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ノスタルジックな尾道に行った

今年の春のこと、尾道に行ってきた。
東京駅から新幹線で広島駅に行き、また新幹線で三原駅へ。次にJRに乗り換えて、尾道駅に到着。

改札を出てロータリーに出ると、まず目に映る瀬戸内海。
遊歩道をのんびり散歩してみた。

山と海を両方望めて、さっそくのどかな風景が。。。


そして、昼食の時間。
尾道といえば「尾道ラーメン」!
ということで、「たつみ」さんにお邪魔しました。

醤油ベースのスープに背脂が。

ラーメンは意外とあっさりしていて、女性の私でもペロリと完食できた。


お腹を満たした後は、まったり街並み探索。
尾道は小道がたくさんあり、歩いているだけで冒険心がくすぐられる。

奥に続く坂道とかを見つけると、ついその先を見に行きたくなる。”未知への道”という感じで、ワクワクしてくる。

しばらく歩いていると、こんな看板を発見。

錆び具合がまた良き。

なになに……「ネコノテパン工場」とのこと。
調べてみると、この先にパン屋があるらしい。ネコをモチーフにしているのだろうか?さっそく行ってみると……

あった!確かにパン屋さんが!
それも、こじんまりとしていて何とも可愛らしい!
窓の外からはパンを作る工程が見れて、まるでこっそり覗いている気分になる。
店内は大人2名でいっぱいになってしまうほどの広さで、まるで小人が開いたパン屋のようだった。

パンは数十種類あり、どれを買おうかキョロキョロ…

外で待ちの列ができていたため、ゆっくりしちゃいられない。
おやつ用のカヌレと、帰りの新幹線で食べるメロンパン、家族のお土産にクロワッサンと抹茶のビスコッティを購入し、そそくさと退店した。
そして、再び街並み探索へ……


尾道は「猫の町」とも言われているそうで、ブラブラしているとちらほら猫を見かけた。

坂道を登ったり下ったり繰り返しているうちに、「LOG」というショップ?のような建物を発見。

どうやら、ホテルやカフェが併設されている複合施設のよう。元々は古いアパートだったそうで、インドの建築集団「スタジオ・ムンバイ」によりリノベーションされたとか。
カフェを利用したく敷地内に入ってみたが、
和のアートと自然が融合された禅を感じる空間に、思わず歩く足が止まってしまった。急に時間の流れがゆっくりになったように感じた。

1Fのピロティ
1Fの廊下

柔らかい自然の風が通り抜けていく。

そのまま2Fに向かい、カフェ「アトモスフェア」に。
レモンケーキとカフェラテ、レモンスカッシュを注文してみた。
レモンケーキは、口の中に広がるバターの香りと爽やかなレモンの酸味がとても美味しい。カフェラテによく合う!
レモンスカッシュは、濃くて甘酸っぱいレモンの味が身体に染みる…!真夏に飲んだらもっと美味しいんだろうなぁ。

窓の外からは尾道の景色が広がる。
2時間ほど、時間を忘れた心地よいひとときを過ごせた。

そして、一息ついた後は最後の街並み探索へ。
諸願成就の千手観世音菩薩様が祀られているお寺「千光寺」さんに行ったり、
アイスもなかを食べたり……マイペースに尾道を堪能した。

千光寺新道を登る前にある、線路下の歩道。
千光寺から望む尾道と瀬戸内。


老舗の喫茶店「からさわ」のアイスもなか。


これにて、尾道旅は終了。
初めて行ってみたけれど、山と海が見えて待望できて、どこか懐かしさもありつつ好奇心がくすぐられる楽しい街だった。

素敵な時間をありがとう、尾道。


最後に…
千光寺付近の「猫の細道」にて、地面に可愛い猫のアート。🐾

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