241005 なんそれ
昨日、仕事終わりに夢のようなお笑いライブを見た。
それは、"憧れの"とか"夢にまで見た"といった比喩ではない。目の前のことが、現実に起こっているとはにわかに信じがたいという意味である。
むしろ、これが夢なのではなく現実で、1時間前までオフィスでせっせと仕事していたことが夢なのではなかろうかとさえ感じる。
「ZAZYのなんそれ寄席」
これがなんばグランド花月900席を満席にしている事実に、日本もまだまだユーモアの余地があるのだと頼もしく思う。
幕が開いたと思えば、起立させられ「栄光の架橋」を歌わされたり、出席をとりますと言われると、事前に全員に配られた札にかかれた名前を呼ばれ、返事をして立たなければいけなかった。何を言ってるか分からないと思うが、「紅しょうが 稲田美樹」が20人くらい居た。
豪華ゲストたちは全員コスプレをさせられてネタをする。その合間に、各芸人の名前が表示される画面に「ファ」と言う文字が現れたと思えば音階の「ファ」の音声が流れる時間や、巨大なヨネダ2000と餅つきをする時間、マユリカの中谷が吊るされているだけの時間、珠代姉さんとななまがり森下さんが踊り交流するのにマユリカ阪本と見取り図リリーが巻き込まれる時間があった。最後はみんなでZAZYが空に舞うのを見ながら合唱して終わり。
小さい頃に経験した、ユニバの期間限定イベントを思い出した。ある空間に観客が拘束され、ストーリーがあるのかないのか分からないなか、色々な人が出てきて、移動させられたり、ゾワってする演出に不安になったり。「早く終わって欲しい」なのか「楽しんでいる」なのかわからない感情に陥る感じ。
とても文字では伝わると思っていないので、気になる人は配信を見るか、「#なんそれ寄席」でパブリックサーチしてみてください。
https://x.gd/4YOE6
そんなZAZYの作る"なんそれ"な世界を唯一ひょうひょうと凌駕していく「ななまがり」には脱帽しました。
さて、ここからが本題なのですが…。「選書」してみたいという話です。
今月末に引っ越しをします。これまた夢の話のように、まだ全く片付いていない。この状況を打破したい。特に本たち。本棚をひっくり返してやるぞ!と意気込むも、たくさんの興味深い本が出てきて読むのをやめられなくなり、片付くどころかむしろ散らかっている。
そこで、「偏見選書」をできないか!?とひらめいた。(貸し出しでも可)
本を受け取ってもいいよという方に、偏見で本を選び贈るというもの。
そうすることで、私が新居に運ぶ量が減る。そして、あなたがたは本が手に入る。まさにサンポウヨシなグッドアイデアである。せっかく手放すので、受け取り手が見えるのもいいな。
\こんな方におすすめです/
・最近、本読んでないな…
・本の探し方がわからない!
・新しい本に出会ってみたい!
需要あるか不明ですが、受けとってやるぜという方はご一報を。
遠方の方に関しては、送料負担いただけるなら送りますよ。もちろん贈呈後は煮るなり焼くなり、どうしてもらってもかまいません。
ちなみに、お気づきだとは思いますが、これらは「私の本棚にあるもの」限定です。私が読んでない本もあります。これを機に読み始めているものもあるが…。
一冊ずつ勝手にレコメンド文章でも書いてみるのもやってみたいな。
まあ、こんなことしてたら一生片付けは終わらない。
なんそれ…。