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電話をたくさん した 非日常 極まりの無い時間を たくさん過ごした 企業への問い合わせ 相談 変更の要請 それはそれはもう 大勢の見知らぬ人たちと 会話をした 顔を 合わせず 最後の最後と もうこれで おしまいにしたい と そっと けれど 心から そう願いつつ 話をしていた電話の向こうから 突然聞こえてきたのは 『 キロク ガ アリマセン 』 と いう 身に覚えの無い 前代未聞の言葉
大概 おおかた ほとんど これらの言葉の指すところ そのちがいは どのくらいなんだろう? 気がかりごと オトナの日々の中 あっち こっち から 望んでいるはずなど ありは しない 気がかりごと そういうものが ある日 ひらりと 飛んでくる
郵便屋さんが来た 待ちわびていた書類の到着 『おそれいります 配達先の記載に間違いが無いか ご確認を頂けますか』 たった これだけ わずかな言動