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眠る空の詩

窓にカーテンを引いて夜空に布団を掛ける。
ぼくが眠る外側で星々はきらきらとささやき合って時折ちいさく笑っている。
共に過ごすことはできなくとも、星たちはぼくのことが好きで、ぼくも星たちのことが好きだ。
瞼の裏の、そのもっと裏、どこまでも広がる暗い空はどこかでぼくの心とつながっている。

眠りと夢が生む銀河の愛は美しいから、どうか目が覚めませんように。

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