見出し画像

ゆとり会に参加した日記〜人が主役になる瞬間を初めて見てしまった〜


先日ゆとり会に参加した。

ゆとり会とは、自問自答ファッション教室に参加した、ゆとりさんが、あきやさんに提案されて、開催された会である。
(多分これを読んでる方は大半ご存知かと思うけれど)


参加した結果ゆとり会はとても楽しくて、そして当日だけじゃなくその一連の事柄において刺激を受けたというか自分にとっても色々と学びがあったと思ったので、人の感想に頼らずに自分の気持ちや言葉でもまとめておきたい。

(だいぶ私目線の私の話で、ゆとり会の記憶を辿る私の日記になるかと思う。)



ゆとり会が開催された経緯は上記のnoteの通りだけど、私はまずこのnoteを読んだときに、そんなの提案される人いるんだ!と思った。

そしてこんなことを提案されるゆとりさんってすごいなと思った。
私がこちらのnoteを読んだのは確か次の日で、そのタイミングの時点で既に何人もの方からお声がけがあったようで、ますますすごいなと思った。

ゆとりさんとは、あきやさん講演会でご挨拶してから、PD診断をご一緒したりと、定期的に会ってお話する、数少ない自問自答友達なので、このnoteを読んでから比較的すぐ(9月下旬頃)に会う機会があった。

私はこの興味深いゆとり会に参加表明しつつも、"つまり、ゆとり会とはなんなのか?"という具体的な答えなのか目的なのかが欲しくて、直接ゆとりさんから事の経緯を聞いてみたけれど、結局のところ、私の想像力では、腑に落ちるまでは分からなかった。

ゆとりさんが主役という自覚を持って、主役になる服を着て、主役として旅の話をする。
ということだけなんとなく理解した。

着る服が決まらないという話だったので、お昼ご飯を食べて話したあと、一緒に服を見に行った。

私は多分この服選びから、ゆとり会の輪郭をもう少し掴みたかったので、ゆとりさんに色々質問しながら服を見て回った。

ゆとりさんは普段の制服にもなる黒のスカートが良いと言っていて、私はちょっと驚いた。
と言うのも私は特別なシーンに着る服を日常的に着るということが少ないからだった。
普段も着られる服装で、会の主役として、制服を着ていくのかと思うと、自問自答ファッションとしての制服化としての選び方としては、頭では理解できるのだけど、私にはない発想だなと興味深く思った。

一緒に服を見ていく中で、なんとなくゆとりさんが手に取る服を着てみて、悪くはないと思うけど決め手にかけるというように見えたので、
私は、ゆとりさんから聞いた要件、黒スカートという範囲の中で1番派手に見えそうなもの、わかりやすく主役感のありそうなアイテムをせっかくだしオススメしてみた。

ゆとりさんはいくつかの提案に驚いていたようだけど、素直なので一旦着てみてくれた。

私は日常に着るという部分については一旦考えずビジュアルだけでオススメしていたのだけど、ゆとりさんは見た目的に厳しそうなどんなアイテムも一応、ちゃんと洗濯、日常使いが叶うかまでちゃんと考えて、確認していた。

ゆとりさんが考えるゆとり会のイメージは私には(もしかしたらゆとりさんにも)まだ見えていなかったので、とりあえず主役っぽいかぽくないかというところで考えてみたけど、
何着か候補かもと言ってたのは私から見ても主役感のあるものでどれもお似合いで素敵だったので、勝手に一緒に悩みつつ、結局ゆとりさんのなりたい次第なんだろうなと思った。


私にとっては少しの始まりの糸口になればという気持ちでの試着旅だったけれど、今日見た中に手応えがありそうな的なことを言ってらしたので、こういうひとつひとつの機会を有効に使ってて、すごいなと思った。

そのあと休憩がてら少しマックでお茶をしたのだけど、ゆとり会について、他のガールズからのコメントであったことを質問してみた。

それは、noteの記事の中で"小声トーク"というところに反応したコメントで、私もドラマ「だが、情熱はある」を見ていたこともあり、そのシーンは浮かんできたものの、
あのnoteを読んでそこに反応する人がいたんだ!ということの興味深さからの質問だった。

そして、あのドラマ(というか現実のオードリー)の"小声トーク"では、10席限定なのにそれでも席が埋まらないというところなのが面白ポイントなのだが、
ゆとり会のゆとりの小声トークは既に10名以上の申込があったようだった。
本家超え。話として出来過ぎである。

その後、他の話をして解散の流れだったと思うが、ますます予想の上をいくゆとり会の完成ならぬ開催が待たれた。

ゆとりさんが主役になるということ、私にとっては既に事の発端からもう主役のストーリーに思えた。
その後のゆとりさんの動向をSNSから感じつつ、自分のことを考えた。

"ゆとり会に出席する人"として私は存在するその日、私は何を着て行こう?
ゆとり会がなんなのかということを知りたかったのは、純粋な好奇心というのもあったけど、そもそも私自身がその日何を着ていけば良いのか、そのために背景を知りたかった部分も多分大きかった。

具体的な場所(開催地)を知れても、結局、具体的ビジョンまでは想像がつかないゆとり会。

いわゆるTPOや人、背景を考えてから服を選ぶことが多かった私が、色々考えた結果思ったのは、私の今のコンセプト(正露丸ver)の服で行こうということだった。

むしろ背景がわからないからこそ、自問自答ガールズが開く会の1番の正装としては、自分のコンセプトの制服なのでは?と思った。
そのタイミングで私は、秋冬のコンセプトの制服を組み立てる最中だったので、ゆとり会を目標にして1セットの完成を目指した。

そうして完成に向けて取り組んだ最初のプランでは、靴も服上下もコートも全て買うつもりで一応色々見たりもしたのだけど、
結局追加したのは、コンセプトっぽい!と本気で思った普段使いするにはちょっと勇気のいるジャンパースカートと、推しのライブのために買ったイヤリングだけだった。(あとコスメ)

ただ結果的に、個人的に理想としていた、今まで買って集めてきたアイテムと、追加したアイテムを合わせて着られたこと

コンセプトの制服はこれだ!と思える1セットに初めてなったこと(細かく言えばコートの合わせは除く)

たくさんの人がいる空間で、肩肘張らずというか自分らしくいられそうな着慣れたのアイテム(スニーカーとかニットとか)も身につけていけることが重なって、むしろラッキーに思えた。


当日午後からのとのことで、久しぶりに本気のメイク(早く起きれたのでyoutube見ながら40分位)をした。せっかくの機会なので、その前の時間にランチなど人を誘ったりするのも考えたのだけど、
どうやっても新しい制服を着ていく時に、経験上バタバタするだろうと思ったので、一人で会場へ向かうこととなった。

あきやさんが(多分この日に向けて)、noteの日記を更新されていて、それがゆとりさんのエールに思えて、ゆとりさんの主役パワーだと思った。

とりあえずお腹が空くとどんな状況でも感動が薄れるタイプなのでサクッとご飯を食べて、会場に向かった。
入り口が少し難しく、ガールズのおひとりが声をかけて下さって、一緒に会場に入った。

エレベーターが開くと、すぐ目の前に、事の発起人、あきやさんがいた。
あきやさんは名乗らずとも私と分かってくれて(本当にすごいと思う)、受付をして下さった。

受付にはゆとりさんからのお土産のルルルンがあった。今年行かれたと思わしき日本各地の5種類ほどから選んで良いとのことで、ゆとりさんのホスト精神に感激した。

会場はだいぶ埋まってきていたけれど、最前列の左側の席が空いてたので、せっかくなのでそちらに座らせてもらった。

そしたら、大きなモニターの横にいるゆとりさんを見つけた。
先日も着ていたyeeの柄シャツに、買ったと言ってた黒のスカート、チュールのビスチェ的なワンピースを合わせていた。

自分の好きが見えたと言ってたパッツン系のボブヘアーにバレッタを着けて、個人的トレードマーク的なNOBUKOFUのピアス。それにnoteでも書いていた通りに完成されたお手元だった。(靴は多分マーチン)

びっくりした。ひとつひとつのアイテムは、ほとんどいちどは見たり聞いたりしたアイテムだったのに、それらが合わさり主役として、ゆとりさんを存在させていた。

メイクもとっても似合っていた。

春頃にスギサキさんのカラー診断を受けたのち、一緒にPD診断を受けた際には、まだ私と同じように試行錯誤していたように思えたゆとりさんが
約9ヶ月、きちんと日々の自問自答と行動を積み重ねた結果の今日なんだなということを感じた。

それに加えて、この会に出席するたくさんのガールズたち。こちらもゆとりさんが自問自答であったり、発信を通じて関係を築いた人たちということだと思うと、改めてその人望というかゆとり会がこうやって成立することのすごさを思った。

ゆとりさんが会が始まる前にお声掛けして下さって、その感じは私が知るいつも通りのゆとりさんだった。そう、ゆとりさんはそういうところがすごいのだよなと思った。


皆目見当もつかないと思ってたゆとり会、なんでか、話を聞きながらなんとなく泣くのではと思っていたのだけど、どちらかというとだいぶ笑った。
ゆとりさんとお話しているかのような、でもちゃんと準備されているのも伝わる、旅のお話を楽しく聞いた。

私もだいぶ旅行好きな方で紹介された場所はロシア以外は訪れたこともあるのだけど、ゆとりさんがどう旅と向き合って、どういう目的で行くなどの話は、私とは全然違ってて大変興味深かったし、
私の好きなゆとりさん独特の視点というか、ゆとり理論みたいなのが時より混じってて、そこがやっぱり面白かった。

ゆとりさん自身のお話の構成もすごく聞きやすかったし、旅先の魅力や行動力への関心ももちろんあるのだろうけど
みんな多分ゆとりさん自身やゆとりさんの考えに興味がある場というのもあったのかもしれない、全体の雰囲気がゆとりさんのホームという感じで、私まで心地よかった。

きっとこの時の写真はゆとりさんにとって絶対記念日になるというのは始まる前から確信が持てたので
ゆとりさんに事前に一声かけて、試着の時にゆとりさんの写真を撮るように、発表の写真を撮らせてもらうことにした。

旅のお話をあっという間に終えて、最後にこの日の制服の説明を。

ゆとりさんはこの制服も(チュールはしないそうだが)仕事にも基本着て行ってると言っていた。


その話の中で、あの日私が不思議に思った、ゆとり会の服として用意するというより普段も着るという要件を入れ込んだことの意味が腑に落ちた気がした。

ゆとりさんはゆとり会を過ぎても、主役の制服と一緒に生活するんだなということを思った。

ゆとりさんを主役として成り立せた一部の制服が日常になる。非日常のなりたいと日常が繋がっていく。

あきやさんの制服化の効力ってこういうことなのではと思ったし、それを自然となのか意図的なのか、体現していくゆとりさんってやっぱりすごい!と感動した瞬間だった。



その後、二次会の立食パーティーとなった。

私は結構大勢の場での交流が得意ではなく(話せない訳ではないけど)このタイミングを多少心配していたのだけど、ゆとりさんを介した人たちということでの安心感を第一部で感じていたこともあり、思ったより初めましての方とも色々お話することができて嬉しかった。
(ケータリングもお肉で最高だった)

その中でファッション的に嬉しかったのは、私のトレードマークとして持っていた🌧️バッグをキッカケに声をかけて下さった方が思ったよりたくさんいたこと。
(あと、カバンの中身何入ってるんですか?ということを何回か聞かれたので、次回はもっとキャッチーなものを入れて会話のネタにできたらなと思ったり。)

そこで聞いた色々なお話に興味を持ちつつ、閉会時刻となり、ゆとりさんやあきやさんへのお礼と挨拶をして、そのまま帰る流れになろうかなというところだったのだけど、
会場が銀座の近くだったこともあり、エレベーターをご一緒したメンバー何人かで、銀座まで歩いて、少し試着しようということになった。

私自身はみなさん対面できちんと話せたのは初めての方だったのだけど、
ゆとり会に参加した仲間たちということで気分も大きくなっていたこともあり、せっかくの機会なのでご一緒させてもらうことに。

銀座を目指す中で、一緒にお話をしたガールズの方が私のnoteを読んで、発信している人として認識して下さっていたということで大変嬉しかった。(私も知っていた方だけど)

普段noteを書いてる時は(今もだけど)、発信しているというよりひとりごとのようで、例え反応があっても文通くらいの距離に感じるのだけど、SNSでいつも交流できてる方以外にも、実際に読んで記憶として覚えててくれてることにもすごい嬉しく思った。

その後銀座に到着して、バーニーズニューヨークの2階のフロアを回った。ガールズのnoteから聞いていた通り、試着メンバーのひとりdmsさんが早速気になったものの試着をしていて、感動した。
それを皮切りにみなさんの試着が加速したのか、みんな普段からそうなのかわからないけど、皆それぞれ試着が始まった。

試着して全員で見るものもあれば近くの数人で確認するものもあり、それも新鮮でとても楽しかったし、私は人の試着を見れたら満足みたいなスタンスで最初はいたが、明らかにみなさんに触発されて普段より試着することができた。

自問自答ガールズとの試着旅あるあるなのかもしれないけど、みんなその制服やバッグやアクセサリーから、分かる!というものを新たに手に取る。

もちろん私の知らないその人の側面もある前提で、同様のアイテムに対して好きが重ならない訳じゃないのだけど、それでも、手持ちとの親和性があったり、挑戦するとしても、それも分かる!と読み取れそうな要素が制服に潜んでるなと勝手に思った。

私の場合、好きがすごく広いタイプなので、普段だとそういうのも好きなのですね、似合うのですね、みたいなコメントをもらうことが今まで多くて、(ガールズからというより過去経験上)それがちょっと寂しかったのだけれど

今回導入したジャンパースカートと、🌧️バッグのおかげなのか、私自身が選んだアイテムについても、みなさんからなんとなく、同様の分かる!という反応を頂き、他のガールズのようにきちんと制服で表現できているのかなと思えて、とても嬉しかった。

それと、ゆとり会に合わせて自分のコンセプトの服を着ているという絶好の機会だから、他アイテムが探しやすいなのかわからないけれど

今まで単体で探すのに苦労するなと思っていたアイテムに、この短時間で運良く候補に出会えてびっくりした。

普段自分1人だと、勇気を出して試着できなかったりちょっと似合ってるのか自信がないアイテムたちについて、フィードバックというか後押しをして貰える贅沢な時間だった。
今までより自分の納得の行く制服を見て貰えているという自信から、その言葉を素直に受けとめることができたことも大きかった。

私が気になっていたジュエリーブランドにも運良く1階で出会い、みなさんそのタイミングでそれぞれ気になるアイテムを見つけていらしてその時間の使い方も本当嬉しかった。

凝縮された試着旅を終えて駅で解散する。

今日のあれこれ、あきやさんにも運良く会えたというラッキーDAY(しかも帰り際にハイタッチまでした🤚)だからか
楽しい一日を終えるのが名残惜しくて、最後に近いうちに買おうと思っていたファンデーションを見に、急遽帰り道の渋谷で下車。

そこでタッチアップしてくれたBAの方は閉店間際にも関わらず、私が求めることを回答して対応して下さり大満足でお目当てのものを買うことができた。
(髪色とメイクもピンクで可愛かった)


帰宅して、あきやさんがnoteを早速挙げてらした。
こちらはゆとり会発起人としてのあきやさん目線のnote。


ゆとり会開催のnoteが上がった日から、ずっとなぜあきやさんはゆとりさんにゆとり会をやるように言ったのかも考えていた。

参加した二次会であきやさんは、参加者の多くの人に⚪︎⚪︎会をやるとしたら何にしますか?と聞いてらした。

私はあきやさんが聞いて下さったときにすぐに回答できなくてまごついた。これは人前で話せる話のことではなくて、コンセプトの話なのだと思ったから。

こちらのnoteを受けて、自問自答ガールズSNSでは⚪︎⚪︎会の話で盛り上がった。

私はまたあきやさんはなぜゆとりさんにこの会をやるように言ったのだろうと考えた。

ただ事実として言えることは、ゆとりさんは最初抵抗していたのも関わらず、約3ヶ月強でこの会を開催して、実行してしまった。

しかも全然投げやりな形なんかじゃない。
(ゆとりさんはギリギリまでできなかったと言っていたけど、私にはすごいしっかりとした準備がされていると感じて、尊敬したし驚いた)

自分に置き換えて考えると、たとえあきやさんに直接促されたとしても、多分テーマを固めるだけで3ヶ月強を使ってしまうと思う。

実際にゆとりさんが行動して、この会が開催されたからこそ、みんな⚪︎⚪︎の会をしたならということが現実の延長のこととして考えが巡るんだなと思うと

0から1を生み出すのが苦手というゆとりさんだけど、これは充分な0→1なんじゃないかと思った。

私が、"イコ会"を開くとしたら…多分やっぱりテーマを決めるだけでも3ヶ月強使ってしまうとは思うけれど、
現実的にできることをこの目で見てしまったからには
本気でいつかは開く気持ちでその時の制服も会の内容も考えて生きていかなくてはと思った。


少なくともゆとり会に向けて考えた制服とこの会で考えたことがヒントになるだろうと思っている。



おしまい

いいなと思ったら応援しよう!

イコ
長期的な何かに還元したい🧧❤️‍🔥

この記事が参加している募集