ジュエリーについての私見
こんばんは。
前回の投稿に二桁を超える「スキ」をいただき、友人二人からは感想ももらって良い気分です!
(前回の投稿はこちら
https://note.com/_20070512/n/nc92b18ecdd2c)
自分の好きなものについて語るのは楽しいものですね。ジュエリーやアクセサリーについて、これからもどんどん書いていきます!
ものと同じぐらい物語を愛している
関心のある分野の一つが、「物語論(ナラトロジー)」です。
人間は、歴史や自分の人生における出来事をストーリーにして把握している、という考え方です。
「起こった出来事に解釈や意味づけを与えるのは人間であり、どのようなストーリーとして理解するかによって、同じ出来事であっても自分を苦しめるものであるか、自分を救うものであるかが変わってくる」と、ある研究者が言っていますが、私もそのように考えています。
思春期のころの日記を読み返すと「物語」、「ストーリー」という言葉がすでに登場して、この頃から人生を物語のようにとらえることが好きだったということに気づきます。
またここ数年で、自分が「こと」だけでなく、「もの」にもストーリー性を求めているということも認識しました。
買い物をする際、ブランドのコンセプトや、そのデザインの背景にある事情、表現しようとしているものについて店員さんの話を聞くのが好きです。(だから買い物は対面に限る!)
自分が選ぶものに対しても、どうしてそれを選んだのか、自信を持って語れる理由があることを(無意識のうちに)重視してきました。
特にアクセサリーやジュエリーに関しては、ただ単に「見た目がいい」、「かわいい」というだけでは購入には至りませんでした。
(服については別で、ひとめぼれで購入したけれども結局あまり着ず、という失敗が多々あります。笑)
「もの」にストーリー性を求めているし、「ものを選ぶこと」にもストーリー性を求めていて、ジュエリーを選ぶ過程も楽しんできました。
ジュエリーを選ぶ過程で素敵な店員さんとの出会いもあり、「ひと」とのストーリーも手に入れてきました。
女性はみんなアクセサリーが好きだと思い込んでいた
初めての結婚ラッシュを経験したのが、26歳の頃でした。3ヶ月連続で結婚式に出席し、「みんなどんどん遠い世界に行ってしまうな~」と思っていました。(当時、失恋後の傷心期間)
二度目の結婚ラッシュは30歳のとき。コロナ禍でなければ結婚式に呼んでもらえたかもしれないな、という友人が多数います。(呼んでもらえたはず、と思い込んでいるだけかもしれませんが。笑)
指輪が大好きな私は、結婚指輪はどこで買ったのか、どういう経緯でそれを選ぶに至ったのか、会う人会う人に聞きまわりました。
エピソードを話してくれた友人たち、ありがとう!
たくさんの人に指輪選びについて聞いていたので、いざ自分が結婚することになったときに、聞いたことを参考にして指輪探しを進めることができました。
友人たちの結婚指輪物語を聞く中で驚いたのが、
「あんまりこだわりがなかったから、最初に見に行ったお店でさくっと決めた」という人が数人いたこと。
「別に何でもよかった」と言った友人もいます。
ネットの記事やSNSなどを見ていても、あまり下調べもせず1日で3軒ほどお店をまわってその日のうちに契約した、という人は結構いるみたいです。
・・・信じられない!!!!!
(貶してはいません。)
人生で一番大切な指輪を1日で決めたり、即決したりできる人がいることに衝撃を受けました。結婚指輪選びは一大イベントだと思っていたので…。
そこで気づいたのが、ジュエリーやアクセサリーにさほど思い入れがない人もいる、ということ。
(結婚指輪については、指輪自体は何でもよくて、これからそれを着けて思い出を重ねていくことに重きを置いているのかもしれません。)
ステレオタイプ的発想ですが、女性はみんなアクセサリーが大好きなんだと思っていたので、自分の指輪好きも人に語れるほどの趣味だとは認識していませんでした。
けれど今は、私は人よりちょっと指輪に詳しいよと、にんまりしながら言えます。
ハイブランドには全然手を出していないので、ジュエリー好き界隈に踏み込んでいくのには少し気が引けてしまいますが。
ジュエリーは自分で買ってこそ
クリスマスの時期になると、いくつかのブランドについてSNS上で話題に上っているのを目にします。
「恋人からのプレゼントが〇〇のネックレスだった。ありえない。」
「△△は大学生がバイト代で買うようなチープなアクセサリー。そんなものをプレゼントに選ぶなんてセンスがない。」
この件については論点がいろいろあると思いますが、私が一番感じるのは、ほしいアクセサリーは自分で買うのが一番!
私が夫からもらった一番高額なジュエリーは婚約指輪ですが、それ以外にもらったアクセサリーは高くても2万5,000円ぐらい。自分で買ったものの方が圧倒的に高額です。
そういえば、2年ほど前の誕生日におねだりして、Diorの箱を買ってもらいました。それも2万5,000円ぐらいだったかな…。最高の贅沢かつまさかの「箱」というところが面白くて、思い出のプレゼントです。(箱には夫からもらった手紙を入れてあります。)
私とパートナーは二人とも12月生まれで、12月はクリスマスも重なるため、二人でのすり合わせにより、
・誕生日プレゼントは、買ってほしいものやジャンルを3万円以内でリクエストする
・クリスマスプレゼントは3,000円以内で、相手には内緒で選ぶ
ということになっています。(この3,000円以内でいいものを買うというミッションがかなり難易度が高くて面白い。)
少し脱線しましたが、私にとってはプレゼントはあくまでオプションで、ほしいものは自分の責任で買うべし、という考えです。
「自分で稼いだお金でこれを買った」ということが結構大きな自信になります。
長く使えるお気に入りを選びたい
チープなアクセサリーをたくさん持つより、厳選した本物を選びたいです!
(どの程度を「高い」「安い」と言うのかの物差しは人によって大きく違うので、ここでは問題にしないことにします。)
「本物」の定義も人によって変わってくるのかなとは思いますが、私が重視しているのは、品質がしっかりしていて、経年劣化が少ない、ということ。
傷がついたり、ツヤがマットになったり、マットがツヤになったりといったエイジング(経年変化)は楽しみの一つではありますが、劣化は避けたいです。
というわけで、地金の素材はK18かプラチナを選ぶ、と決めています。
K10はK18に比べて価格が抑えられ、優しい色味が可愛くはあるのですが、数年で劣化します。長く使いたいものには不向きだと思います。
ゴールドやプラチナのコーティングを施されたものも、すぐに劣化するので買いません。
(汗や皮脂の影響を受けにくいイヤリングなどなら大丈夫そうです!)
また、可能なら石はルースから選びたいです。
前回紹介したタンザナイトのリングと、婚約指輪(ダイヤモンド)、1粒ダイヤのネックレスは、ルース(裸石)から選んでオーダーしました。
婚約指輪選びの過程では、ルースからのオーダーができないという理由で候補から外れたブランドが2、3ありました。この過程についてはまた書きます!
台座にはまっていない状態で選んだ石が指輪やネックレスに仕上がってきたのを見たときは感動しました。「私が選んだ子が一人前になった!」というような感慨でしょうか。笑
前述の「ストーリーを愛する」というところに通じるものがありそうです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
次は結婚指輪、婚約指輪選びについて書いてみようと思います。
他の人のジュエリーやアクセサリーについての考えにも興味があるので、そういう記事を検索してみます!
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