何する→どうする→いつする、のフローで考えて書いていける手帳を考案中。「WHW手帳」を間もなく誕生させます。
Weekly手帳のベータ版を4ヶ月使って、コンセプトを確定しました。
マンダラートという優れた考えるツールを、30年間アナログ、デジタル両方で愛用してきた結論が、『9マスの外側に吹き出しを組み合わせる』という使い方が、極めて実際的で理に叶っていること。
考案者の小泉さんが提案されているのは、9マスから81マスへの展開で、アートディレクターらしい機能美です。しかし、大谷翔平さんが使ったように「目標をブレイクダウン(細分化)していくことには最適ですが、最初の9マスに取り出した言葉やテーマを吟味・検討するステップが9マス→81マスには欠けているのです。
9マスが箇条書きより優れているのは、頭の中の形になる前な情報が取り出せるからです。
脳科学者の茂木健一郎さんがいってらっしゃいます。「一度外に情報をに取り出してみないと、無意識や潜在しているものを捉えられない」
つまり、周辺の8マスに取り出された言葉や情報は、様々なレベルにあるのです。そのまま2次情報に展開できるレベルから、これはなんだ?どういうことなのか?と分析、深掘りしないとカタチにならないレベルまで多様なのです。アイデアとはそういうもので、顕在化しているモノと潜在のままのモノが玉石混交。
だからこそ、価値が高い宝物が散らばっている可能性豊かなのです。
ひとつひとつの言葉や情報をを引いて分析格闘していくフェーズか不可欠なのです。それが、シート上では、吹き出しスペースなのです。
(ちなみに、箇条書きは、書き出す時に重要順とか優先順とかの忖度が無意識に働いて、不確かなモノは取り出せない。また、書き出した下位のの事柄は、ほぼ無視されます)
コンセプト(1) 何をするかを書き出すのに、マンダラートの9マスを使う。
コンセプト(2)どうするかを展開するのに、吹き出しスペースを組み合わせる。
コンセプト(3) いつするかを視覚化するために、1週間のバーチカルを使う。
コンセプト(4) 日付け・曜日フリー。多くのダイアリー手帳がカレンダー機能で、時間を押し付けて不自由にしているので、、あくまで時間は何するどうするが決まってからの3番目の要素であることを明確にする。
コンセプト(5) リフィル形状で使用。綴じリングを外して、1枚のシートに書いていく気持ちよさを担保。
コンセプト(6) 紙質にこだわる。書籍用紙である「淡クリーム・キンマリ90kg」なら、文字のウラ抜けもなく、腰のある厚さで1枚毎にリングを外すときに扱いやすいのです。
というように、WeeklyのWHW手帳はほぼカタチができているので、それをMonthlyと yearlyを見開きページに展開するデザインを作れば良いのです。
(1) これからの1年、何するか→Yearly
1月スタートでも、4月スタートでも10月スタートでも自由ですが、さぁこれからの1年何しようか?と考えていく時、とりあえずの時間配分としては、3ヶ月ごとのくくりが使いやすい。
(この手帳には、コンセプトにあるように、日付け・曜日フリーなので、この手帳を手にした日から、1年が始まります)
そこで、1st(最初の3ヶ月) 2nd(次の3ヶ月) 3rd、4thと1ページを4等分スペースを確保しよう。
見開きの左ページにWhat・この1年何する→How・何をどうする。
右ページには、何するどうするが決まったコトをWhen・いつする、どれだけの時間を配分するを書くスペースを配置する。
ちなみにボクは、9月生まれなので新たな年齢が確定した翌月から、新たな1年として、10月〜12月が1stステージ、1〜3月が2ndステージ、4〜6月が3rdステージ、7〜9月が4thステージに設定しています。
さらに余談を書くと、お金の1年周期はボクには2つあって、個人事業主としては1〜12月。法人の代表としては4〜3月です。ただ、、お金を中心に生きているわけではないし、事業はあくまで便宜的なツールなので気にしないようにしています。
(2)MonthlyのWhenのデザインが悩みどころ。
通常のカレンダー配置の、一段が月曜日から日曜日配置のデザインを採用すると、5段の月や6段の月があってムダなスペースが生じる影響で、1日の書き込むスペースか小さい。
(以下、進行形).