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夜道てくてく 夜更けのたのしみ

なんだか足を向けたくなって、ぽつぽつと坂を登ってゆく。夕闇にとっぷりと
包まれた暗闇の中に灯りが見える。するすると入り口を開けてショーケースに
並んでいる品物の中から、これを三つ、これを二つと注文。くるくると手慣れた
仕草で包装をしてくれる。帰路をゆき温め直して、ひとつをパクリ。おいしい。

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