定年後は、若者、馬鹿者、よそ者になりましょう。
立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんが
こうおっしゃっていました。
「世界を変えるのは、若者、馬鹿者、よそ者って
言うでしょ。賢い人は世界を変えないんですよ。
なんでかと言えば、バーナード・ショーと
いうおじさんがいるのですが。
賢い人は空気を読んじゃって、どうやれば良い子に
なれるか、瞬時にわかっちゃうから、
すぐにその世界に合わせてしまうから、世界が
変わらないんですよ。
でも、馬鹿者は空気を読めないので、
「おかしいですよ」と言い続ける。
次に若者は経験がないのでわからないので、
おかしいと言う。
よそから来た人もその社会がわからないので、
おかしいと言う。
だから、よそ者、若者、馬鹿者しか、世界を
変えないということは昔からずっと言われて
いるんですよ。だから絶対に行動です」と。
定年後は、自分の世界を変えませんか。
もう空気を読むことも、
賢い人でいることも意味はなくなりました。
若者の視点で、オールドルーキーになるか。
ノー天気にバカを追求するか。
ヒョイと、いままでの人生から余所者になるのも
面白いですよ。