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電気主任技術者、保安管理技術者 やりたい人取っとけ資格15選
今回は資格をとっておいた方がいいと思う資格を紹介します。
転職系のSNSで電験だけあればというのは、無理だと思います。
正直そう言った発信に怒りを感じます
以下は最低限取っておいた方がいいものです。
①第一種電気工事士
②第二種電気工事士
③認定電気工事従事者
④消防設備士 甲4類
⑤消防設備士 甲1類
⑥消防設備士 乙6類
⑦消防設備士 乙7類
⑧職長教育
⑨普通自動車運転免許
⑩クレーン系
⑪低電圧取扱者
⑫高圧特別高圧取扱者
⑬高所作業車
⑭墜落制止器具
⑮高圧端末処理施工認定
①第一種電気工事士
この資格が無いと、電験のみでは現場で配線の作業が出来ません。
電気主任技術者が対応するのは電気工事士の方が多いので
同じ資格は持っておいた方がいいです。
②第二種電気工事士
この資格が無いと
一種電気工事士を取ると出番が無くなる資格ですが
そこまで行くのに必要な場合もあります。
電気のエントリー資格なので勉強しておいて損はないと思います
③認定電気工事従事者
高圧設備がある設備の低圧電気の一部について業務出来る資格です。
講習と小テストのみですので、難易度は低いです。
こちらも第一種電気工事士を取ると出番消滅する資格ですがそれまで必要です。
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④消防設備士 甲4類
担当する設備には必ず消防設備があります。
電気主任技術者には相談されることがあるので
知らないとまずいです。
⑤消防設備士 甲1類
スプリンクラー等の資格です。
担当設備の発電機を理解するのに必要な内容です。
⑥消防設備士 乙6類
キュービクルには必ず消火器があります。
わからないとかは電気主任技術者は許されません
⑦消防設備士 乙7類
この資格自体実際に業務で使う事は無いですが
漏電調査等の知識があるので取って勉強しましょう。
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⑧職長教育
電気主任技術者は電気作業者の長たる資格なので取っておきましょう
⑨普通自動車運転免許
これが無いと、郊外、農村地帯は現場に行けません。
⑩クレーン系
電気主任技術者では電気工事の立会が必須です。
クレーンは必ず出てきます。
講習会でいいので取って勉強しましょう。
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⑪低電圧取扱者
講習と小テストのみで取れます。
この内容を教える立場なので、受講しないと教える内容がわからないと思います
⑫高圧特別高圧取扱者
講習と小テストのみで取れます。
この内容を実施、教える立場なので、受講しないと教える内容がわからないと思います
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154253479/picture_pc_a9c02a5333ac5b356419808d3dc0cdb6.png)
⑬高所作業車
電気工事も立会は必須です。
高所作業車のルールがわからないと、何もわからず立ってるだけの立会で責任がかかります
講習と小テストのみで取れます。
⑭墜落制止器具
高所作業車の資格を取るのに必須です
講習と小テストのみで取れます。
⑮高圧端末処理施工認定
高圧端末処理とは高圧のケーブルを適切に処置する為の技術です。
高圧工事で監督するのに手順だけでも知っておく必要があります。
講習と小テスト、実技試験のみで取れます。
電気工事経験者や体力があるうちでないと大変と思います。
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その他、建築士や施工管理技士、ビル管理等の資格も有用ですが、これらの資格者の待遇は電気主任技術者より上なので電気主任技術者を選択する理由が薄いと判断し、記載していません。
また、全てを記載してる訳ではなく、たとえば他にも発電機、冷凍機もあればいいですが、取り急ぎ必須と思いませんので記載していません。
電気主任技術者の業務というのは以上に掲げた、資格者者や管理監督及び教育するものなので
その資格の内容が多少なりともわかってる必要かあると思います。
講習系の座っていればいいと言われる資格も含まれるとはいえ、実務でその知識を使いますし、
保安管理資格が実務3年となると、電験以外にこれらを受講後に取得するのは困難だと思いますので、早めに修行と思って取得されることをお勧めします。
念の為、記載しますが、電気主任技術者は殉職者の出た危険な仕事である事をご確認の上、自己責任でお願いします。
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※免責事項 読者の方々の転職、独立、職業選択及びその結果については一切責任負いかねます旨ご了承下さい。
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ブログもやってます。電気主任技術者時代の実務メモです。参考になれば幸いです。