過ぎたるは猶及ばざるが如し
日の入りが早くなり(厳密に言えば少しづつ遅くなってはいますが)本格的な冬がやってまいりました。もうすぐクリスマス♪
この季節になると思い出す事が二つあります。
今日はそのうちの一つ。
あーちゃん(息子)3歳の頃。
私の母の誕生日があり、大きなホールケーキ(9号サイズ。直径27センチ。12〜14人前)でお祝いした次の日。
まだ半分ほど冷蔵庫に残っていたのを見つけたあーちゃんは「食べたい」と言いました。
うん。もうすぐご飯だからやめようか。ご飯の後ならいいよ。
「あーちゃん、食べれるもん。1人で全部食べれるもん。」
いや、無理だろ。後にしようね。
「あーちゃん食べれるもん。1人で全部食べるもん。」
と、何度かやり取りしましたが一向に引く気配もなく。
・・・・よし。分かった。全部食べれるんだね?
絶対全部食えよ。
と、ホールケーキの半分丸ごと差し上げました♪
少し食べ進めた後、案の定「食べれない・・・」と言い出しましたが、私は拒否。
食べるって言ったんだから食べようか♪
結局食べきれず(当たり前ですが)泣いて、謝っておしまいです。
ただその時「欲張ると楽しくないよ」と伝えました。
大切なのは適量を知ること。
でも適量なんて最初からわかる訳がないのです。
目一杯を体験して初めて知るのではないかと思います。
食べることに限らず例えばゲーム時間も同じで、我が家は一切制限がありません。設けていた時期も一時ありましたが早々になくなりました。
これに関しては私自身がゲーム好きでアニメ好きで漫画好きで、親が真夜中までやっちゃってるのに子どもにだけ禁止するのは変だから制限を撤廃した部分もあります。
ただそれ以上に、子どもは大人が思うよりずっと考えて動ける生き物なんじゃないかな・・・と。
制限を設けない代わりに条件はただ一つ。
それ故に体調が悪くなるのは認めない。
どんだけやってもいい。自分で管理できる範囲であれば。
実際夜中までゲームした事も何回かありますが、あーちゃんは早々に「次の日しんどい」と理解してやらなくなりました。うん。賢い♪
先日「子どもがゲーム時間を守らない」と悩んでいる保護者の話をあーちゃんにしました所、
「飽きるまでやればやめるよ。大体ゲームなんてそんな何時間もできるもんじゃないんだから。気持ち悪くなるんだから!」と申しておりました。
経験者の声ですよ〜
過ぎたるは猶及ばざるが如し。そういう事です♪