BOOK HOTEL 神保町宿泊レポ ~泊まることが旅の目的になる~
こんにちは、ぴぴです。
今日は1年半前に書きかけてずっと手つかずになっていた原稿を完成させて公開します!
2023年の6月、ブックホテル神保町に宿泊しました。
読書好きにはたまらない、本にあふれた空間で、滞在中は終始うっとりしていました。
しかし、読書のための時間が圧倒的に足りず、後悔が残っています。
ホテルで過ごす時間が最大限長くなるようにもっと考えるべきでした。
そう、ブックホテルは寝るためのホテルではなく、本を読むためのホテルなのです。
1年半経っているので細かい部分は記憶から抜け落ちていますが、スマホに残っている写真とともに、ブックホテル神保町を紹介します。
慶應義塾大学に行ってきた
今回の東京旅行の目的は、慶應義塾大学文学部の公開講座。
勤務校の進路指導室前にチラシが貼ってあり、ちょうどその日は滅多にない土曜日に授業がない日だったので、思い切って行ってみることに。
本に埋め尽くされたホテル
16時半までの公開講座が終わり、三田から神保町に移動して、ブックホテル神保町と初対面。
ロビーには読書のための椅子やソファが複数あり、本棚にはたくさんの本が並んでいます。(人がいたので写真はなし。)
ちなみに、各階の共用スペースには、設定されたそれぞれのテーマに沿った本が集められています。
まずはフロントでチェックイン。
2冊の本を受け取ります。
これは希望者に対するサービスで、事前にアンケートに答え、答えた内容をもとにホテルのスタッフの方が自分のための本を選んでくれる、というものです。
「ツバキ文具店」は読みたいと思いつつ手を出せていない本だったので、これが選ばれたことに運命的なものを感じてしまいました。
(2024年12月現在、まだ読んでいません。笑)
お部屋へ。
部屋にもたくさんの本が。
滞在中に読めなかったとしても、「ここで出会ったから」という理由で読んでみれば、読書の世界が広がりますよね。
眠気の極みで読書をせずに就寝
ホルモン周期の関係もあり、公開講座を聞いているときから強い眠気を感じていた私は、せっかくのブックホテル宿泊にも関わらず、21時には寝てしまいました・・・。
痛恨の極みですが、眠い目をこすりながら読書をするのはつらいので、眠気に屈しました。
前夜の敗北を取り戻すべく、チェックアウトぎりぎりまで読書
前夜早めに寝たので体力も回復し、朝はすっきり目覚めました。
「ブックホテルに来たんだから本を読まないと!」ということで、本に手を伸ばします。
選んでもらった本は後日読むことにして、部屋にあった中で一番興味がわき、チェックアウト時間までで読み切れそうだったこちらをチョイス。
ホテル滞在中にホテルが舞台の作品を読むのは「エモい」ですね。
(「エモい」って私の語彙にはないのですが使ってみました。)
読み終わるともうチェックアウトの時間が迫っていて、もう少し読みたかったなと思いながらホテルを後にしました。
神保町は本好き、文具好きに刺さる街
チェックアウト後は古本屋をめぐり、行ってみたかった文房具屋さんへ。
昼前に神保町に別れを告げ、午後は東京駅方面で美術鑑賞と買い物を楽しみました。
まとめ
古本の街のブックホテルに泊まると、一泊の旅行で文学にどっぶり浸かれるということがわかりました。
神保町で古本屋めぐりとカレーを楽しみ、チェックイン開始時間に合わせてホテルに到着すれば、今回の滞在よりも長く読書を楽しめるはずです。
今回は公開講座にブックホテル宿泊、翌日は美術鑑賞、丸の内での買い物・・・と予定を詰めすぎてしまいましたが、ブックホテルを楽しむことに全振りするのもアリです。
そのぐらい、私にとって魅力的な場所でした。
京都に系列ホテルがあり、私が住んでいる場所からはそちらの方がアクセスしやすいので、次回は京都でブックホテル滞在を楽しむのもありだな、と妄想をふくらませて、結びとします。