 #転職 #保安管理技術者 #電気工事 #キュービクル
※免責事項 読者の方々の転職、独立、職業選択及びその結果については一切責任負いかねます旨ご了承下さい。電気主任技術者、保安管理技術者は殉職者の発生した危険を伴う業務であることを確認、の上ご自身の責任でご判断ください
※無断転載禁止
ブログもやってます。電気主任技術者時代のものなのでご参考ください。