支援観

やっぱりストレングスモデルってすばらしい考え方だと思う。

その人の問題だけに目を向けるのではなく、その人が好きなもの、大事にしているものに目を向け、その人自身の生きる力、自分自身の幸せを掴む力を信じて支援する。

色んな問題が交錯して生きづらさに繋がることがあるから、その問題に対処するために勿論アプローチをするけど、問題がありつつもしたい生活があるとか、(以下、たとえば貧困状態とする)
お金が無くても幸せ、という人は実際いると思う。お金はないけど夢を追う人はそれを可視化しているのでは無いか。でも、お金がないことで苦しむ人を沢山見るので、貧困状態は貧困状態を改善することが第一なのだろうな…。

ホームレス状態の人々で動物を飼っている人はとくに、施設には入れないと言う。
なぜなら施設は大抵動物と一緒に暮らすことが難しいから。動物が好きというその人の一面に出会った時、その人にできるアプローチは単に住居を用意することよりも、動物と暮らせる住居を探したり、動物と関われるような居場所をみつけたりすることなのだろうなと思う。

ただ、そのひとの強みがあるからと言って問題を放置することは支援とはいえないような気もして、やっぱりソーシャルワークに正解はないなと思う今日でした…。

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